183系で運転 「中央線開業120周年記念号」
今年でJR中央線の新宿~八王子は開業から120周年を迎えます。そのうち新宿~立川は、今から120年前の1889年の今日開業しました。これを記念して中央線沿線では各種催しが開催されますが、その一環として本日「中央線開業120周年記念号」が運転されました。
183系で運転された「中央線開業120周年記念号」 2009年4月11日 西荻窪で筆者撮影
本日運転された「中央線開業120周年記念号」は、事前申し込みによる団体列車として運転されました。このため、今回は乗車することはできず撮影に専念することにしました。
「中央線開業120周年記念号」は、立川から出発します。出発に際しては式典も行われたようです。そして途中中野に停車してから新宿まで運転し、ここでも乗車させてから折り返して三鷹・豊田の各車両センター内を列車に乗車したまま見学を行うツアーが組まれ、豊田から立川・中野と停車して新宿まで運転されました。西荻窪で新宿に向かう「中央線120周年記念号」を撮影した後は、やってきた各駅停車で中野に向かい停車していたこの列車を撮影しました。
2009年4月11日 中野で筆者撮影
「中央線開業120周年記念号」として掲げられたヘッドマーク
中野で撮影後は、豊田に向かうこの列車を撮影するため、今度は東小金井に行ってみました。
2枚とも2009年4月11日 東小金井で筆者撮影
現在高架化工事中で、下り線が先に高架線に切り替わった東小金井で運転停車があり撮影できました。普段は閑静なこの駅もこの列車到着時は多くの人は撮影に訪れていました。
このあと、豊田から新宿まで走ってこの列車の運転は終了となるのですが、新宿からは回送で豊田まで運転されましたので、この列車も撮影してみました。
豊田へ回送される「中央線開業120周年記念号」に使用された183系 2009年4月11日 西荻窪で筆者撮影
新宿~立川が開業して120周年を迎え、本日運転された「中央線開業120周年記念号」を撮影してきました。
120周年を迎えた新宿~立川は、新宿から東中野までは90度の弧を描くようなカーブになっており、東中野を過ぎると立川まで、まっすぐな線路を進みます。(ただし駅構内などで曲線はあります。)120年前に開業した際は、中野・境(現・武蔵境)・国分寺・立川と駅が開業し、武蔵野をまっすぐに西へ向かって線路が敷かれました。それから120年、沿線には多くの人が住み駅も新設され、それらの駅から街が形成され、沿線に独特な文化も形成されていきました。
現在中央線の三鷹~立川では高架化工事が進んでおり、これが完成すると高架化された駅は大きく変貌を遂げることでしょう。これからもその役割は変わることなく走り続ける中央線、その節目となった本日運転された団体列車「中央線開業120周年記念号」であったかと思います。
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