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2009.10.12

嵐山線に活躍の場を移した阪急6300系

今日は、関西に向かい阪急線に乗車してきました。京都線系統がメインでしたが、合わせて桂から分岐する嵐山線にも注目してみました。

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嵐山線に活躍の場を移した6300系 6353 2009年10月12日 桂で筆者撮影

桂から分岐する嵐山線、観光地に向かう路線として多くの利用がありますが、この路線は京都線などの本線で活躍していた車両が余生を過ごす路線というイメージもあります。この嵐山線に今回、京都線で特急として長きに渡り活躍してきた6300系が充当されるようになりました。

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2009年10月12日 桂で筆者撮影

嵐山線に活躍の場を移した6300系、この路線での運行開始に合わせて編成が4連に短縮されましたが、車体は扉が交換され2ドアのままで、側面車号の上に最近の新型車両と同様に阪急の社紋が付けられたぐらいの変化になりますが、車内は両扉からそれぞれ2組目までの窓まではロングシートになり、それ以外のシートは2+1配列の転換クロスとなり、日よけもヨロイ戸からロールカーテンになりました。

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2枚とも2009年10月12日 上桂で筆者撮影

嵐山線に転じた6300系、先代の特急車であった2800系の足跡をたどるかのように、この路線で活躍をしています。それは余生を過ごすといった感じで、これら車両が再び京都線で特急として走ることはないと思われます。しかし、単線とはいえ観光地へ向かうどこか華やかなイメージもある嵐山線、余生を過ごすにふさわしい路線であるかと思います。

本線においてはもう風前の灯といえるところまできた6300系、しかしこうして嵐山線で余生を過ごす編成も出現しています。こちらも合わせて訪れてみてはいかがかと思います。

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