復活「サンライン号」 江ノ電1500形
今日も暑い日となりましたが、夏本番を迎え活気づいてきた江ノ電を訪れました。江ノ電ではこの塗装が再現された列車が登場しました。1500形登場時に施されていた「サンライン号」カラーです。この姿を見に行ってきました。
「サンライン号」としてかつての外装が再現された1501F 2009年7月20日 江ノ島で筆者撮影
江ノ電で現在主力車両になっている1000系ですが、第1編成である1001Fが登場して今年で早くも30周年になります。これを記念して各種企画が行われるようで、その第1弾として1000系でも1986年に登場した1500形として登場した1501Fにその当時の外装「サンライン号」が再現されました。
1986年に登場した1501Fはこれまでの1000系とは異なりカルダン駆動となったことから(それまでの1000系は吊りかけ駆動)、1500形とされ外装も従来の1000系とは異なったものになり、その外装からのちに一般公募で「サンライン号」と命名されました。翌年には1502Fも同じく「サンライン」号として登場しましたが、1990年に2000形が登場すると以前の1000系と同じ外装になって「サンライン」号塗装は姿を消しました。以来19年ぶりにこの外装が復活したことになります。
私はこの塗装の姿を見た記憶はありますが、写真には残せませんでしたので、今回初めてこの外装を撮影することになります。
復活した「サンライン号」、各ポイントで撮影してみました。
2009年7月20日 七里ヶ浜~稲村ヶ崎で筆者撮影(後追い)
2009年7月20日 江ノ島~腰越で筆者撮影
江ノ電の鎌倉に着いたのが昼前で、今日の1501Fは4両編成の鎌倉方でしたので撮影できる個所が限られました。今日は藤沢方に1101F「SKIP」号を連結していました。
2009年7月20日 鎌倉で筆者撮影
衝撃的なデビューから30年を迎える江ノ電1000系、1980年には地方私鉄車両としては初の鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞したということからも多くの人々に江ノ電の新型車としてのイメージを植え付けたかと思いますが、それからもう30年になろうとしています。30周年の一環として実施された「サンライン号」復活、現在藤沢・江ノ島・鎌倉の各駅では「サンライン号」復活記念入場券が発売されています。今後も江ノ電1000系30周年企画がまだあるようですので、楽しみではないかと思います。
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コメント
こんばんは。
復活しましたね、サンライン塗装。私も7月初旬に行って来ました。あまりいいものが記録できなかったので記事にはしていないのですが。。。
塗装が変更されてから20年ということで、私は一度も見ることがありませんでした。ですが、幼い頃によく読んでいた絵本に登場した「しんがたでんしゃ」がこの塗装を施された1500形でして、その時から“格好良さ”を感じていました。なので、今回の復活を知ったときはそれこそ喜んだ次第です。
近い内に、リベンジやHM付き編成の記録にまた訪れたいと思います。+
投稿: 緑のあずさ | 2009.07.20 21:55
緑のあずささん、コメントをありがとうございます。
江ノ電オフィシャルサイトで記念入場券発売のニュースが掲載されてから知った「サンライン号」復活、私は当時の姿は見たことはあっても撮影はできませんでしたので、今回このように撮影することができました。
夏を迎え活気あふれる江ノ電、久々に追っかけがいがある車両が登場したように思います。早くも30周年を迎えた1000系、「サンライン号」に続く第2弾が企画されているようですので、こちらも期待したいところではないかと思います。
投稿: Kaz-T | 2009.07.20 23:57