因幡の白兎 鳥取へ向かう特急「スーパーはくと」
先週の旅行記の記事がまだ続いておりますが、9月28日は京都からまずは神戸に向かうことになりました。今回の旅行では「周遊きっぷ 京阪神ゾーン」(ゆき券は東京から北陸経由)を使用しましたので、京都から神戸までこんな列車に乗車してみました。
鳥取へ向かう特急「スーパーはくと」 2008年9月28日 京都で筆者撮影
この列車は、京都から鳥取・倉吉を結ぶ特急「スーパーはくと」という列車で、東海道・山陽線を走り上郡から第3セクター会社の智頭急行を経由して鳥取を目指す列車で、車両は智頭急行保有のHOT7000系と呼ばれる振り子機構がついた気動車になります。
この列車で京都から神戸の三ノ宮まで乗車しました。この区間は新快速が時速120kmで走行する高速区間ですが、さすがは振り子機構が付いた特急型気動車ですので、カーブで車体を傾けながら高速で走行していきました。
これまでですと、京都からは山陰線、大阪からは福知山線から山陰線または姫路より播但線・山陰線経由で運転されていた鳥取方面への特急は、智頭急行経由の「スーパーはくと」により、大幅なスピードアップが図られました。
関西から因幡を結ぶ特急「スーパーはくと」、最近ではこの車両の内装をリニューアルした車両も登場しているようです。これからも活躍していくことでしょう。
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コメント
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。細かなことなのですが、特急はくとの振り子装置は上郡以東では切られています。とは言え、新快速の行き交う中、気動車特急が猛進する姿はなかなか見ごたえがありますよね。
これからも記事楽しみにしています。
投稿: st | 2008.10.05 03:40
こんにちは。
乗車された区間は、新快速等が高速で通過するので、曲線カントが若干きついところが多いので、錯覚されたのかも知れませんね。
ちなみに、京都~乗車されていれば、1号車が展望車で、かつ自由席でしたので、ちょっと残念でしたね。
ところで、関西圏の新快速ですが、乗車された区間を含め、運行区間の大半は130km/hでの運転となっております。また、「スーパーはくと」も京都駅~智頭駅間 130km/h、智頭駅~津ノ井駅間 95km/h、津ノ井駅~鳥取駅間 110km/h、鳥取駅~倉吉駅間 120km/hでの運転となっておりますので念のため。
投稿: 痛勤形酷電 | 2008.10.06 12:56
コメントいただきまして、ありがとうございます。
stさん>
いつも、弊ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。今回、仲間数人と京都~三ノ宮で「スーパーはくと」に乗車しました。カーブ区間で車体が傾いた感覚があったのですが、振り子機構までは動作はしていなかったのですね。確かにこの区間ですとわざわざ振り子を動作する必要もなさそうですし、また設備面でも対応していない可能性はありそうですね。
223系の新快速が高速で行き交う区間を走る気動車の特急、見ごたえ、乗り応えがありました。
痛勤形酷電さん>
今回は2号車に乗車したもので、1号車でしたら展望車というのならば、惜しいことをしたと思いました。
また、この区間の新快速についての最高速度に就いてのご教示をありがとうございました。まだ221系時代の古い知識であったようで、時速130km走行を行っておるのであれば、気動車とはいえそれ相応の速度で走らなければなりませんね。
しかし、「スーパーはくと」もなかなか俊足ですね。ほとんどの区間で最高時速が100km超とは、さすが関西と鳥取・倉吉を結ぶスーパー特急であることを思い知らされました。
投稿: Kaz-T | 2008.10.06 23:01