姉妹提携締結 江ノ電「嵐電号」運転中
江ノ電は今年10月、京都の京福電気鉄道と姉妹提携を締結しました。京福電気鉄道は京都市街地の四条大宮・北野白梅町から嵐山を結ぶ路線を運営しており「嵐電」と呼ばれています。この姉妹提携を受けて江ノ電では、嵐電と同じ塗装になった「嵐電号」を現在運転しています。この編成に出会うことができました。
「嵐電」カラーになった1502F 2009年11月15日 七里ヶ浜~稲村ヶ崎で筆者撮影
嵐電カラー1000形の1502Fに施されました。こうしてみますと、江ノ電と同じ様な色使いですのでそれほど違和感は感じませんでした。
本日はレトロ電車10形と連結した鎌倉方で運転されていました。このため今回も訪れた七里ヶ浜~稲村ヶ崎間の直線区間、通称「ホテル下の直線」では時間帯が昼近かったのと、好天になったことから多くの人出があり、思うように撮影ができなかったことから、後追いの画像しか残せませんでした。
2009年11月15日 極楽寺で筆者撮影
「嵐電号」ヘッドマークのアップ
江ノ電と嵐電が今回姉妹提携を締結した由縁ですが、両社は鎌倉・京都という日本を代表する古都と江ノ島・嵐山といった風光明媚な観光地を舞台に事業を展開しており、共に道路上を走行する併用軌道区間を有するなど共通点があり、来年で江ノ電の全通100周年、並びに嵐電開業100周年を迎えることから。これの記念に両社の友好と沿線の交流、さらには東西の古都と観光地の案内役として日本の魅力アップへの貢献を念頭に提携を行うとされています。江ノ電でこのように嵐電カラーの車両が運転されていますが、嵐電でも江ノ電カラーの車両が運転されているとのことです。また両社で共通デザインの記念乗車券の発売も行われています。今後も両社で共通の各種取り組みが行われることになっています。
鎌倉で運営している江ノ電1と京都で運営している嵐電、その姉妹提携の一環として登場した嵐電カラーの1502F、この編成は再来年の3月までこの外装で運転されるとのことですので、古都鎌倉を行く嵐電カラーの江ノ電に注目してみたいとともに、京都の嵐電も機会があれば訪れてみたいと思っております。
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