JR東海のロングレール運搬車に遭遇する
昨日は名古屋方面に行っていたのですが、名鉄に乗車して名鉄一宮に到着しますと、隣接しているJR東海道線尾張一宮駅に変わった車両が停まっているのが見えましたので、入場券を買ってホームから撮影してみました。
JR東海のロングレール運搬車キヤ97系 2008年11月15日 尾張一宮で筆者撮影
なんだか保守用機械に見えますが、この車両はJR東海が今年から運用を開始したレール運搬用車両でキヤ97系という形式をもつ気動車になります。キヤ97系には定尺レール(25m)運搬用の編成とロングレール運搬用の編成があるそうなのですが、今回お目にかかったのはロングレール運搬用の編成になります。
米原(下り方)先頭のキヤ97-202 2008年11月15日 尾張一宮で筆者撮影
キサヤ96-5 2008年11月15日 尾張一宮で筆者撮影
動力を持つ キヤ96-6 2008年11月15日 尾張一宮で筆者撮影
この編成は、ロングレール運搬用ですので両先頭車は運転台の下を通してレールを取り卸すことから高床式になっています。また全長は在来線列車の11両編成分に相当する長さになります。
JR東海では、レール運搬用としてキヤ97系を導入しました。これにより従来の機関車牽引のレール運搬用貨車チキを置き換えました。今後はこの車両がJR東海管内のロングレール輸送に活躍していきます。この日も撮影時にロングレールを積載した状態でした。
普段はおそらく見る機会は限られるレール運搬用車両、自走可能な気動車を導入したJR東海、その車両の性格から注目を集めることはあまりないかと思いますが、特徴あるその姿は出会うことができました際は、ぜひご覧になられてみてはと思います。
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