本日の運転をもって、運行を終了した車両があります。中央快速線で残っていた201系のH4編成です。この編成のさよなら運転が団体列車扱いで4月から運転されていましたが、ついにラストランとなり「さよなら中央線201系H4編成 ラストラン 山梨そして信州」ということで、豊田から松本まで片道運転の団体列車として10両編成で運転されました。
201系H4編成最後の走りを撮ろうと、沿線各所や各駅には大勢の人が集まりました。私は走行シーンはあきらめ停車している姿を撮影することにしまして、停車時間があった塩山で撮影することにしました。
本日で運行を終了した中央線201系H4編成 2010年6月20日 塩山で筆者撮影
団体専用列車として運転され、また通勤型車両による豊田→松本の長丁場になることから途中で停車時間がある駅があり、塩山では20分停車してこの間でトイレ休憩も兼ねた撮影タイムとなっていました。この場所にも多くの人が集まり、最後のH4編成を撮影していました。
そして、この列車は出発時刻となりました。出発時の後追いで撮影してみました。
2010年6月20日 塩山で筆者撮影
この画像を撮影後、走り去っていくH4編成を見届けました。
本日片道運転となった201系H4編成、松本到着後は回送となって篠ノ井線経由で長野に向かい、長野総合車両センターに取り込まれました。しばらくしますと廃車・解体作業が始まることでしょう。本日の運行はラストランであるとともに、もう戻ることのないまさに旅立ちという運転になります。
中央線から201系が1編成引退しました。残るはH7編成1本だけになります。今日はこの編成は午前中で運用に就いていた姿を見かけましたが、H7編成についてもJR東日本八王子支社オフィシャルサイトによりますと、来月より団体列車扱いによる臨時列車が各種運転され、10月17日に今回のH4編成と同様に豊田から松本に向けてラストランが行われることになっています。
長きにわたり親しまれた中央快速線の201系、いよいよ最後の時が近づいてきました。これまで活躍してきたH4編成には労いを、そして最後の201系となったH7編成については有終を飾ってくれることを願うのみです。
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