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2010.09.04

置き換え進む 西武多摩川線の101系低運転台車

9月に入って暑い日となりました今日は、私の住む所から比較的近い西武多摩川線を訪れてみました。この路線で置き換えが進み、いよいよ終焉が近づいてきた101系低運転台車を撮影してきました。

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運用に入っていた多摩川線101系 223F 2010年9月4日 武蔵境で筆者撮影

西武鉄道でも離れ小島の路線である多摩川線では、これまで本線系統では姿を消した101系低運転台車がワンマン化されて運転されてきました。しかし、今年に入りまして、本線からワンマン改造及び更新が行われた新101系が四季のラッピング車両としてすでに運転が開始されており、すでに「春」「夏」編成が運転中です。そして先週の土曜日に新宿線の南入曽車両基地で開催された「電車夏まつり」では、「秋」編成になると思われるリニューアルされた新101系が展示されていましたので、さらに置き換えが進むことになります。多摩川線は4編成所属の3編成で運用されていますので、「秋」編成が入線しますと従来の低運転台101系は、運用に入る機会が減ることになります。そこで、まだ秋」編成がやってこないうちに運用に入っている低運転台101系を撮影することとしました。

今日は223Fが運用に就いていました。

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2010年9月4日 新小金井で筆者撮影

今日の多摩川線は低運転台の101系はこの223Fのみで、あとは新101系2本「春」「夏」編成で運転されていました。

さて車両基地のある白糸台に着くと、もう1編成の低運転台車が留置中でした。

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留置中の221F 2010年9月4日 白糸台で筆者撮影

白糸台に停車していたもう1編成の221F、しかし見てみますと連結器が自動連結器に交換されています。駅ホームから留置中の姿を見てみますと、もう荷札がついていた状態で、明日にも多摩川線からJR線を経由して小手指へ回送されるようです。と、言うことはこの編成に代わる新101系がまたやってくるということで、その編成が運用に入れば、最後の1編成となる低運転台の101系は運用に入る機会が減ってしまうということになります。なんとか間に合ったという状況でした。

こうして置き換えが進む、西武多摩川線の低運転台101系を撮影してきました。本線系統では姿を消したスタイルの車両がいまだ健在であった多摩川線にも、世代交代が訪れています。武蔵野の地で親しまれた西武101系低運転台車、ぜひ最後の姿となるであろうその姿をご覧に、武蔵境から是政へ訪れてみてはいかがでしょうか?

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