まだまだ健在 阪急京都線2300系
10月12日に訪れた阪急京都線、この車両がまだ健在でした。2300系です。今回も複数の編成に出会うことができました。
まだまだ健在 京都線で活躍している2300系 2009年10月12日 十三で筆者撮影
阪急京都線で活躍している2300系は1960年に登場した車両で、同じ時期に神宝線(神戸線・宝塚線の総称)に登場した2000系とは兄弟形式にあたり、1961年に第1回の鉄道友の会ローレル賞を受賞した車両です。この車両から現在の阪急のスタイルが確立されました。神宝線系統の2000系列はもうほとんどの車両が引退した中、京都線の2300系はまだ残っていますが、すでに嵐山線では6300系が投入されたことにより撤退し、本線の運用で活躍しています。形態は登場時からは方向幕が付けられたという変更点こそありますが、大阪方先頭車は大型の菱形パンタを先頭にした姿を見ることができます。
準急としても運転される2300系 2枚とも2009年10月12日 高槻市で筆者撮影
登場してからすでに40年以上が過ぎてもなお本線で活躍している2300系、状態はよさそうに見えますがもう阪急でおいても最古参の部類になる車両です。さすがに特急運用はないと思いますが、準急や普通として本線を走行している姿を今も見ることができます。
現在京都線では特急用の9300系が増備されていますが、京都線の特急ではまだ一部列車においてロングシート車が運用に就くことがあり、今後ラッシュ時間帯等を除いた時間帯は特急をすべて9300系でまかなえるまでに増備を進めるとなりますと、これによりねん出されるロングシート車により置き換えられることは十分に考えられます。今もなお活躍している2300系、大阪方先頭の菱形パンタもりりしくその姿を見ることはまだできるかと思われます。
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