桜咲く季節到来 京王井の頭線

4月に入りまして、就職された方、また入学された方もおられるかと思います。この時期は桜の花が咲き誇る華やかな季節となります。
東京の桜の名所の1つである井の頭公園を通る京王井の頭線でも、沿線の桜が咲き誇り1年で最も華やかな季節が到来しました。

桜咲く季節の到来　桜の木の下を行く1000系の最新編成　1025F　2009年4月4日　浜田山～高井戸で筆者撮影

桜咲く季節を迎えた京王井の頭線、昨年度から再び1000系の増備が再開され、冒頭画像の1025Fまで入線して現在20編成と井の頭線のほぼ２／３まで勢力を拡大しました。2009年度も引き続き増備がなされ、今年度ですべて1000系への置き換えが完了するとさえ言われております。これにより、これまで長きにわたり活躍してきた3000系はすべて置き換えられることになり、桜咲く季節の井の頭線を走る姿は今年が最後ではないかととも思われます。そこで、まずは浜田山～高井戸間の線路際にある保育園の庭に立つ桜と合わせて撮影してみることにしました。

急行運用の1013F　2009年4月4日　浜田山～高井戸で筆者撮影

さて、1000系の増備が進んだことにより3000系は運用が狭まり、すでに土曜日・休日では1本も3000系が運用についていないという事態も発生しております。果して今日は3000系は運用に就いているのか気になりましたが、そうこうしているうちに3000系がやってきました。

桜の木の下で、1000系1008Fと離合する3000系3025F　2009年4月4日　浜田山～高井戸で筆者撮影

本日運用に就いていた3000系　3025F　2009年4月4日　浜田山～高井戸で筆者撮影

ライトグリーンに彩られた3025Fが、昼間は急行に入る運用に就いていました。今日井の頭線で運用に就いていた3000系はこの1編成のみになります。もう土曜日・休日には運用にも入らない時があるという状況になっている中で、1運用とはいえ走っていたということで今日は目的が達せられるということになります。

さて、この後は他の箇所に出向いたあと午後になって再び井の頭線に戻り、桜が見ごろになった井の頭公園駅で撮影してみました。

見ごろになった桜の下で　1021F　2009年4月4日　井の頭公園で筆者撮影

桜が見ごろになった井の頭公園へ、多くの人が訪れた最寄駅の井の頭公園駅、今日も下り吉祥寺行きの急行が臨時停車しました。そして、急行運用に就いていた3025Fがやってきました。

駅員さんの赤旗で停車した急行運用の3025F　2009年4月4日　井の頭公園で筆者撮影

出発した3025F　2009年4月4日　井の頭公園で筆者撮影

このホームでは桜と合わせて撮影されている方を多く見かけました。このあと、この駅渋谷方に進んだところにある踏切で撮影してみることにしました。

桜の木の前を通り抜ける3025F　2009年4月4日　三鷹台～井の頭公園で筆者撮影

同じ場所で1024F　2009年4月4日　三鷹台～井の頭公園で筆者撮影

この場所で再び戻ってきた3025Fを撮影しました。

2009年4月4日　三鷹台～井の頭公園で筆者撮影

1000系1002Fと離合した3025F　2009年4月4日　三鷹台～井の頭公園で筆者撮影

こうして、桜咲く季節を迎えた井の頭線で、運用に就いていた3000系を撮影してきました。他の編成もという気もしますが、すでに土曜・休日ダイヤでは3000系が運用に入らない場合もあるという状況の中では、これ以上のことは言えないというところまで3000系は数を減らしました。
また巡ってきた季節、来年はこの桜の下を3000系が走ることが果してあるのか、気になります。いずれにしましても華やかな季節の場面をしっかりと撮影することができて何よりです。

見ごろを迎えた東京の桜、明日も井の頭公園をはじめ各地で多くの人が訪れることでしょう。