置き換え進む 小田急5000形
今日は久々に小田急を撮影してみることにしました。
さて小田急電鉄においては、これまで活躍してきた通勤車である5000形が急速に姿を消しています。そこで、今日は数を減らしてきた5000形を撮影してみました。
数を減らしている小田急5000形 5065F 2010年10月23日 経堂で筆者撮影(後追い)
小田急5000形は、前面は2個の前照灯が貫通路上についたいわゆる「小田急顔」のスタイルをしており、形態から狭義の5000形と5200形に分別されます。5000形は1969年に登場した4両編成、5200形は1978年に登場した6両編成で、5000形は側窓が2段窓、5200形は1段下降窓になっているという違いがあります。小田急では近年3000形や4000形といった新型車が登場していることから、5000形は急速に姿を消しています。これまであまり注目していなかったのですが、各情報で廃車が進行しているということから本日出向いてみました。
5000形の運用は、新宿口では急行や快速急行といった列車で見ることができます。待ってみてまず先の画像の快速急行藤沢行きに3000形と併結した運用を経堂で目撃したとともに、この間で新宿行きの急行で5000形がやってきましたので、その折り返しを撮影するために場所を和泉多摩川へ移動して、ここで撮影してみました。
急行小田原行きでやってきた5200形 5268F 2010年10月23日 和泉多摩川で筆者撮影
この列車の新宿方の4両は5000形 5064F 2010年10月23日 和泉多摩川で筆者撮影
5200形を先頭にした急行が撮影できました。またこの列車の新宿方は5000形で、5200+5000という編成を見ることができました。かつてはごく当たり前の編成でしたが、今ではもうお目にかかる機会は激減していると言われています。
このあとは、1枚目の画像の快速急行が再び新宿行きとして戻ってくる時刻が近づいてきましたので、新百合ヶ丘に移動しました。
快速急行新宿行きでやってきた5000形 5065F 2010年10月23日 新百合ヶ丘で筆者撮影
今度は3000形を従えて先頭に立つ5000形を撮影できました。
こうして小田急で置き換えが進んでいる5000形を撮影しました。新百合ヶ丘までの午前中の移動で見かけた5000形はこれだけという状況で、5200形+5000形という編成は見ることができたものの、ここまで数を減らしてしまったことを思い知らされたとともに、8000形を含めましても白の車体に青の帯という鋼製車も、気がついてみたらあまり見掛けなかったように思います。それだけ3000形や4000形が増え1000形・2000形と合わせて小田急通勤車のステンレス車化が進んだことを思い知らされました。
おなじみだった「小田急顔」が今も残る5000形、数を減らして見かけるのは困難な状況になり始めました。なお5000形は、来週海老名で開催される恒例のイベント「ファミリー鉄道展」で展示されるようです。通勤通学輸送に活躍したこの一族、今一度注目してみてはいかがでしょうか?
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