新デザイン登場 江ノ電ラッピング電車「S・K・I・P」号
ゴールデンウィークの連休のさなかですが、今日は久々にこの路線を訪れてみました。東海道線の藤沢から横須賀線の鎌倉を結ぶ江ノ電です。この路線で運転されているラッピング列車で、湘南・古都鎌倉をイメージした情報発信トレインである「S・K・I・P号」の3代目になる新デザインが登場したとのことで、今回出会うことができました。
3代目の「S・K・I・P号」になった1101F 2009年5月4日 江ノ島で筆者撮影
こちらは鎌倉方1151 2009年5月4日 江ノ島で筆者撮影
3代目となった「S・K・I・P号」、今回は1101Fに鎌倉在住のイラストレーター八咲 潮氏がデザインしたものになりました。
江ノ電は土・休日は昼間は全列車4両編成になります。今日はこの編成は藤沢方に連結していましたが、この列車の鎌倉方にはこのような車両が連結されていました。
鎌倉方に連結されていた先代の「S・K・I・P号」 1501F 2009年5月4日 江ノ島で筆者撮影
鎌倉方には先代の「S・K・I・P号」である1501Fが連結されていました。新旧「S・K・I・P号」が連結して運転されていたことになりますが、1501Fの「S・K・I・P号」はこの連休中で終了して元の標準色に戻されるようで、「S・K・I・P号」が2編成運転され、しかも連結して運転されるのはこのGWの連休期間中までということになります。
江ノ電に乗車して、新旧「S・K・I・P号」が連結して走行している姿を撮影してみました。
2009年5月4日 七里ヶ浜~稲村ヶ崎で筆者撮影
江ノ電の撮影ポイントしてよく知られる七里ヶ浜~稲村ヶ崎の海沿いの直線区間、通称「ホテル下の直線」と呼ばれるところで撮影してみました。4両編成の列車がすっきりと撮影できる所になります。
新旧「S・K・I・P号」が連結して運転している姿を撮影してきました。
さて、ゴールデンウィークの連休のさなかで好天に恵まれた今日は、江ノ電に多くの利用がありました。藤沢に到着して江ノ電乗り場に向かってみると、すでにホームへの入場規制が行われていてその列がJR藤沢駅につながるデッキの途中まで延びていました。このため藤沢から江ノ電に乗車することはあきらめ、小田急江ノ島線で片瀬江ノ島に向かいここから洲鼻通りを歩いて江ノ島駅から江ノ電に乗車しました。このため今回はいつも使う江ノ電1日乗車券「のりおりくん」ではなく、小田急の「江の島・鎌倉フリーパス」を藤沢駅の券売機で購入して江ノ電に乗車しました。またやってくる列車はいずれも乗り切れないほどの大混雑で、鎌倉に到着すると普段は使用しない5番線も使って交互発車を行い、JR線との連絡口閉鎖と入場規制を行って押し寄せてくる乗客をさばいていたという状況でした。このため列車の運行も通常よりも1運行多く走っていたことになるのですが、それでも江ノ電で唯一残っている旧型車300形305Fは運用には就いていませんでした。また乗車した江ノ島駅の藤沢行きホームには待合室が完成したのですが、その中には2007年に現役を引退した300形303の前頭部が設置されていました。
大勢の人が訪れた今日の江ノ電、沿線に見どころが多いこの路線を訪れてみてはいかがでしょうか?
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コメント
江ノ電のラッピング電車、センスありますね!
私が好きだったのは、ポカリスエットのブルー!
♪DEENの音楽と由比ヶ浜の景色が似合っていました…。
このNEW ラッピング、見に行ってみます…。
個人的にケバケバしい、ラッピングが苦手なんで…(笑)
投稿: 準急豊島園 | 2009.05.05 15:11
準急豊島園さん、コメントありがとうございます。
海沿いを進む江ノ電、これまで各種広告塗装が登場しており、コメントされております「ポカリスエット」は、かつて登場した広告塗装でも人気があったかと思います。
このラッピング列車は広告車ではなく、鎌倉を中心とした江ノ電沿線の情報を発信する列車として数年前から運転を行っており、今回の1101Fが三代目ということになります。車体が江ノ電沿線の風景などが描かれていますので、それだけデザインは洗練されてるかと思います。
投稿: Kaz-T | 2009.05.06 13:38