もうすぐ全線開業10周年 多摩モノレール

早いもので、この路線も開業から10周年を迎えました。東京の多摩地域を南北に結ぶ多摩モノレールです。昨年11月に第1期開業の立川北～上北台が10周年を迎えましたが、来年1月には立川北～多摩センターも開業10周年を迎えます。来年1月に全線開業10周年を迎えるにあたり、多摩モノレールではヘッドマークを付けた列車などを運転しています。多摩方面に行く機会がありましたので、撮影してきました。

来年1月で全線開業10周年を迎える多摩モノレール　ヘッドマークを付けた列車　2009年9月6日　多摩センターで筆者撮影

来年1月で開業10周年を迎える多摩モノレールでは、現在ヘッドマークを付けた列車が1編成、その他には前面にステッカーを貼っています。多摩センターでちょうどヘッドマークを付けた列車が来たのですが、ホームに入ると出発してしまいましたので、後続の列車で折り返してくるこの編成を撮影することにしましたが、この間で他の編成も撮影してみました。

前面にロゴを貼りつけた多摩モノレール車両　この編成は動物のイラストが描かれている編成　2009年9月6日　柴崎体育館で筆者撮影

前面に貼られたロゴのアップ

こちらは通常仕様の車両　2009年9月6日　柴崎体育館で筆者撮影

このように、ヘッドマークを付けていない編成にはステッカーが貼られています。そして、こんな列車も運転されていました。

ホワイトモノレール車両で運転されてる「モノレール写真館号」　2009年9月6日　柴崎体育館で筆者撮影

多摩モノレールにおいて広告車としても使用されている「ホワイトモノレール」車両は、「モノレール写真館号」としてヘッドマークを付けて運転されていました。車内は全線開業10周年を記念して一般公募で入選した、多摩モノレールの写真を掲出しているとのことです。当初の運転期間は先月末までであったようですが、このようにまだ運転されているようです。
そして、10周年ヘッドマークを付けた列車がやってきました。

全線開業10周年のヘッドマークを付けた編成　2009年9月6日　柴崎体育館で筆者撮影

ヘッドマークを付けたモノレール車両、もうそんなに過ぎたのかと思う次第です。

多摩モノレールが全線開業した日は、祝日法が改正され1月の第2月曜日は成人の日として祝日となった日でした。多くの人が訪れ軒並み満員で臨時列車も運転したという盛況ぶりでした。多摩地域において南北を結ぶ交通機関は悲願でもありました。それから10年、利用も定着してきました。

多摩地域に大きなインパクトを与えた多摩モノレール、全線乗車しますと、住宅地から再開発が進む基地跡、多摩モノレールにより大きく発展した立川の街、立日橋で多摩川を渡り、高幡不動尊の門前を過ぎると丘陵地帯を進み、トンネルを抜けたところにある大学、そして丘を切り開いてできた多摩ニュータウンへ、その車窓は変化に富んでいます。まもなく全線開業から10周年を迎える多摩モノレール、この記事で興味を持たれました方、ぜひ乗車してみてはいかがかと思います。