引退へ 京急旧1000形
昨日は、午後から京急大師線を訪れました。引退目前になった旧1000形がヘッドマークを付けて運転されているということで、撮影してきました。

引退記念のヘッドマークを付けて大師線の運用に就く1305F 2010年6月12日 京急川崎で筆者撮影

付けられたヘッドマーク
京急旧1000形は1960年にデビューし、一時期は京急で最大勢力を誇り、快速特急や都営浅草線・京成線に直通する特急・急行から普通列車にまで幅広く活躍した、京急の一時代を代表する車両でした。新1000形の増備により急速に数を減らしてきました。そして先月30日に開催されたイベント「京急ファミリー鉄道フェスタ」において、引退記念セレモニーが行われました。大師線運用に就いていた1305Fには、このイベント会場でお披露目された引退記念ヘッドマークを付けて運転されていました。

2010年6月12日 小島新田で筆者撮影
このあと走行している姿を撮影するため、鈴木町で下車しました。

2010年6月12日 鈴木町で筆者撮影
この日は午後に大師線を訪れたことから、名所である港町のカーブは逆光という条件になってしまいますので、光線状態がよさそうな鈴木町で撮影しました。
かつては本線で大活躍した旧1000形、京浜工業地帯を進む大師線でヘッドマークを付けて運転している姿を撮影することができました。
さて、京急川崎に戻り本線の品川方面に乗車しようとホームに入ってみますと、品川方にある引上線に、この日も本線普通の運用に就いていた旧1000形が停車していました。

引上線に停車していた本線普通運用に就いていた1345F 2010年6月12日 京急川崎で筆者撮影
旧1000形が引上線に停車中ということで、多くの人がホーム端に集まっていました。種別が「急行」と表示されていますが、これは乗務員さんのファンサービスのようで、ホーム入線時には「普通」に変わりました。

ホームに進入する1345F 2010年6月12日 京急川崎で筆者撮影

2010年6月12日 京急川崎で筆者撮影
大師線だけでなく、本線普通の運用に就いていた旧1000形にも出会うことができました。
登場から50年、快速特急から普通にまで幅広く活躍した旧1000形、この雄姿に出会うことができるのも残りわずかとなってきたようです。どうか最後の日まで無事に走り抜けてほしいと願わずにはいられません。
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コメント
とうとう京急1000系が引退ですか…
もしかする以前にも同じことをコメントしたかもしれませんが…
1975年3月号の鉄道ピクトリアルの表紙が京急1000系が12両編成を開始した写真でした!
鉄道ピクトリアルの特集は西武鉄道でした。
現在も大切にしています。
房総からDC急行がなくなる。
紀勢線を走るDE10のみかん貨物列車。
一昨年の朝ラッシュ時に1000系の快特12両編成を見て、まだ頑張っているんだ…思っていました。
能見台と金沢文庫の間で私の運転するバイクが1000系を追い抜いた高校のときが懐かしいです!
投稿: 準急豊島園 | 2010.06.14 12:08
準急豊島園さん、コメントをありがとうございます。
長きにわたり活躍した京急旧1000形、いよいよ引退のときになりました。
準急豊島園さんが以前コメントされましたとおりで、12両編成運転は、通勤通学輸送に活躍したこの車両の最盛期の姿であると思います。
それだけ思い出も多いようですが、大師線ではこのようにヘッドマークを付けて運転されていますので、最後の活躍をしている姿に会いに行かれてはいかがかと思います。
投稿: Kaz-T | 2010.06.14 23:24
とうとう引退ですか
「赤い電車」というよりも
端正な前面デザインと側面の片扉と窓の配置バランスが好きでした。
関西にいたときから
この車両の12両編成の快特は憧れでした
ある意味
京急のコダワリが全て凝縮された車両だと思いますし
本当に「名車」ですよね
時間を見つけて
お別れに行ってきます
投稿: がいや | 2010.06.15 15:49
がいやさん、コメントをありがとうございます。
京急を代表する車両だった旧1000形、最後の時が近づいてきました。
赤い車体はともかく、丸みを帯びた前面、大きな側窓、そして片開きドア、確かにそれらのバランスがとれたスタイルが長きにわたり京急で親しまれた顔になったと思われます。それは京急のこだわりであったことに異論はないかと思います。
あとどれだけ運行されているのかはわかりませんが、一度ご覧になられては良いかと思います。
投稿: Kaz-T | 2010.06.16 01:17
片開きドアとシールドビーム一灯は京急副社長のこだわりだそうです。車両メーカーの東急と川重は京急からの値下げ要求 に対して両開きドアの導入を推奨した話があります。もし、京急がその提案を受け入れたら、片開きドアは両開きに改造したことでしょう。
隠れたこだわりとして、増備のたびに電装品をマイナーチェンジしていたことがあります。しかしながら、車両番号はおかまいなく追番でした。近鉄とかJR西日本だと番号がややこしくなりそう…、そう考えると面白いものがあります。
そうそう、行き先と種別が字幕式のままです。これこそ、京急伝統のこだわりです。個人的に、字幕式は走行中でも見易いから好きです。
投稿: 老鉄 | 2010.06.16 18:54
老鉄さん、コメントをありがとうございます。
京急旧1000形、まもなく引退を迎えます。この車両のデザインを語る上で、前面のシールドビーム1灯や片開きドアという仕様は、製造された時代を考えれば京急のこだわりということに異論はないかと思います。その一方で車号は追番で、それこそ先頭車なのか中間車なのか分からなくなっていたというのも、この系列の特徴であったかと思います。
方向幕ですが、京急でもフルカラーLEDによる表示器あ出現しています。ある意味京急のこだわりが詰められた旧1000形の引退は確かに惜しいものがあるかと思います。
投稿: Kaz-T | 2010.06.17 01:59