終焉を迎える 253系「成田エクスプレス」
今年もまもなく折り返しが近づいてきましたが、この車両も間もなく終焉を迎えます。首都圏から成田空港を結ぶ特急列車「成田エクスプレス」で活躍してきた253系です。
終焉が近づく「成田エクスプレス」253系 2010年6月22日 恵比寿で筆者撮影
今年もまもなく折り返しが近づいてきましたが、この車両も間もなく終焉を迎えます。首都圏から成田空港を結ぶ特急列車「成田エクスプレス」で活躍してきた253系です。
終焉が近づく「成田エクスプレス」253系 2010年6月22日 恵比寿で筆者撮影
本日の運転をもって、運行を終了した車両があります。中央快速線で残っていた201系のH4編成です。この編成のさよなら運転が団体列車扱いで4月から運転されていましたが、ついにラストランとなり「さよなら中央線201系H4編成 ラストラン 山梨そして信州」ということで、豊田から松本まで片道運転の団体列車として10両編成で運転されました。
201系H4編成最後の走りを撮ろうと、沿線各所や各駅には大勢の人が集まりました。私は走行シーンはあきらめ停車している姿を撮影することにしまして、停車時間があった塩山で撮影することにしました。
本日で運行を終了した中央線201系H4編成 2010年6月20日 塩山で筆者撮影
団体専用列車として運転され、また通勤型車両による豊田→松本の長丁場になることから途中で停車時間がある駅があり、塩山では20分停車してこの間でトイレ休憩も兼ねた撮影タイムとなっていました。この場所にも多くの人が集まり、最後のH4編成を撮影していました。
そして、この列車は出発時刻となりました。出発時の後追いで撮影してみました。
2010年6月20日 塩山で筆者撮影
この画像を撮影後、走り去っていくH4編成を見届けました。
本日片道運転となった201系H4編成、松本到着後は回送となって篠ノ井線経由で長野に向かい、長野総合車両センターに取り込まれました。しばらくしますと廃車・解体作業が始まることでしょう。本日の運行はラストランであるとともに、もう戻ることのないまさに旅立ちという運転になります。
中央線から201系が1編成引退しました。残るはH7編成1本だけになります。今日はこの編成は午前中で運用に就いていた姿を見かけましたが、H7編成についてもJR東日本八王子支社オフィシャルサイトによりますと、来月より団体列車扱いによる臨時列車が各種運転され、10月17日に今回のH4編成と同様に豊田から松本に向けてラストランが行われることになっています。
長きにわたり親しまれた中央快速線の201系、いよいよ最後の時が近づいてきました。これまで活躍してきたH4編成には労いを、そして最後の201系となったH7編成については有終を飾ってくれることを願うのみです。
昨日は、午後から京急大師線を訪れました。引退目前になった旧1000形がヘッドマークを付けて運転されているということで、撮影してきました。
引退記念のヘッドマークを付けて大師線の運用に就く1305F 2010年6月12日 京急川崎で筆者撮影
付けられたヘッドマーク
今日は暑い日となりましたが、JR中央線の武蔵境から是政を結ぶ西武多摩川線では、本日より沿線の小学生から募集し選ばれた、沿線の四季の絵画のうち「夏」をイメージした絵画でラッピングされた車両が運転を開始しました。この車両を見てきました。
沿線の小学生の絵画でラッピングされた西武多摩川線の新101系 249F 2010年6月12日 多磨で筆者撮影
京王線に残った6000系を撮影した後は、今回もこの路線に行ってきました。東府中から府中競馬正門前を結ぶ競馬場線です。
今年3月のダイヤ修正により、土休日ダイヤで都営新宿線車両が折り返し運用に入ることになった競馬場線、密かに注目を集めています。東府中に行ってみますと、今日はこんな編成が競馬場線の運用に就いていました。
今日は10-350Fが運用に就いていた京王競馬場線 2010年6月12日 京王線 東府中で筆者撮影
今日は朝から活動していました。まずは京王線で最後の活躍をしている6000系です。
今年3月にダイヤ修正が実施され、また今年度までに全車VVVF車・バリアフリー化などの施策により6000系は姿を消していき、基本編成となる8両編成は1編成6017Fのみとなりました。朝から出向いた結果、この編成が運用に就いていた姿を見ることができました。
運用に就いていた6017F 2010年6月12日 つつじヶ丘で筆者撮影
新宿方には6412F 2010年6月12日 つつじヶ丘で筆者撮影
最後の8両編成の6000系となった6017F、今日は新宿方に2両編成6412Fを連結した10両編成で、朝の急行運用に就いていました。急行高幡不動行きで運転されていましたので、この編成はこの列車で入庫になったと思われます。
貴重になった6000系、もう1編成運用に就いていました。
9000系の新宿方に連結して準特急の運用に就く6411F 2010年6月12日 多磨霊園で筆者撮影
もう1本は2両編成の6411Fで、9000系8両編成の9001Fの新宿方に連結して準特急の運用に就いていました。
残りがわずかになった6000系、京王では今年3月よりまずは相模原線でATCの導入が始まりましたが、6000系にはATCは搭載されていませんので、相模原線橋本方面には入らないとともに、運用が限られ特に6017Fについては朝時間帯のみの運用であることが多いようです。
今もなお残る京王6000系、いつまでその姿を見せてくれるのか、いましばらくは動向に注目しなければならないようです。
今年も季節は6月になり、梅雨の時期になりました。
さて、この時期に見ごろを迎える花と言いますと「あじさい」が思い浮かべます。今年も沿線に植えられた「あじさい」が見ごろになった京王井の頭線、特に東松原駅ホームから見ることができるあじさいはライトアップが例年行われ、今年も今週から開始されたとのことです。そして井の頭線では、今年も「東松原駅 あじさいライトアップ」のヘッドマークが登場しました。
今年も「東松原駅 あじさいライトアップ」ヘッドマークが1028Fに付けられた(右) 今年3月まで増備が続きラストンバー編成となった1034Fと並ぶ 2010年6月10日 吉祥寺で筆者撮影
今年もこのニュースが発表されました。
毎年、前年に営業運転を開始した車両に贈られる「鉄道友の会」が主催している、「ブルーリボン賞」「ローレル賞」が発表されました。
6月に入って最初の日曜日となった今日は、都電荒川線の荒川車庫でイベントが開催されました。この時期恒例の「路面電車の日」イベントになります。今回2年ぶり参加してきました。
展示された、阪堺電車カラーになった7511(左)と、保存車6086 2010年6月6日 都電荒川車庫路面電車の日イベント会場で筆者撮影