近鉄特急の新「Ace」 22600系
近鉄では、昨年より特急車として22600系「Ace」が導入され運転が開始されています。この車両にも出会うことができました。
近鉄特急の新型車両 22600系「Ace」 2010年8月8日 近鉄奈良で筆者撮影
広大な路線網を持つ近鉄は、特急列車でネットワークが形成されています。その中でも特に途中駅に停車する乙特急ではそれまで使用されてきた車両が老朽化してきていることから、その置き換え用として22600系が登場しました。愛称は「Ace」です。
22600系は、外観は22000系「ACE」がベースになっていますが、車内設備が改良されており、走行性能も向上しています。4両編成と2両編成があり、他系列との併結運転も行われています。
2010年8月9日 新大宮で筆者撮影
2010年8月9日 上鳥羽口で筆者撮影
昨年から導入が始まった22600系、まだ少数ですが今後増備が続けられることになっています。そしてこの車両は今年の鉄道友の会「ローレル賞」を受賞しました。
さて、近鉄の広大な路線網において、大阪阿部野橋から吉野へ向かう南大阪線・吉野線という路線があります。この系統は大阪線などの本線が線路幅1435mmとなっているところ線路幅1067mmの路線になっており、南大阪・吉野線でも特急が運転されており、途中の橿原神宮前で京都からやってきた特急と連絡しています。この路線の特急車でも、同形態の16600系が登場しています。
同じ車体でも、この車両は南大阪・吉野線系統の特急車となる16600系 2010年8月9日 橿原神宮前で筆者撮影
南大阪・吉野線系統の特急についても古い車両が増えてきていることから、新型車が登場しています。
近鉄特急の新たなラインナップに加わった22600系、南大阪・吉野線系統では16600系、「Ace」の愛称がつきました。近鉄特急のエースとしてこれからの活躍に期待したいところです。
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