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2010.03.21

京王れーるランド開設10周年イベントに行ってきました

今日は京王動物園線の多摩動物公園駅内にある「京王れーるランド」が開設10周年を迎え、これを記念したイベントが開催されましたので、行ってきました。

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京王れーるランド開設10周年イベントで展示された旧塗装が再現された6416F 2010年3月21日 多摩動物公園で筆者撮影

今年で開設10周年を迎える「京王れーるランド」は、多摩動物公園駅に隣接した大人からお子様まで楽しみながら鉄道に親しむことのできる施設で、実物の車両で使用されていたマスコン・ブレーキハンドルで運転することができるNゲージジオラマや、行先板や駅名板、古い乗車券等の資料が展示されているミニ資料コーナー、さらにはここでしか入手することができないオリジナルグッズの販売が行われている施設になります。かつてパスネットカード全盛の時代には、ここ限定デザインのカードが幾度となく発売されそのたびに買いに訪れた思い出があります。

さて、開設から10周年を迎えて現在イベントが開催されていますが、今日は多摩動物公園駅1番線に登場時の臙脂帯が再現された6000系6416Fの展示が行われました。そこで、到着前に多摩動物公園駅に向かってみますとすでに多くの方が6416Fの到着を待っている状況でした。そこで私もその中に入って待っていますと11:42に、回送で到着しました。

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回送で到着した6416F

到着後、早速展示・撮影会が始まりました。

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ストップ方(京王線内では新宿方)6416には「高尾」のヘッドマークが付けられた

ストップ方にはヘッドマークが付けられましたが、まずはかつての高尾山口行きハイキング特急「高尾」のヘッドマークが登場しました。

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高幡不動方6866はれーるランド10周年のヘッドマークが付けられた

一方、高幡不動方では「れーるランド10周年」のヘッドマークが付けられました。ここではお子様向けに制服を着ての記念撮影会が開催されていました。このため、この時間帯は動物園線を折り返していた6022F「TAMA ZOO TRAIN」には、片側にはヘッドマークが付いていない時間帯がありました。また、車内では主に京王を扱った鉄道書籍やオリジナルグッズの販売が行われていました。

さて、ストップ方は30分ごとにヘッドマークが変えられました。

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「陣馬」のヘッドマークを付けた6416

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その後「迎光」のヘッドマークを付けた6416

「高尾」の後には、京王八王子行きのハイキング特急「陣馬」のヘッドマークが、その後は元旦の終夜運転で新宿~高尾山口を走った特急に掲げられた「迎光」のヘッドマークが登場しました。
なお、ヘッドマークは30分ごとに変えられましたが、方向幕は15分ごとに変えられ同じヘッドマークの上りの行き先になる「特急 新宿」も表示されました。

ヘッドマークを付けての撮影会は13:15で終了となり、その後は各種方向幕を表示しての撮影会となりました。この際に表示する方向幕は、表示してほしい方向幕を用紙に記入して応募した中から選ぶという方式で、抽選には会場に居合わせたお子様が引いていました。では、どんな表示が出されたのか、特徴的なものをアップしてみました。

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準特急 多摩動物公園!

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特急 桜上水!

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ワンマン 高尾山口!(この車両は競馬場線のワンマン対応編成のためこのような表示が入っている)

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特急 橋本!(1992年5月から2001年3月まで実在した)

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特急 東府中⇔府中競馬正門前!

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急行 府中競馬正門前!(2001年3月まで競馬開催時の臨時・不定期列車として実在した)

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特急 若葉台!

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快速 つつじヶ丘!

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特急 新線新宿!

表示されたものの中から特徴的なものをピックアップしてみましたが、どうやってもありえないいわゆるネタ系の表示もあれば、「特急 橋本」や「急行 府中競馬正門前」のようにかつて存在していたものも表示されました。抽選が読み上げられるたび、また方向幕が表示されるたびに歓声が上がりました。

6414Fを展示するイベントは13:45に終了となりその後は、高幡不動へ回送する準備がなされ14:03に出発となることから、先に出発する列車で高幡不動へ先回りしまして、回送で到着した6416Fを撮影してみました。

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2010年3月21日 高幡不動で筆者撮影

再び2両編成の回送で到着した6416F、この場所にも多くの人が集まりました。

こうして開設から10周年を迎えた京王れーるランドのイベントに参加してきました。登場時の外装が再現された6000系6416Fが登場して、がぜん盛り上がったイベントとなりました。
京王れーるランド10周年のイベントはまだ続きます。今後は廃車車両の部品販売や、お子様を対象とした企画が行われるようです。そして6416Fの展示も4月3日にもう一度実施される予定になっていますので、この記事をご覧になりまして気になりました方、ぜひ開設10周年を迎えた京王れーるランドがある多摩動物公園駅に行ってみてはいかがでしょうか?


画像は特記以外 2010年3月21日 多摩動物公園で筆者撮影


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屋根裏部屋さん

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コメント

私もこの日は始めから最後までこの場におりました。
鉄道関連のイベントへ行ったのも、これだけ夢中になって鉄道車両を撮影したのも初めてでした。そのせいもあってか?入線時の流し撮りは見事に失敗しました。
やはり三種類のヘッドマーク掲出は、6000系全盛期の時代を思い起こさせました。しかし種別・方向幕のリクエストでは、思わぬものが出てきたり、「通勤急行がない...あると良かったのに」という声が結構聞こえてきたりして面白かったです。
楽しかった思い出を胸に高幡不動へ戻ると、この車両は既に基地で休んでいました。「今日はありがとう!最後まで頑張って!」という言葉を心の中で投げかけ、駅を後にしました。

投稿: 通勤急行 | 2010.03.22 20:15

通勤急行さん、コメントをありがとうございます。

私もこの日は6416F入線前から出発前まで、ほぼ多摩動物公園駅におりましたので、この場所でニアミスしていましたね。
「高尾」「陣馬」「迎光」のヘッドマークはおっしゃる通りで6000系全盛期を彷彿とさせるものがありました。またその後の行き先を変えての撮影会は、結構面白い表示があった一方で、懐かしい表示も出てきて良い企画であったと思っております。確かに「通勤急行」は、幕が動いている間でも出てこなかったように思いましたが、この種別は1992年5月のダイヤ改正で消滅していますので、そのポジションはおそらく「準特急」やら「ワンマン」といった表示になってしまったのではないかと思われます。

投稿: Kaz-T | 2010.03.22 21:05

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