山陰のスーパー特急 キハ187系
山陰地方では、都市間を結ぶ特急列車も設定されています。先の記事で岡山から伯備線経由で出雲市を結ぶ381系電車を使用した特急「やくも」がありますが、この他にも特急列車がありそれら列車にはキハ187系という車両が使われています。
山陰本線の特急「スーパーまつかぜ」として運転されているキハ187系 2009年3月29日 出雲市で筆者撮影
キハ187系は最短2両で運転される特急型気動車で、振り子機構が付いた車両になります。全車普通車となります。
キハ187系は山陰本線で鳥取~益田を結ぶ「スーパーまつかぜ」、鳥取・米子から山口線経由で新山口を結ぶ「スーパーおき」、そして鳥取から智頭急行経由で岡山を結ぶ「スーパーいなば」に使用されています。いずれもスーパーと冠されていますが、以前から山陰地方の優等列車として親しまれた愛称になります。
この地域では長きにわたりキハ181系で特急が運転されてきましたが、これを置き換えたキハ187系、切妻の黄色の前面でこの地の都市間を結ぶ特急列車として活躍しています。こちらも注目してみてはいかがかと思います。
ということで、今回の山陰方面の旅行はデハニ50形の最終運行となった一畑電車を中心に訪れました。なかなか目が向きにくいエリアではありますが、何かの機会で訪れてみてはいかがかと思います。