今年1年、ご覧頂きましてありがとうございました ~2008年の弊ブログを振り返って~
早いもので、今年2008年もあと数時間で終わろうとしております。今年も、弊ブログをご覧いただきまして、ありがとうございました。
さて今年を振り返ってみますと、鉄道の話題としてはまず新路線の開業が東西であったことが挙げられます。関東では、3月に横浜市営地下鉄グリーンライン・東京都交通局日暮里・舎人ライナーが開業し、6月には東京メトロ副都心線も開業して東武東上線・西武池袋線との相互直通運転も開始されました。一方関西では、1月に京都市営地下鉄東西線の太秦天神川延伸、3月にはJRおおさか東線、そして10月には京阪中之島線が開業しました。これら路線については、関東の3路線は開業当日に訪れて早速乗車してきました。
そして、今年は新路線開業もある中、新型車のデビューも多くありました。小田急電鉄で地下鉄千代田線に直通する新型ロマンスカー60000形「MSE」、東急大井町線の急行運転開始に伴い登場した6000系、西武鉄道でこれからの主力車両となる30000系、東武東上線で新タイプの定員制列車「TJライナー」用に登場した50090系、そして関西で京阪電鉄で中之島線開業に合わせてこの路線のシンボル車両として3000系がデビューし、新型車華盛りの年であったかと思います。
その一方で、今年で長きにわたり親しまれた寝台急行「銀河」が運転を終了したことで、また一つ夜行列車が姿を消していきました。
さらに、先ほど新型車華盛りの年とは記述しましたが、長きにわたり親しまれた車両が相次いで引退していった印象もありました。いつかは乗りたいと思っていたお座敷客車「ゆとり」や寝台車「夢空間」はともかくとして、東急電鉄で通勤通学輸送に活躍した8000系が、関西の京阪電鉄では実に50年にも及ぶ活躍をしてきた1900系が引退していきました。そして年末には、名古屋鉄道で長きにわたり親しまれた7000系「パノラマカー」が、定期運用を離脱してしまいました。幼いころの電車の絵本などでその存在を知っていた名車の引退は時代の流れを実感したとともに、これに合わせるかのように名鉄では犬山遊園からモンキーパークを結んだ「モンキーパーク・モノレール線」も廃止になり、特に名古屋エリアにお住いの方にとっては、感慨深い年の瀬になってしまったのかと存じます。
長きにわたり親しまれた車両が相次いで引退していった年、それをまさに実感するのは山陽新幹線で最後の活躍をしていた0系の引退でしょう。山陽新幹線のグレーベースの塗装から引退に合わせて元の白と青の塗装になったその姿は、多くの人に親しまれたスタイルの最後を飾るのにふさわしいものであったかと思います。
さて、弊ブログは今年もあちらこちらに出向いてこれでもかという記事を作成してきました。今振り返ってみますと、今年も首都圏を中心に話題となったところへ行ってきたというのが実感です。また、今年は5月に四国・夏に東北・そして夏から秋にかけて最後の活躍となった名鉄パノラマカーを追いかけて名古屋に何度も出向き、10月には中之島線が開業した京阪電鉄も訪れ、11月には引退を目前にした0系新幹線にも乗車しました。また、9月下旬にはブログを通して出会った皆様と北陸・関西方面へ旅もしてきました。いずれも、それら地で出会った列車を多く記事にした印象があり、思い出多き年となりました。
皆様方、今年はどんな年でしたか?弊ブログは今年も大勢の皆様方からコメント・トラックバックを頂き、大変充実したブログになりました。また、来年もあちらこちらに出向くことになるかと思います。今年1年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。