「ベージュ」消滅！ 京王井の頭線レインボーカラー

この夏もあちらこちらに出向いていますが、一方で私の地元地域を走る京王電鉄において動きがありましたので、記事とします。まずは井の頭線からです。

井の頭線では、先日1000系1006Fが検査から出場しました。

検査から出場して運用に復帰した1006F　2枚とも2010年8月24日　渋谷で筆者撮影

検査から出場した1006Fですが、この編成は「ベージュ」色の前面でしたが、今回の検査により昨年度入線した1027F・1034F及び今年春に検査出場した1013Fと同様に「オレンジベージュ」に変更となりました。これにより井の頭線「レインボーカラー」の一色であった「ベージュ」が消滅したことになります。

井の頭線「レインボーカラー」のベージュは、1964年12月に入線した3000系3006Fで登場しました。以降、1967年入線の3013F、1983年から1984年にかけて入線した3020F・3027Fにも採用され、1000系でも1997年に導入された1006F、2004年に導入された1013Fにも継承されました。その後2009年に入線した1027Fでは「オレンジベージュ」になり、1034Fでも同様の前面になったばかりでなく、今年4月に1013Fが「オレンジベージュ」になって今回1006Fも「オレンジベージュ」になりました。約46年の長きにわたり井の頭線のレインボーカラーの１つであった「ベージュ」は消滅しました。

確かに「ベージュ」は地味な部分があったかと思われたのでしょうか？新カラー「オレンジベージュ」になった1006F、先にこの色になった1013Fとともにこれからも井の頭線でこの姿で活躍していくことになるのでしょう。

「ベージュ」時代の1006F　2009年11月2日　高井戸で筆者撮影

3000系オリジナル前面の「ベージュ」　3013F　2004年2月27日　高井戸で筆者撮影

3000系「ベージュ」の3027F　この編成は最後まで「ベージュ」で走り続けた　2009年11月2日　高井戸で筆者撮影

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