ダイヤ改正で登場した武蔵野線の大宮直通列車「むさしの号」「しもうさ号」

先週の土曜日、12月4日にJR東日本ではダイヤ改正が行われました。東北新幹線新青森開業に伴うものですが、首都圏地域では武蔵野線から大宮に直通する列車が設定されたことが注目されます。この列車に乗車してきました。

京浜東北線E233系と並ぶ武蔵野線205系「しもうさ号」　2010年12月11日　大宮で筆者撮影

今回のダイヤ改正で設定された武蔵野線から大宮へ直通する列車、まずは府中本町及び中央線の八王子から大宮に設定された「むさしの号」です。

205系で運転される「むさしの号」　2010年12月11日　西国分寺で筆者撮影

「むさしの号」は、以前から八王子・府中本町から臨時列車扱いで115系でほぼ毎日運転（土・休日は「ホリデー快速むさしの号」として運転）されていましたが、今回のダイヤ改正から定期列車化され、合わせて武蔵野線の車両で運転されるようになり、また武蔵野線内は府中本町～北朝霞（八王子発着列車の場合は新小平～北朝霞）が各駅に停車するようになりました。

今回のダイヤ改正では、西船橋及び京葉線新習志野・海浜幕張から大宮へ直通する「しもうさ号」が新たに設定されました。

出発を待つ「しもうさ号」海浜幕張行き　2010年12月11日　大宮で筆者撮影

「しもうさ号」も武蔵浦和～西船橋の武蔵野線内は各駅に停車する定期列車になります。

武蔵野線に設定された「むさしの号」「しもうさ号」に乗車してきました。これら列車は、まだ朝・夜にそれぞれ3往復とまだ少ない本数ですが、本日見た限りでは多くの利用がありました。武蔵野線沿線から大宮乗り換えで東北・上越・長野新幹線へのアクセス列車として、また鉄道博物館へも便利な列車となる「むさしの号」「しもうさ号」、好評であれば今後増発も考えられ、それこそ昼間でも設定されることになるのかもしれません。いずれにしましても、今回のダイヤ改正で登場した武蔵野線から大宮に直通する「むさしの号」と「しもうさ号」、今後の発展に期待したいと思います。