休日ダイヤの急行運用に入った京王井の頭線3000系
今月も各鉄道雑誌の最新号が刊行されています。その中で「鉄道ダイヤ情報」誌の今月号は「京王特集」、そして「鉄道ファン」誌の今月号は「絶滅危惧車2010」が特集されており、さらに中ほどには「京王井の頭線用3000系他社譲渡車の現状」という6ページにわたる記事が掲載されています。いずれも井の頭線で残り2編成になってしまった3000系について記述があります。
さて、ここ数日3000系が昼間の運用に入っているという状況が発生しています。1000系のATC化改造などが始まったことによるとも言われていますが、井の頭線界隈の各Webサイト様でも大いに話題になっており、弊ブログでも1月19日に夕方・夜ラッシュ時間帯で運用に就いていた3000系に出会ってきました。そして日曜日の今日、休日ダイヤでは通常運用には入らない3000系が運用に就いているのではないかという気がしましたので久我山で下車して待ってみますと、ほどなくして渋谷行きの急行で3000系がやってきました。
休日ダイヤの今日は急行運用に就いていた3000系 3028F「ライトブルー」 2枚とも2010年1月24日 久我山で筆者撮影
休日ダイヤで久々に運用に就いていた姿を確認できた3000系、「ライトブルー」の3028Fが急行の運用に就いていました。最近、3000系では運行番号を付ける札が省略されているようで、どの運用かは不明ですが、残り2編成になった3000系、このように運行されていました。
残り2編成になって、各鉄道雑誌などでも取り上げられるようになった京王井の頭線の3000系、各駅や沿線ではこの車両を撮影に訪れる人を多く見かけるようになりました。今井の頭線に残っている3000系は「ライトブルー」の3028Fと「ブルーグリーン」の3029Fの2編成だけになりました。この2編成についてはまだしばらく残るといわれていますが、終焉の日は確実に近づいています。
このような状況がいつまで続くのか、井の頭線の3000系の運用について気になる事態になってきました。