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2008年5月の48件の記事

2008.05.31

置き換えが再開される京王3000系を撮る!

5月27日は勤務の関係で、出勤が遅くなりました。この機会を利用しまして、今年度から置き換えが再開される京王井の頭線3000系を撮影してみました。

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今年度から置き換えが再開される京王3000系 3022F 2008年5月27日 高井戸で筆者撮影

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2008.05.30

大宮で貨物列車を撮る!

さて、5月21日は夜勤明けで大宮に向かい「FASTECH 360S」を見に行ってきたのですが、このあとは在来線ホームで、やってくる貨物列車を撮影してみました。

大宮は、東北貨物線と武蔵野線から東北線と高崎・上越線方面へ向かう貨物列車が集まり通過する駅で、多くの貨物列車が通過します。この駅では貨物牽引の機関車を狙って撮影している人がいつもいるというところになります。今回、撮影してきた列車です。

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4093レ 吹田機関区所属 EF66 19

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3054レ 仙台総合鉄道部所属 EF500-17

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5881レ 高崎機関区所属 EF65 1101

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5561レ 新鶴見機関区所属 EF210-120

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5593レ 新鶴見機関区所属 EF65 1063

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5781レ(通称「安中貨物」) JR東日本田端運転所所属 EF81 97

約1時間ほどでしたが、これだけの列車が撮影できました。関西方面からはるばるやってきたEF66や、東北地方から東京へ向けて走るEH500、そしてまだ活躍しているEF65に増備が進んでいるEF210、そしてEF81牽引の列車まで、バリエーションも多い貨物列車の牽引機関車です。

この場所は、多くの列車とともにやってくる機関車の種類も豊富ですので、1日居ても飽きることがないのではないかと思います。また、大宮で撮影してみようかと思います。


画像はいずれも2008年5月21日 大宮で筆者撮影

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活躍の場が狭まる JR貨物のEF65

この前の土曜日に開催されました「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」、このイベントではつい先日まで貨物列車の先頭に立っていた2機のEF65が展示されて話題となりました。そこで、今回はこれまで撮影してきましたJR貨物のEF65を掲載したいと思います。

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徐々に活躍の場が狭まるJR貨物のEF65 EF65 1083 2008年3月23日 府中本町で筆者撮影

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2008.05.25

京急ファミリー鉄道フェスタ2008に行ってきました

今日もまた、イベントが開催されました。今回は、これも毎年恒例のイベントになっている京浜急行電鉄のイベント、「京急ファミリー鉄道フェスタ」に行ってきました。

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イベント会場の撮影コーナーで並んで展示された車両 手前から旧1000形1309F「ありがとうギャラリー号」と1321F「京急110年の歴史ギャラリー号」、その隣には2100形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」2157F 2008年5月25日 筆者撮影

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まもなく姿を消す 東武東上線特急

大宮のイベントのあとは、川越線に乗車して川越乗り換えで東武東上線に乗ってみました。

さて、東武東上線では来月14日にダイヤ改正が行われます。直通運転を行う東京メトロ副都心線開業によるものですが、合わせて東上線には夕方から夜間にかけて座席定員制の列車「TJライナー」がデビューすることになっています。これにより、現在土・休日ダイヤで数本運転されている「特急」が姿を消すことになりました。そこで今回は夕方に2本設定されている上り特急池袋行きを撮影してみました。

まずは1本目2レを成増で撮影しました。

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8114を先頭にやってきた特急池袋行き2レ 2008年5月24日 成増で筆者撮影

8000系が充当された1本目2レ特急、成増は本線に始発普通が停車中であったことから副本線を通過していきました。

このあと2本目の4レを場所をかえて撮影することにしましたが、辺りは暗くなりしかも雨も降ってきたという状況の中でしたが、こちらも撮影できました。

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11642を先頭にやってきた特急池袋行き4レ 2008年5月24日 ときわ台で筆者撮影

原型スタイルの8000系充当を密かに期待していたのですが、結果は更新の8000系と10000系でした。またこの時間帯でも下り特急が1本あったのですが、これは通過したときに気がついた状況で、しかもその車両は8000系更新LED行き先表示でしたので、おそらく撮れたとしても行き先表示が見えない状況になっていたと考えられます。

