きしめんの街からうどんの国へ 琴電で活躍する元名古屋市営地下鉄の車両
琴電シリーズ、琴平線のあとは瓦町から志度線に乗車してみることにしました。
琴電志度線で活躍している600形 2008年4月28日 瓦町~今橋で筆者撮影
琴電志度線は、瓦町から源平合戦の舞台となった屋島を経由して志度を結ぶ路線です。この路線は琴平線・長尾線とは線路がつながっておらず、また急カーブが多いことから琴平線以上に旧型車が闊歩していた路線でしたが、現在では名古屋市営地下鉄からの譲受車で運転されています。
2008年4月28日 瓦町で筆者撮影
志度線で使用されている車両は600形と呼ばれている車両で、元は名古屋市営地下鉄東山線・名城線で使用されていた車両で、600番代は中間車からの改造(名古屋時代及び琴電譲渡時に改造)、700番代はオリジナルの先頭、そして800番代は中間車からの改造ですが3両編成時の増結用車両となっています。
まずは、車庫のある今橋で下車してみました。
留置中の600形 2008年4月28日 今橋で筆者撮影
元は東山線用先頭車から改造された723 2008年4月28日 今橋で筆者撮影
3両編成で到着した瓦町行き 2008年4月28日 2枚とも今橋で筆者撮影
留置中の600形 2008年4月28日 今橋で筆者撮影
軽自動車協会ラッピング車両になった元名城線先頭車から改造の722 2008年4月28日 今橋で筆者撮影
今橋から再び乗車しました。この路線では昼間でも3両で運転されている列車が多くありました。途中から海沿いを進んで終点の琴電志度に着きました。
琴電志度に到着 2008年4月28日 筆者撮影
2008年4月28日 琴電志度で筆者撮影
このあと、到着した列車で再び瓦町に戻りました。
さて、元名古屋市営地下鉄の車両は、長尾線でも活躍しています。今回の旅行では長尾線には乗車できませんでしたが、こちらも撮影しました。
長尾線の600形 2008年4月28日 片原町~瓦町で筆者撮影
長尾線の車両も仏生山に入庫する。 2008年4月28日 筆者撮影
2008年4月28日 高松築港~片原町で筆者撮影
琴平線の1080形と並ぶ長尾線600形 2008年4月28日 高松築港で筆者撮影
長尾線・志度線は車両限界が小型規格であったため、長年にわたり旧型車が闊歩していましたが、名古屋からやってきたこれら車両に置き換えられました。長尾線では元京急車も走れるようになったため、志度線に転属になった車両もあります。いずれにしましても小型の車両であったがゆえに、琴電で第2の活躍の場を見つけることができた名古屋市営地下鉄東山線・名城線の車両、この地で活躍していくことでしょう。
| 固定リンク
「地方私鉄」カテゴリの記事
- 日本一心豊かなローカル線へ 和歌山電鐵貴志川線(2010.08.13)
- 豊橋の街を行くLRV 豊橋鉄道T1000形「ほっトラム」(2009.11.02)
- 叡山電鉄の観光電車 デオ900形「きらら」(2009.10.16)
- 京阪鴨東線開通20周年ヘッドマークを付けた叡山電鉄デオ800系(2009.10.16)
- 土佐電のICカード「ですか」広告車(2009.09.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント