秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ」（2010）に行ってきました

今日は恒例となった、埼玉県北部を東西に横断し東武伊勢崎線の羽生からJR高崎線の熊谷を経由し秩父・三峰口を結ぶ秩父鉄道の広瀬川原車両基地で一般公開のイベント「わくわく鉄道フェスタ」が開催されました。このイベントに行ってきました。

会場で展示された電気機関車　2010年5月15日　広瀬川原車両基地「わくわく鉄道フェスタ」会場で筆者撮影

秩父鉄道の広瀬川原車両基地のイベントは2005年から始まりで今回で６回目になります。広瀬川原車両基地は、秩父鉄道線のひろせ野鳥の森駅と大麻生駅の間にありますが、このイベント当日に限りこの車両基地内に臨時駅として「広瀬川原」駅が開設され、この駅までの臨時直通列車が運転されます。

さて、今日は午前中都内で用事があり昼過ぎに出発、熊谷14:00発の三峰口行きで会場最寄り駅のひろせ野鳥の森に向かいます。閉場まで1時間を切ってからの訪問、まず行きの列車で早速帰りの臨時列車と行き違いました。

臨時列車羽生行きとして運転中のリバイバル旧1000系色1007F　2010年5月15日　石原で筆者撮影

本日のイベントで撮影会にも使用されたうちの1編成、旧1000系色にリバイバルされた1007Fと出会いました。ひろせ野鳥の森駅に着いて会場へ急ぎ、入口直前の踏切でこんな画像が撮影できました。

並ぶ1000系リバイバル100形色の1002Fと7001F

次の臨時列車として出発待ちとなっていたリバイバル100形色の1002Fと7000系7001Fが並んでいました。その後会場に入りますと、今年も電気機関車が並んでいました。

展示された電気機関車

旧塗装である茶色になったデキ505

デキ301

松尾鉱業鉄道からやってきたデキ107

電気機関車がこのように展示されましたが、今年はデキ505が旧塗装の茶色になったことから注目を集めていました。
この隣で出発待ちをしていた1000系を撮影しました。

出発を待つ1002F（左）

そして今年もこの機関車が展示されました。

秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」牽引機関車　C58 363

今となってはSLが走るということで有名になった秩父鉄道で、その機関車であるC58 363が展示されました。今年のC58 363は、黒ナンバーで「門デフ」スタイルで展示されました。SLは大変人気があり多くの人が集まっていました。

その後会場内を進んで撮影してみました。

会場内で綱引き体験に使用されたデキ201

今年も記念撮影コーナーに使用されたデキ101

入場中の5000系　5003F

転車台に載せられたディーゼル機関車と貨車

このあとは再び撮影会場に戻りました。

影森行きの臨時列車として出発を待つ7001F

電気機関車の並び

この中のデキ301にはヘッドマークが付いていました。

「秩父路　特別快速」のヘッドマークを付けたデキ301

デキ301に「秩父路　特別快速」のヘッドマークが付けられました。このヘッドマークは1000系でかつての中央線「オレンジバーミリオン」が再現された1011Fにイベント時に付けられたもののようです。1011Fは今年3月、7500系導入により廃車となりましたが本日広瀬河原の会場を見て回してもそれらしい車両はありませんでしたので、おそらくは解体されてしまったのでしょう。

こうして、閉場時刻の15:00となってしまいました。正味40分ほどではありましたが、十分に楽しめました。ただ今日のイベント関連の臨時列車は7500系が充当するところ7000系7001Fがその任務に就いていました。7500系はというとこんな状況でした。

留置中だった7500系　2010年5月15日　熊谷で筆者撮影

乗車前に熊谷で留置中であった7500系、今日の秩父鉄道は車両故障によるダイヤ乱れがあったそうで、7500系が当該であったようです。ということで、もうヘッドマークも外された状況でした。

今年は閉場40分ほどの参加となってしまった秩父鉄道の「わくわく鉄道フェスタ」、「広瀬川原」駅の開設とこのイベントはまた来年になってしまいますが、これからも期待できるイベントになるのではないかと思います。

画像は特記以外2010年5月15日　広瀬川原車両基地　「わくわく鉄道フェスタ」会場で筆者撮影