東京メトロ スマイルフェスタ2010 車両基地イベント in AYASEに行ってきました

好天に恵まれた今日は、東京メトロ千代田線の車両基地である綾瀬車両基地で「東京メトロ　スマイルフェスタ」イベントが開催されました。このイベントに行ってきました。

工場内において車体吊り上げ実演に使用された6120　2010年11月28日　綾瀬車両基地　東京メトロ　スマイルフェスタ2010会場で筆者撮影

本日イベントが開催された綾瀬車両基地は、千代田線の車両の車両基地として工場と検車区があります。この工場では千代田線のほか有楽町線・副都心線・南北線の車両の検査も受け持っています。

今回のイベント会場の最寄り駅となる北綾瀬で下車しますと、すでに駅前から会場入り口まで長蛇の列ができていました。並んで入ることができたイベント会場、工場内では車体吊り上げ実演や各種イベントが開催されました。そして工場内を過ぎて、こども向けの制服撮影会会場の隣には、この車両が展示されました。

綾瀬車両基地で保存されている3000系

綾瀬車両基地内に保存されている3000系が展示されました。この車両はかつて日比谷線で活躍し、引退後長野電鉄に譲渡されましたが、長野でも廃車となって再び東京メトロに戻り、この地で自走可能なまでに整備され保存されています。今回は車内も公開していました。

3000系は時間帯で方向幕が変えられた

3000系の前を過ぎて、今度は車両撮影会の会場に向かいます。その途中から留置中の車両が撮影できました。

留置中の車両

この場所では千代田線用の6000系とともに、乗り入れてきた小田急4000形も停車していました。そして、撮影会会場に入りました。

撮影会会場で展示された車両

今回は千代田線で運転されている車両を並べた撮影会となっていました。

今もなお千代田線で活躍している6000系

千代田線の顔として今日も活躍している6000系です。撮影会会場では二次試作車であるとともにトップナンバー編成である6101Fが展示されました。

千代田線で活躍している06系

この車両は06系と呼ばれる車両になります。千代田線用車両ではありますが、この形式は1編成しか製造されずその後増備はされませんでしたので、現在でも見かけるのは難しい車両になります。

06系に隣には、今月デビューしたニューフェイスが展示されました。

今月より営業運転を開始した千代田線用新型車両16000系

長きにわたり千代田線の主力車両として活躍してきた6000系の置き換え用として、この路線に今月より営業運転を開始した新型車両16000系が展示されました。撮影会会場で展示された16101Fにはヘッドマークがついていました。

16101Fにつけられていたヘッドマーク

今月よりデビューした16000系、イベント会場内ではもう1編成休憩用車両として車内が開放されていました。

休憩用車両として開放されていた16103F

休憩用車両になっていた16103Fの車内に入りましたが、内装はブルーをベースに、副都心線用10000系から受け継がれたものになっており、座席は10000系のものからは改良されていました。

イベント会場内では、スタンプラリーや東京メトロに限らず鉄道各社のグッズ販売なども行われたようでしたが、今日は大変多くの人が訪れ、スタンプラリーでも1か所を押すのに相当並んでいたという状況がありました。それだけ多くの人が綾瀬車両基地に訪れました。

こうして、東京メトロのスマイルフェスタに参加してきました。普段なかなかお目にかかれない工場内の様子や、車両の撮影などで多くの人が集まりました。東京メトロでは今後もこのようなイベントを毎年実施していくのでしょうか？それはまた楽しみではないかと思います。

画像はすべて2010年11月28日　綾瀬車両基地　東京メトロ　スマイルフェスタ2010会場で筆者撮影