4月18日の関西遠征、京阪のあとは同じくして今年3月で開業から100周年を迎えた阪急電鉄を訪れました。
さて、阪急でも開業100周年を記念して「阪急電鉄開業100周年ミュージアム号」が、発祥の路線である宝塚線で現在運転されています。今年2月に訪れた時は運用に就いていなかったため見ることができなかったのですが、この日は運用に就いていましたので、撮影してきました。
宝塚線6001Fに施された「阪急電鉄開業100周年ミュージアム号」 2010年4月18日 庄内で筆者撮影
この日は急行運用に就いていた「阪急電鉄開業100周年ミュージアム号」、6000系6001Fにラッピング装飾がなされました。
2010年4月18日 十三で筆者撮影
このようにマルーンの車体を意識したデザインに装飾されたミュージアム号、車内は阪急電鉄100年の歴史ポスターで統一されています。駅の今昔や車両の変遷・歴史年表によるその時代のトピックを掲出したものになっており、阪急電鉄100年の歴史を紹介するものになっています。
今年で開業から100周年を迎えた阪急電鉄、今から100年前にマルーンの電車で運転を開始しました。100年にも及ぶ歴史は、沿線に住宅地を、ターミナルにデパート、そして路線の終点に遊園地などの娯楽施設を作り、沿線に街を造る、私鉄のビジネスモデルを確立しました。また、創業当時から変わらないマルーンの外装は、阪急という伝統と格式のブランドにもなりました。100年の間で恐慌や大戦、そして大阪万博や阪神淡路大震災など幾多の大きなできごとを乗り越えて今日に至った阪急電鉄、次の100年に向かってこれからも、沿線地域とともに発展していくことに期待したいと思います。
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