佐久間レールパークに行ってきました
今日は飯田線方面へ遠征してきましたが、まずは佐久間ダムにほど近い中部天竜で下車しました。この駅構内には「佐久間レールパーク」という施設があります。この場所に行ってきました。
佐久間レールパークで展示されている車両 2009年9月20日 筆者撮影
佐久間レールパークは1991年にオープンしたJR東海の鉄道博物館という位置づけで、主にJR東海エリアで活躍した車両を公開展示している施設になります。開園は主に土休日となっているようで中部天竜駅構内にあるため、この駅発着または通過する乗車券があれば入場料は無料となっています。
この場所で保存・展示されている車両について各種撮影してみました。
直流近郊型電車111系先頭車のトップナンバー クハ111-1 今月中は特別に車内公開を行っていた
一般型気動車の標準型になったキハ48036(のちに称号改正によりキハ11形式になる)
飯田線で活躍したED62 14
設置されている新幹線0系の先頭部
軽量客車10系の寝台車 オロネ10 27
アメリカから輸入されてきたED11 2
かつての「ゲタ電」 クモハ12054
急行型電車153系のサハシ153から改造されて誕生した教習車 クヤ165-1
戦前の花型高速電車 当時京都~大阪を36分で走破したという通称「流電」 モハ52004
特急「しなの」で活躍した181系気動車のトップナンバー キハ181 1
特別に展示された除雪用ディーゼル機関車 DE15
事故復旧の使用する65tクレーンを装備した操重車 ソ80 180
建築限界測定車 オヤ31 12
荷物車 スニ30 95
旧型標準客車の代表形式 オハ35 206
3等車を表す赤帯が再現されているオハフ33 115 車内ではこの期間中限定の企画が行われていた
佐久間レールパーク展示されている車両をこのように撮影しました。今日は好天に恵まれただけに多くの人が訪れており、それほど広くはないエリアに所狭しと展示車両を並べている印象を受けました。また、ここでは教習車や操重車、そして建築限界測定車といった他では見ることが少ない事業用車の展示があるのも特徴であると思いました。
飯田線中部天竜駅構内にある車両展示館として親しまれた佐久間レールパークでしたが、今年11月1日を最後に閉園することになり、現在フィナーレに向かって各種催しが行われています。閉園になった後ですが、2011年に名古屋市にJR東海博物館(仮称)がオープンすることになっており、佐久間レールパークで展示されている車両の中からも収蔵されることになっています。
間もなく閉園となる佐久間レールパーク、ぜひ訪れてみたい施設であり、2011年にオープンするというJR東海博物館も期待できるのではないかと思います。
画像はいずれも2009年9月20日 佐久間レールパークで筆者撮影
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