景勝地を行く 「大歩危トロッコ」号
さて、先の特急「南風」号で途中の大歩危でユニークな列車が停車していました。そこで、下車した阿波池田でその列車の到着を待って、撮影してみました。
阿波池田に到着する「大歩危トロッコ」号 2008年4月27日 筆者撮影
この列車は、「大歩危トロッコ」号という列車で、四国山地を横断する土讃線の景勝地と言える大歩危・小歩危峡をゆっくりと走行しながら風景を堪能できるトロッコ列車です。
2007年4月27日 阿波池田で筆者撮影
阿波池田でこの列車の到着を待っていたくらいでしたら、大歩危からこの列車に乗車できればと思ったのですが、気か着いた時は特急「南風」は大歩危駅を出発して車内放送でも紹介される大歩危峡の車窓を眺めていたという、何たる大ボケをかましてしまいましたが、撮影だけはこのように到着した阿波池田で行った次第です。
その後この列車は入換が行われ留置となりました。
大歩危トロッコ号の上り方はキハ185 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影
トロッコ列車の牽引用車両になっていた車両はキハ185で、国鉄末期の1986年のダイヤ改正で四国に導入された特急型気動車で、その後JR四国発足当時の看板車両でありました。しかし、2000系などの車両が登場することになり徐々に活躍の場が狭まってきまして、このようにトロッコ列車にも使用されています。JR発足後は外装は幾度か変更されたキハ185、この外装は登場時のスタイルになっていますので、ある意味リバイバルカラーといったところでしょうか?
トロッコ型車両はキクハ32 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影
この車両がトロッコ車両になります。キクハという記号が物語っているように、この車両には動力がないため、別途気動車が必要となります。
自然豊かな景勝地を行くトロッコ型車両、今回は残念ながら乗車はできませんでしたが、今度機会があればぜひ乗車してみたいと思っています。
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