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2008.05.01

気動車王国 四国のローカル列車

JR四国の路線は国鉄時代の電化の遅れから気動車が多く走っています。今でこそ電化された路線もありますが、ことに徳島・高知エリアは非電化であることから、この地域独特の気動車が走っています。そんな車両を紹介していきます。

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JR四国 高知・徳島エリアローカルの主力車両 1000系 2008年4月27日 高知で筆者撮影

国鉄が分割民営化されJR四国が発足する際、その地域性から財政状況が危ぶまれたことから、国鉄時代末期にこの地域にローカル用気動車が導入されました。

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ステンレスボディーのキハ54 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

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小型ボディーのキハ32 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

キハ54とキハ32、これら車両はいずれも国鉄末期に四国に導入された車両です。現在でも四国各地で活躍しています。

さて、JR発足後にJR四国ではローカル用気動車が導入されました。1000系です。

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JR発足後に導入されたローカル気動車 1000系 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

現在のJR四国ローカル用気動車の主力車両となった1000系です。3ドア両運転台の車体で、車内はセミクロスではありますが、点対称の座席配置が特徴になっています。

JR四国では、その後も老朽化した旧国鉄型気動車を置き換えるため新型気動車が導入されています。1500系です。

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最新型気動車 1500系 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

現在、主に徳島エリアに導入されている新型気動車1500系です。1000系よりもさらに燃費などが向上して環境にやさしい車両になっています。この車両は徳島を中心とした徳島線・高徳線などで運用されています。

1500系の登場により1000系にも1500系と併結可能な改造を受けた車両が登場しています。

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1000系を改造して1500系と併結可能になった1200系 2008年4月27日 高松で筆者撮影

さて、阿波池田からは徳島線に乗車しまして徳島に向かいました。
1000系の普通列車に乗り、山間部の阿波池田から吉野川沿いを進み徳島線は風景中流域から下流へ川幅が広がり流れも穏やかになってきました。こうして1時間40分で徳島に到着しました。

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