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2010.10.24

富士急のヘッドマークつき列車 2010秋

今日は富士急の毎年恒例になったイベント「富士急電車まつり」に行ってきました。今回も富士急に乗車したのですが、1000系にヘッドマークを付けた列車が運転されていました。

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「全国登山鉄道‰(パーミル)会」ヘッドマークを付けた1000系 1206F 2010年10月24日 都留文科大学前で筆者撮影

ヘッドマークが各種登場していた富士急線、まずは1206Fにつけられた「全国登山鉄道‰(パーミル)会」のヘッドマークになります。

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「全国登山鉄道‰(パーミル)会」ヘッドマークを付けた 1206F 2010年10月24日 河口湖で筆者撮影

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ヘッドマークのアップ

1206Fにつけられていたヘッドマークに記載されている「全国登山鉄道‰(パーミル)会」とは、全国の私鉄のうち観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している鉄道会社(ケーブルカーは除く)が手を結んで山岳路線の魅力を伝える活動を行っています。関東では富士急のほか箱根登山鉄道と大井川鉄道、関西では南海電鉄・神戸電鉄と叡山電鉄が参加しています。
いずれもそうそうたる山岳路線を有する私鉄ですが、富士急も最急勾配40‰(これは水平に1000m進むと40m昇ることを表します。)があり、富士山に近い鉄道ということで加入しています。この6社で共同のキャンペーンも行われているようで、本日の電車まつりイベントには加入社から箱根登山鉄道も出店していました。

ヘッドマークは、もう1種類この編成につけられていました。

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河口湖線60周年のヘッドマークを付けた1001F リバイバルカラー昭和20年代編成 2010年10月24日 河口湖で筆者撮影

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ヘッドマークのアップ

もう1種類は、昨年の富士急線開業80周年を記念して昭和20年代の外装が再現された1001Fに、河口湖線60周年のヘッドマークが付きました。
現在の富士急線のうち、富士吉田~河口湖は河口湖線を呼ばれ1950年に開業しました。それから今年で60周年を迎えるということで、記念入場券の発売が行われていましたが、合わせて河口湖線開業時の外装が再現されている1001Fにこのようなヘッドマークを付けて、河口湖線開業60周年ギャラリートレインとして車内には河口湖線開業時の様子の写真を掲出して運転されています。

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2010年10月24日 東桂で筆者撮影

今日は「電車まつり」イベントが開催されましたが、合わせてこれらヘッドマークを付けた編成も運転されていました。イベントだけではなく、通常運行の列車でも楽しめた今年秋の富士急であったかと思います。

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