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2009.05.16

秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ」(2009)に行ってきました

今日は恒例となった、埼玉県北部を東西に横断し東武伊勢崎線の羽生からJR高崎線の熊谷を経由し秩父・三峰口を結ぶ秩父鉄道の広瀬川原車両基地で一般公開のイベント「わくわく鉄道フェスタ」が開催されました。このイベントに行ってきました。

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会場で展示された電気機関車 2009年5月16日 広瀬川原車両基地「わくわく鉄道フェスタ」会場で筆者撮影

秩父鉄道の広瀬川原車両基地のイベントは数年前から始まりで今回で5回目になります。広瀬川原車両基地は、秩父鉄道線のひろせ野鳥の森駅と大麻生駅の間にありますが、このイベント当日に限りこの車両基地内に臨時駅として「広瀬川原」駅が開設され、この駅までの臨時直通列車が運転されます。

まずは、このイベント会場へ向かうため熊谷に行き、ここから広瀬川原行き臨時直通列車に乗車しました。

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広瀬川原行き直通臨時列車 7000系 7001F 2009年5月16日 熊谷で筆者撮影

今年春から営業運転を始めた東急8500系の譲受車である7000系がまず臨時列車に充当されました。イベント会場まで直通で到着しました。

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広瀬川原に到着し入換が行われて停車中の7001F

会場に到着しますとまず左側に休憩用車両が止まっていました。

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休憩所用車両になっていた「パレオエクスプレス」用12系客車

この前を通り抜けて、運転台見学や記念撮影コーナーになっていた機関車を撮影しました。

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パレオエクスプレス回送用機関車になっているデキ201

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茶色塗装のデキ101 すでに車籍は抹消されている

秩父鉄道では今でも貨物営業を行っている数少ない私鉄です。この場所には貨車なども止まっていました。

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秩父鉄道名物?秩父鉄道線内専用の石灰石輸送用ホッパ貨車 ヲキ

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有蓋車テキ他

この他にもこんな車両がいました。

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7000系の部品取り用としてやってきた東急8500系の中間車

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5000系の部品確保用 都営6000系

これら撮影後は、奥に進みトラバーサー体験の前にある電気車修繕庫と呼ばれる個所に向かいました。ここには、こんな車両が止まっていました。

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かつての100系塗装になった1000系

今回のわくわく鉄道フェスタ最大の関心ごとと言えるのが、今年で秩父鉄道は創立110周年を迎えることになり、その一環でかつての塗装を再現した列車を運転するとのことで、その第1陣となる100系仕様の塗装を再現した1000系が止まっていました。1000系は1985年から導入が始まりその時は黄色と茶色のラインでしたので、この塗装をまとったことはありませんが、また注目される編成が出現します。なおこの編成の運転開始は今月中で初日は旧国電カラー編成と同様に臨時急行として運転されるとのことです。

この前をすぎてさらに進みますと転車台があり、今回も実演していました。

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転車台実演中の様子 載っている機関車はかつて岩手県にあった松尾鉱業鉄道からやってきたデキ107

この後は、元来た道を戻り今度は車両撮影会場に向かいます。まずは、秩父鉄道と言いますとこの機関車になると思います。

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秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」牽引機関車 C58 363

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ヘッドマークの取り付けも行われた

今となってはSLが走るということで有名になった秩父鉄道で、その機関車であるC58 363が展示されました。SLは大変人気があり多くの人が集まっていました。

その隣には、貨物輸送で活躍する電気機関車が展示されました。

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展示された電気機関車

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デキ303

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デキ503

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デキ103

電気機関車がこのように展示されましたが、時間帯によってヘッドマークをつけての展示もありました。

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ヘッドマークを付けて展示された電気機関車

この先では、本日の広瀬川原行き臨時列車として運転された電車が並んで展示されていました。

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本日往路で3本が設定された広瀬川原行き臨時列車に使用された車両

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今年春から営業運転を開始した東急8500系の譲受車である7000系 7001F

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秩父鉄道の主力車両として活躍した国鉄・JR101系の譲受車である1000系 この編成は昨年からリバイバル国電カラー「ウグイス」(関西線)が再現されている1009F

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今年春から営業運転を開始した東急8500系の譲受車である7000系 7002F 同じ7000系でも中間者から改造のためスタイルが異なる


今回の臨時列車は往路は熊谷発が2本、寄居発が1本設定されました。今年春から運転を開始した7000系とリバイバル国電カラーになっている101系で運転されました。

並んで展示されたこれら車両ですが、撮影会時間中で行き先表示などが変えられました。撮影出来ましたものをノーキャプションで掲載いたします。

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このようにいろいろな表示が掲出されました。

この後は昼食として会場限定「広瀬河原」駅弁を購入、また合わせて会場限定の記念乗車券類の購入や秩父鉄道のイベント関連でおなじみの「硬券つかみ取り」にも参加してきました。また、同業社も東武鉄道や銚子電鉄が出店していました。

今回のイベントはこれでほぼ見終わったことから、帰りの広瀬川原発の臨時列車は乗車せず、先に会場最寄りとなる「ひろせ野鳥の森」駅に向かいましたが、その道中でもう1枚撮影してみました。

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撮影会会場とは反対側の様子


秩父鉄道のイベントに今年も参加することができました。今年で創業110周年を迎え、これからさらに盛り上がるであろう秩父鉄道の一端に触れることができました。「広瀬川原」駅の開設とこのイベントはまた来年になってしまいますが、行ってみてよかったと感じます。

画像は特記以外 2009年5月16日 広瀬川原車両基地 「わくわく鉄道フェスタ」会場で筆者撮影


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秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ」に行ってきました(2007年5月19日) ※おととし開催の様子です。

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