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2009.02.11

西武「Valentine 小手指車両基地 Day」に行ってきました

今日は建国記念日で祝日ですが、「バレンタインデー」も近づいております。それにちなんで西武鉄道では、池袋線の小手指車両基地で「Valentine 小手指車両基地 Day」というイベントが、今年も開催されました。今回も行ってきました。

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今年も開催された西武小手指車両基地「バレンタインデーイベント」 展示された6000系 2009年2月11日 西武小手指車両基地 「Valentine 小手指車両基地 Day」会場で筆者撮影

西武池袋線の小手指駅から飯能方に広がる車両基地で開催されたイベント、今回も車両の展示などが行われました。小手指には10時過ぎに着いたのですが、入場に並んでいた状態で10分ぐらい並んだかと思います。そして入口でチョコレートをいただいて、まずは各種グッズ販売コーナーの裏で床下見学が行われていました。

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床下見学で展示された2000系

ここを出てからは車両展示コーナーを目指します。その途中で西武鉄道の看板列車「レッドアロー」が旧系車両として停車していました。

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休憩車両になっていた「レッドアロー」10000系

さらに進みますと、こんな車両が停車していました。

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展示されていた電気機関車 E31

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飯能方はE32

おなじみの電気機関車が今回は三重連で展示され、池袋方からE31+E34+E32という編成で展示されました。工臨や新車搬入・譲渡車両の回送などで活躍した機関車でしたが、引退が近づいてきているとも言われています。

その先にはこんな車両が停車していました。

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「北辰の梟」号のヘッドマークをつけた4000系

秩父線や秩父鉄道直通に活躍しているクロスシート車4000系が停車しており、池袋方には「北辰の梟」号(弊ブログでの記事はこちら)が付いていました。

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4000系に展示されたつり下げサボ

この4000系の池袋方先頭車の側面で、かつて低運の101系や701系などで使用された「つり下げサボ」が展示されました。

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こちらは飯能方

この隣では、運転台見学が行われ人気を集めていました。運転台見学にはこんな車両が展示されました。

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運転台見学で展示された20000系

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運転台見学で展示された新101系

20000系と新101系が展示されました。そしてこの車両も運転台見学で展示されました。

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運転台見学で展示された30000系

昨年デビューした新型車「Smile Train」の愛称がある30000系も運転台見学用に展示されました。30000系は営業運転開始後大変好評で、今年度も増備がなされ池袋線には増結用の2両編成も登場しました。今回展示された30000系は池袋方から8+2の編成で、飯能方が展示場となったことから前パンタの2両編成が運転台見学に使用されました。

これら車両の前を過ぎて、ようやく今回のイベントのメインの展示車両に前に到着しました。

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今回のイベントのメイン展示車両 西武6000系(左)と東京メトロ7000系(右)

今回の小手指のイベントでは、西武6000系と直通運転を行っている東京メトロ有楽町線・副都心線の7000系が展示されました。西武6000系は副都心線対応になった編成が、東京メトロ7000系は副都心線乗り入れ対応になり側面の帯が変更されながらも10両編成で残された有楽町線・副都心線両用編成が展示されました。西武6000系は「準急 新木場」、東京メトロ7000系は「準急 小手指」と表示されています。また、西武6000系には今回のイベントのヘッドマークが付けられました。

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西武6000系に付けられたヘッドマーク

この場所に着いた時点では、車両の前で記念撮影などもできるようになっていましたが、車両から離れて撮影できる車両撮影会の時間帯も設けられましたが、いずれも午後に2回設定されました。この時点ではまだ十分に時間があったことから、この付近で撮影してみました。まずは、この撮影会エリアから見える位置に止まっていた20000系です。

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ヘッドマークを付けて停車していた20000系 行き先表示は「急行 西武秩父」

さて、西武小手指のイベントはおととしも行われましたが、このときは展示された車両が妙な行き先表示を連発して表示した「ネタ幕まつり」の様相を呈しましたが、今回もその気配が漂ってきました。

