東横シリーズ開催中! 東急東横線のヘッドマーク付き列車
今日は、都合により夕方頃に東急東横線に乗車していたのですが、到着した渋谷行き5000系がヘッドマークを付けていましたので、この列車に乗車して渋谷到着時に撮影してみました。
ヘッドマークを付けた5122F 2009年7月28日 渋谷で筆者撮影(携帯電話使用)
ヘッドマークのアップ「東横シリーズ」(携帯電話で撮影)
付けられたヘッドマークには「東横シリーズ」と書かれ、プロ野球・セリーグの「東京ヤクルトスワローズ」と「横浜ベイスターズ」のロゴがあしらわれたデザインでした。
先頭車の側面にはラッピングなされている(携帯電話で撮影)
「東京ヤクルトスワローズ」と「横浜ベイスターズ」のロゴが描かれたヘッドマークが付けられましたが、東京の渋谷・青山エリアにある神宮球場を本拠地とする「東京ヤクルトスワローズ」と、東横線が直通するみなとみらい線の元町中華街・みなとみらいエリアにある横浜スタジアムを本拠地とする「横浜ベイスターズ」、この両球団の本拠地を結ぶ東急東横線とタイアップして「東横シリーズ」と銘打って各種企画が行われているようで、この夏休み期間も沿線のお子様向けに両球団とタイアップしたイベント(すでに募集は締めきられているようです。)が開催されるようです。
東急電鉄とプロ野球といいますと、はるか昔には東急電鉄自体が球団を保有していた時代があり、沿線の多摩川河川敷にあった読売ジャイアンツや日本ハムファイターズの練習グラウンドも過去のものになりましたが、こうして東横線で結ばれた両球団を結んでタイアップイベントが行われるところを見ますと、実はプロ野球に縁がある路線であり街とともに発展してきた東急東横線であるかと思います。両チームも現状の順位的には、特にベイスターズは低迷している状況ではありますが、東急東横線の起終点エリアを本拠地とするチームの奮起を期待したいところです。
さて「東横シリーズ」のヘッドマークを付けた編成は、本来ならば田園都市線用の編成です。幕部の帯をピンクにして東横線で運行されています。田園都市線では6ドア車を3両に増結することになり、車両の導入計画に変更が生じているようで、一方で東横線から9000系が1編成大井町線に転用されているという状況もまた発生しているようです。東急の車両導入計画はどうも混沌としているようで、果たしてどうなるのか、気になるところもあるのではないかと思います。
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コメント
東急電鉄は過去に球団を所有していたことを今回初めて知りました。多分今の世代にとっては想像できないことでしょうけど、かつては関西の近鉄・南海といった大手私鉄にも球団がありました。現在関東大手私鉄の球団といえば西武ライオンズぐらいで、あとは社内のクラブ活動ぐらいしか思い浮かびません。
東横シリーズになった編成は本来田園都市線で活躍する予定でした。6ドア3連化も12月までに行う予定だったのですが、5102Fがオール4ドア編成に戻ることになり、変更されています。東急車両も新車のラッシュだけでなく、景気後退の影響で東急車の製造も鈍っています。初代7000シリーズや8090:8500シリーズの代替もだいぶ後になりそうです。僕はその8500シリーズより車齢の若い9000が東横線から離脱していることに今も驚きを隠せません。田園都市線で活躍する予定だった編成は副都心線乗入る頃には東横線での暫定的な活躍は終わるかもしれません。
投稿: A80&481 | 2009.08.01 07:40
A80&481さん、コメントをありがとうございます。
まず、東急電鉄が球団をもっていたという事柄についてですが、戦後1940年代から50年代にかけて数年間「東急フライヤーズ」というチームがありました。この球団はその後売却や本拠地移転など紆余曲折を繰り返して、現在では「北海道日本ハムファイターズ」になっている球団になります。いずれも各種文献などで知ったことになります。
さて、このヘッドマークを付けた編成、車号が5122Fとなっておりよくよく考えると、田園都市線用の編成であることがわかりました。やはり景気後退の影響や田園都市線へ6ドア3両連結についても変更があるなど、まさに混沌としている状況ですね。数年後の副都心線直通をにらんでどうなるのか、ここにきてまた展開が読めなくなってきたというのが実感なのではないかと思います。
投稿: Kaz-T | 2009.08.02 00:43