« 江ノ電全線開通100周年記念リバイバルカラー列車運転 | トップページ | 名鉄「大人の社会見学in舞木検査場」ツアーに参加しました »

2010.11.13

秩父鉄道創立111周年記念「秋フェス」に行ってきました

秋も深まってきた今日は、秩父鉄道の三峰口駅にて「秋フェス」と名付けられたイベントが開催されました。このイベントに行ってきました。

Img_6987
秋フェスで展示された カナリアイエローが再現された1000系1012F 2010年11月13日 三峰口駅 「秋フェス」イベント会場で筆者撮影

昨年、創立110周年を記念してこの時期に三峰口駅にてイベントを開催した秩父鉄道、今年もこの時期に三峰口で「秋フェス」として開催されました。

今回のイベント開催に合わせて、今回も1000系にヘッドマークが付きました。

Img_6989
ヘッドマークを付けた1001F

Img_6984
1001Fのヘッドマーク

Img_6993
ヘッドマークを付けた1009F

Img_7022
1009Fのヘッドマーク

旧国鉄101系の譲受車である1000系、その中でも旧国電カラーになっている「スカイブルー」の1001Fと「ウグイス」の1009Fにヘッドマークが付きました。

Img_6996
ヘッドマークを付けた1000系が並ぶ

ヘッドマークを付けた2本の1000系はイベント開催時間中、並んで展示されていた時間帯がありました。

旧国電カラーになっているもう1編成「カナリアイエロー」の1012Fにもヘッドマークが付きました。

Img_6998
ヘッドマークを付けた1012F

Img_7003
1012Fのヘッドマーク

カナリアイエローが再現されている1012Fですが、この編成は来月に7500系の第2編成導入に伴い引退することになりました。これを記念したヘッドマークであったとともに、本日はイベント開催に合わせて熊谷~三峰口を1往復臨時急行(急行料金は不要)として運転されました。車内には秩父鉄道を走る車両の写真が掲出され、三峰口到着後折り返しまでの間、休憩車両として車内が開放されていました。

イベント会場では、本日のイベント開催を記念した記念きっぷ類の発売や、会場内でスタンプラリーやタブレット体験、秩父鉄道グッズ・沿線地域の名産品販売があり、メインステージでは秩父屋台囃子の演奏や立川真司さんの「鉄道漫談」などが開催されました。

さて、秩父鉄道は「パレオエクスプレス」という名称でSL列車を運転していることで知られています。本日も運転されました。

Img_7004
三峰口に到着するSL「パレオエクスプレス」

Img_7013
到着後整備を行っている牽引機C58 363

Img_7014
整備中のSLの脇を通過して入換を行うデキ505

Img_7019
整備後、転車台で方向転換を行い入換中のC58 363

人気のSL「パレオエクスプレス」、本日は牽引機であるC58 363にヘッドマークを付け、新型門鉄デフを搭載し、ナンバープレートは形式の記載がない原型プレートを装備していました。また編成もSLすぐ後ろに茶色塗装になった電気機関車デキ505が連結されていたという蒸電運転という編成でした。

三峰口駅イベント会場は、14:03発の熊谷行きSL「パレオエクスプレス」で後にしました。本日も盛況だった「パレオエクスプレス」、途中の長瀞で下車して、ここで先行する各停に乗車、寄居で下車してここで再びSL「パレオエクスプレス」を撮影しました。

Img_7029
2010年11月13日 寄居で筆者撮影

こうして盛大に開催された秩父鉄道の「秋フェス」に行ってきました。
今回の目玉はSLとELの蒸電運転で、イベント会場にも沿線にも多くの人が訪れました。秩父鉄道のSLは今年の運転は来月3日の「秩父夜祭り」に合わせた特別運転で最後になり、来年春までしばしの休息になります。また1012Fの引退が近づいてきたいうことでも注目されたかと思います。

三峰口で開催された「秋フェス」、このイベントは今後毎年山が色づくこの時期恒例のイベントして継続して開催されるのでしょうか?ぜひとも来年も期待してみたいと思います。


画像は特記以外 2011年11月13日 三峰口駅「秋フェス」会場で筆者撮影

|

« 江ノ電全線開通100周年記念リバイバルカラー列車運転 | トップページ | 名鉄「大人の社会見学in舞木検査場」ツアーに参加しました »

イベント」カテゴリの記事

シリーズ秩父鉄道」カテゴリの記事

コメント

1012Fも引退ですか・・・
カナリアイエローが再現されているとはいえ、老朽化という壁は乗り越えないですね。
私の友人が熊谷~三峰口を1往復臨時急行に乗りましたが、なんだかさみしいといってました。
残りの編成も無事に運用を終えてほしいですね。

投稿: take | 2010.11.14 23:28

takeさん、コメントをありがとうございます。

今年も秋に三峰口で開催された秩父鉄道のイベント、目玉は新門デフ・原型ナンバープレート装備のC58 363と電気機関車デキ505による蒸電運転でしたが、1000系1012Fの臨時急行も話題の一つでした。やはり寄る年波には勝てないようで、この編成は間もなく引退とのことですが、一方でこのイベントで展示されたスカイブルーの1001Fは床下がきれいであったことから、最近検査から出場したようで、まだ使用されるようです。いずれにしましても、世代交代が始まったことを認識させられます。

(タイプミスのご指摘ありがとうございました。本文を訂正しましたので、お知らせいたします。)

投稿: Kaz-T | 2010.11.15 00:09

この記事へのコメントは終了しました。

« 江ノ電全線開通100周年記念リバイバルカラー列車運転 | トップページ | 名鉄「大人の社会見学in舞木検査場」ツアーに参加しました »