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「区間準急 小手指」表示になった20000系

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「各停 三峰口」表示になった4000系

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「急行 飯能」表示になった20000系

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20000系はその後「急行 入間市」表示

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4000系はその後「各停 西武秩父」表示に

4000系や運転台展示になっている20000系で行き先表示に変化がでてきました。
そうこうしているうちに1回目の車両撮影タイムになりました。

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1回目の車両撮影タイムの様子

車両撮影タイムになりましたが、西武6000系は「準急 新木場」、東京メトロ7000系は「準急 小手指」で展示されました。

撮影タイムは15分で終了となりました。その後次の撮影タイムまでの間で、再びこの付近の車両を撮影してみました。

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「快速急行 飯能」表示になった4000系

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「通勤準急 池袋」の表示になった4000系

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続いて「通勤急行 池袋」の表示になった4000系

展示されていた4000系で変化があり、この形式ではまずないであろう「通勤準急」「通勤急行」という表示が出現しました。

こうしている間に、2回目の車両撮影タイムになりました。

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2回目の車両撮影タイムの様子

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展示された西武6000系

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展示された東京メトロ7000系

2回目も西武6000系は「準急 新木場」、東京メトロ7000系は「準急 小手指」で表示されましたが、2回目では途中で表示が変わりました。

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撮影タイム中に行き先表示が変わった

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「急行 渋谷」表示になった西武6000系

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「通勤急行 和光市」になった東京メトロ7000系

途中でこのように西武6000系が「急行 渋谷」、東京メトロ7000系では「通勤急行 和光市」になりました。いずれも東京メトロ副都心線内での種別・行き先になります。

車両撮影会2回目も終了すると、イベント終了まで残り30分となりました。残り30分で運転台見学車両を中心に、行き先表示が各種表示されました。

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「快速急行 飯能」表示の30000系

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「準急 豊島園」表示になった新101系

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「快速急行 小手指」表示になった20000系

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「快速急行 西武秩父」表示になった4000系

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「拝島快速 拝島」表示になった新101系

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「通勤準急 長瀞・三峰口」表示になった4000系

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「各停 吾野」表示になった新101系

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「各停 練馬-豊島園」表示になった新101系

今回も各種表示された方向幕、いわゆる「ネタ幕」が今回も出現しました。これらを撮影している間に、イベントも終了の時刻になり係の方が出口へ誘導を始めました。そして4000系までやってきまして、最後はこんな表示が出ました。

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「快速 高麗」表示になった4000系

最後は、これもあまり表示されることがないであろう「快速 高麗」という方向幕が表示されました。最後はきっちりと「ネタ幕」で閉めてくれました。

ということで、今年も小手指車両基地で開催されたバレンタインデーイベントでしたが、今回もチョコレートの甘さはどこへやら、マニア向けの濃いイベントになりました。また来年以降も、小手指車両基地のイベントにぜひ期待したいところではないかと思います。

画像はすべて2009年2月11日 西武小手指車両基地 「Valentine 小手指車両基地 Day」で筆者撮影


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コメント

ネタ幕、楽しませていただきました。
なかなか現地に行く事がないので
現場の熱気、確かに受け取りました。
ありがとうございます。

「快速・高麗」最高です

投稿: がいや | 2009.02.13 01:10

がいやさん、コメントありがとうございます。

西武小手指のバレンタインデーイベント、おととしから始まりまして、その時はラインナップ的にはそれほどでもと思いきや、ネタ幕オンパレードのとんでもないイベントになりました。今回もそれを期待して参加したのですが、おととしほどではないものの、やはり最後は「ネタ幕」が登場して閉めてくれました。

西武小手指のバレンタインデーイベントといえば「ネタ幕」、ということがこのイベントの目玉になるのかも知れません。来年も楽しみなイベントになったかと思います。

投稿: Kaz-T | 2009.02.13 21:46

この記事へのコメントは終了しました。

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