西武多摩川線で運転を開始した四季のラッピング車両「冬」
JR中央線の武蔵境から是政を結ぶ西武多摩川線では本日より、沿線の小学生から募集し選ばれた沿線の四季の絵画のうち、「冬」をイメージした絵画でラッピングされた車両が運転を開始しました。武蔵境駅で出発式も行われた今日、この車両を見てきました。
沿線の小学生の絵画でラッピングされた西武多摩川線の新101系 253F 出発式に臨む 2010年12月23日 武蔵境で筆者撮影
西武多摩川線で運転を開始した四季のラッピング車両は、この路線に導入されることになった新101系に施されました。このように沿線の小学生から募集した季節ごとに因んだテーマの絵画でラッピングされ、今年3月に登場した「春」、6月に登場した「夏」、9月に登場した「秋」に続くバージョンが登場したことになり、春夏秋冬が揃いました。
今回もこの編成を撮影してみました。
2010年12月23日 多磨で筆者撮影
2010年12月23日 新小金井~多磨で筆者撮影
2010年12月23日 新小金井で筆者撮影
こうして、西武多摩川線で運転を開始したラッピング車両「冬」編成を見てきました。沿線の小学生から募集した絵画でラッピングされた車両、沿線地域で親しんでもらおうという取り組みになります。今年春から多摩川線に登場した四季のラッピング車両、春夏秋冬と揃ったことになりますがこの日、多摩川線ではこんな編成も運転されていました。
ノーラッピングの259F 2010年12月23日 新小金井~多磨で筆者撮影
白い車体の新101系ですが、この編成にはラッピングが施されていない編成です。今回冬編成になった253Fの代わりに「春」編成の247Fが本線に戻されたようです。西武鉄道からのリリースを見ますと、車内の床材に基準を満たしていないものが使われていた車両が新101系にも該当する車両があったようで、おそらく多摩川線にやってきた車両が該当し、改良のため戻されたと言われています。このため、ラッピングされていない白車体の259Fがしばらく使用されることになるのではないかと思われます。
1年かけて新101系に代替わりし、四季の絵画でラッピングされた車両で運転されるようになった西武多摩川線、沿線は武蔵野の面影が残る風景の中を走ります。都心から近いところにあるこの路線を訪れてみてはいかがでしょうか?
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