東武ファンフェスタ（2010）に行ってきました

今日は東武日光線南栗橋にあります車両基地で、毎年恒例のイベントとなった「東武ファンフェスタ」が開催されました。このイベントに行ってきました。

撮影会場で展示された東武鉄道の優等列車用車両　2010年12月5日　南栗橋車両基地「東武ファンフェスタ」会場で筆者撮影

今年は12月に入っての開催となりましたが、好天の中で行なわれた今年の東武ファンフェスタ、南栗橋駅から会場へ直通するシャトルバスに乗車して会場に入りました。

車内放送体験コーナーになっていた31413F

車内が休憩所として開放されていた11437F

これら車両の前を通り、東武鉄道を始めとして、西武・東急・小田急・JR東日本大宮支社・野岩鉄道・会津鉄道・わたらせ渓谷鉄道などのブースの前を通りまして、今回のイベントにおける車両撮影会会場になります。

撮影会会場で展示された車両

それぞれ撮影してみました。

増備が進む半蔵門線直通対応の50050系　51053F

「埼玉B級グルメ王決定戦」ヘッドマーク付きの50050系の隣には、8000系が2編成並べて展示されました。

オリジナルのスタイルが残る8000系　8111F

2両編成の8505F

2編成が展示された8000系、今回は2編成とも東上線配属編成が展示されました。特に8111Fは東武8000系で唯一残っているオリジナルスタイル車として注目を集めている編成で、今回のイベントの目玉としてわざわざ本線系統の南栗橋まで回送され展示されました。

展示された10080系　11480F

10000系も展示されましたが、この編成は1編成しか存在していない10080型と呼ばれる車両で、VVVF試作車として入線し、今ではVVVFは換装されましたが、10000系列唯一のVVVF車となっています。

その隣には優等車両が展示されましたが、まずはこの車両です。

かつての急行「りょうもう」号に使用されていた1800系

かつては、浅草から館林・太田・桐生・赤城方面に向けて運転されていた、急行「りょうもう」号に使用されていた1800系が展示されました。今ではこの編成だけになった1800系、団体列車や派動輸送の臨時列車などに起用され注目を集めています。

1800系から改造された日光方面への特急に使用されている300系

1800系のうち、一部の車両が300・350系に改造されました。浅草から日光・鬼怒川方面の特急「きりふり」「ゆのさと」に使用される車両ですが、この車両は今年春から夏にかけて、現在業平橋駅前に建設中の東京スカイツリーとタイアップした「スカイツリートレイン」として運転されていました。その時のヘッドマークで展示されました。

「埼玉B級グルメ王決定戦」ヘッドマークをつけて展示された100系「スペーシア」

「伊勢崎線全通100周年」ヘッドマークを付けて展示された200系「りょうもう」

現在の東武鉄道の看板列車である100系「スペーシア」と200系「りょうもう」、両車両もヘッドマークを付けて展示されました。

さて、撮影中に展示されていた車両の方向幕などが変えられました。

方向幕が変えられた8000系

「通勤急行　成増」表示になった8505F

「特急　池袋－小川町」表示になった8111F

さらに変えられた「通勤急行　和光市」表示になった8505F

サボ表示で「準急　浅草」になった8111F

この他にも変化がありました。

「区間急行　伊勢崎」表示になった11480F

「ビジネスライナー　りょうもう」表示になった1800系

自分が参加した撮影会では、このように変化しました。この撮影会は11:00～12:30までは車両から離れての撮影で、それ以降は車両に近づいての撮影タイムになりました。

運転台見学・休憩所になっていた31410F

このあとは、工場内に入ります。

入場線に停車中の6050系　61103F

入場中の50050系　51061

出場線に停車中の50050系　50061

ドア操作体験に使用された10000系　12259

こうして、今年も「東武ファンフェスタ」は盛大に開催されました。好天に恵まれ多くの人が南栗橋に足を運びました。展示車両も1編成だけになってしまった8000系オリジナルスタイル車や1800系など、希少になった車両が展示された充実した内容でした。また来年以降も、盛大な内容での開催を期待してみたいと思います。

画像はすべて　2010年12月5日　南栗橋車両基地「東武ファンフェスタ」会場で筆者撮影