100万人乗車達成 東武東上線「TJライナー」

昨年6月から東武東上線で夕方に運転されている定員制列車、「TJライナー」が100万人の乗車達成をしたとのことで、現在ヘッドマークを付けて運転しています。11月8日、南栗橋車両基地で開催された「東武ファンフェスタ」の帰りに池袋に寄って撮影してきました。

ヘッドマークをつけた「TJライナー」51094F　2009年11月8日　池袋で筆者撮影

TJライナーは昨年6月から運転を開始した夕方に池袋から下りのみ森林公園・小川町へ向けて運転される、座席定員制の列車になります。車両は現在増備中の新型車50000系列の特別仕様車というべき50090系で運転されています。50090系はTJライナーに使用するため、外装に青のラインが追加になり車内はクロスシート・ロングシートに転換できるという構造になっており、TJライナーとして使用しない時でもロングシートモードで一般の急行などに使用されます。

51094F　2009年11月8日　池袋で筆者撮影

ヘッドマークのアップ

50090系は一般の列車にも使用されます。撮影中に50090系の普通が到着しました。

普通志木行きの運用に就く51091F　2009年11月8日　池袋で筆者撮影

このようにヘッドマークは50090系全編成に付いているようです。

昨年6月に華々しく運転を開始した「TJライナー」は、帰宅時間帯の着席サービスに応えるために登場した列車で、池袋から乗車時に別途300円の料金が必要になります。多くの方に支持され、また最近では携帯電話によるチケットレスサービスも行っているなど、さらに利用しやすい環境をつくっています。

100万人乗車という段階を迎えたTJライナー、それだけ定着していることを感じました。