琴電仏生山車庫の主 デカ1
先日訪れた四国旅行、9月10日朝に「サンライズ瀬戸」で高松に到着後は、琴電に乗車して沿線で撮影していました。その後、琴平線に乗車して向かった先は車庫のある仏生山になります。今回も訪れた琴電仏生山車庫、到着するとこの車庫の主といえる車両が停まっていました。
琴電仏生山車庫で入換に使用されている デカ1 2009年9月10日 仏生山車庫で敷地外から筆者撮影
なんとも奇妙なスタイルをしているこの車両は、デカ1と呼ばれる車両で、仏生山車庫にある工場で入換に使用されています。前回訪れた時は駅を出てすぐのところに停まっていましたが、今回は車庫に隣接している一般駐車場(通り抜け可能)から撮影できる位置に停車しており、パンタグラフも上がっていました。
さて、パンタグラフが上がっているということは今回は動くのではないか、ということを期待してしまいます。そうこうしていると、デカ1は動き始めて検査中の車両の入換を始めました。
どこか頼りない風貌のデカ1、このように入場している1080形(元京急旧1000形)の入換を行うため走行しました。
おそらく営業線には出ることはないと思いますが、思いもかけず自走してこの車両の本来の姿に出会うことができました。
そして午後再び訪れてみると、同じような位置に停車していた 2009年9月10日仏生山駅ホームから筆者撮影
かつては「動く電車博物館」と揶揄された琴電、近代化が進んで譲受車とはいえ冷房付きの車両に置き換えられましたが、今も仏生山車庫の主として入換に従事しているデカ1、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
画像は特記以外2009年9月10日 仏生山車庫で筆者撮影
※琴電仏生山車庫は、隣接して通り抜けできる駐車場があり、柵の無い個所もあります。今回撮影した画像はいずれも駐車場などの敷地外から撮影したものです。訪れる際は車庫敷地内には絶対に入らず、また車庫・工場で作業されている方々の業務に支障しない様、注意して撮影するようにしてください。
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