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2009.03.31

港町へ JR境線に乗る

山陰地方を訪れた今回の旅行、この路線にも乗車しました。米子から境港を結ぶ境線です。

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米子駅0番線から出発する境線 キハ47 2009年3月30日 筆者撮影

境線は、米子から港町である境港を結ぶローカル線です。米子を出るとしばらくは住宅地を抜けて、途中の後藤には車両の検査を行う後藤総合車両所があります。その後はのどかな風景の中を進み、やがて車窓には米子空港も見えてきます。そして進みますと終点の境港に着きます。米子から約40分の行程になります。

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境港に到着した列車 2009年3月30日 筆者撮影

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境港駅駅舎

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2009年3月30日 境港で筆者撮影

境港は古くから港町として栄え、現在でも隠岐方面へ航路が出ています。またこの街は漫画家の水木しげる氏に出身地で、同氏の記念館もあり駅から「水木しげるロード」が整備されています。水木しげる氏の代表作といいますと妖怪をテーマにした「ゲゲゲの鬼太郎」で、境港駅周辺には「鬼太郎」をはじめとした妖怪のブロンズ像が「水木しげるロード」を中心に点在しています。そして、境線には「ゲゲの鬼太郎」の仲間たちのキャラクターでラッピングされた「鬼太郎列車」が存在しています。その一部の編成について撮影することができました。

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ラッピング列車「鬼太郎列車」 2009年3月29日 米子で筆者撮影

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先頭に就いている車両は「目玉おやじ列車」 2009年3月30日 米子で筆者撮影

水木しげる氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する「鬼太郎」「目玉おやじ」列車について撮影することができました。この他にも「ねずみ男」「ねこ娘」列車も存在しており、また境線各駅は「妖怪駅名板」も設置され各駅で妖怪名の愛称がついています。

山陰のローカル線である境線、ここでも活性化の取り組みが街を合わせて行われています。山陰地方を訪れました時はぜひ、境線にも乗車してみてはいかがでしょうか?

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コメント

境線といえば、米子空港駅の米子寄りのホーム端から、大山をバックにした素晴らしい写真が撮れることを、僕も先日の旅で知りました。
コンパクトデジカメで“取りあえず”撮った写真を自分のブログにアップしています。
ご参考になれば、嬉しいです。

投稿: twins | 2009.04.07 00:33

twinsさん、コメントありがとうございます。

今回の旅で乗車した境線、地図上では半島を進むように見えますが、沿線は後藤車両所や田園風景、そして突如現れる米子空港というのも、境線の風景の一つではないかと感じます。
自分も乗車したのが朝早い時間帯で乗りつぶしただけになってしまいましたが、米子空港駅から大山をバックに列車が撮影できるとなれば、なかなか見どころも多い路線ではないかと思います。

投稿: Kaz-T | 2009.04.08 22:52

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