こうして、まもなく姿を消す東武東上線の特急を撮影してきました。本線系統とは違い一般通勤車で運転される東上線の特急、かつては「みつみね」「ながとろ」「さだみね」「むさしの」などと愛称があり、「みつみね」「ながとろ」に至っては終点の寄居から秩父鉄道にも乗り入れていた時代がありましたが、愛称はなくなり池袋~小川町で土・休日ダイヤに数本運転されるだけになりましたが、これも今度のダイヤ改正で「TJライナー」に発展することになり姿を消します。
時代の転換期となった東武東上線、特急が姿を消すのは残念ですがもしかしますと将来的には復活があるのかもしれません。
あと5日になった東武東上線の特急、撮影に向かわれてみてはいかがでしょうか?

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2008.05.24

JRおおみや鉄道ふれあいフェア(2008)に行ってきました

さて、秋葉原で183系などを撮影したあとは大宮に向かいました。今年も毎年恒例のイベント「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」が開催され、このイベントに参加してきました。

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「JRおおみや鉄道フふれあいフェア」で展示された車両 EF58 93とEF65 535 2008年5月24日 筆者撮影

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彩で運転 「いろどり山梨八ヶ岳」号

秋葉原で国鉄特急色の183・189系を撮影しましたが、この間でこんな列車もやってきました。千葉から現在デスティネーションキャンペーンが開催されている山梨の小渕沢へ、快速「いろどり山梨八ヶ岳」号が運転されました。

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「彩(いろどり)」で運転された快速「いろどり山梨八ヶ岳」号 2008年5月24日 秋葉原で筆者撮影

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2008年5月24日 秋葉原で筆者撮影

「いろどり山梨八ヶ岳」号は、列車名が示すとおり485系から改造のジョイフルトレイン「彩(いろどり)」で運転されました。特徴的なヘッドライトに、液晶モニターのヘッドマークには「八ヶ岳」の風景などが表示されていました。

この列車は全席グリーン車指定席扱いで運転されます。まだまだデスティネーションキャンペーンが続く山梨へ、お出かけになってみてはいかがでしょうか?

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183!189! 本日の秋葉原にやってきた臨時列車

今日は、まずは秋葉原に行ってみました。ここで本日国鉄特急色の183・189系で運転された臨時列車を撮影してみることにしました。

まずは、新宿から千倉を結ぶ「新宿さざなみ」号です。主に土・休日に設定されている新宿から内房方面へ向かう特急列車で、通常は255系やE257系が使用されるのですが、今日は183・189系で運転されました。

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幕張車両センター所属183・189系で運転された本日の特急「新宿さざなみ」号

国鉄特急色の183・189系が充当されるということで、秋葉原には朝か多くの人が撮影に訪れていました。さて到着する際、ちょうど中野・三鷹方面の各駅停車が出発していましたので、なんとか先頭部は撮影できたという状況でした。

さて、このあと次の183・189系充当列車を待っていたのですが、その間油断していたところ中野・三鷹方面の各駅停車が出発して直後に入線してくる183系がありました。

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団体専用列車でやってきた183系

ノーマークだった団体専用列車がやってきました。あわてて撮ったもので、入線時は前面に影が映っている状況ですが、この時期はこのような列車も多く設定されていることから、今となっては波動輸送用になった183系がこのような列車でも運転されています。

団体専用列車に意表を突かれましたが、次なる183・189系使用の臨時列車がやってくる時刻になりました。その列車は、今年も本日から運転が始まった特急「あやめ」91号です。

特急「あやめ」は、東京~鹿島神宮・銚子を成田線経由で運転している列車で、下りは夜間・上りは朝に設定されている特急ですが、この時期は沿線の潮来地域において列車名になった「菖蒲」が見ごろとなり本日から「あやめまつり」が行われることから運転された列車になります。
そして、「あやめ」91号がやってきました。

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「特急」表示でやってきた幕張車両センター所属183・189系で運転された特急「あやめ」91号

やはり、幕張車両センター所属国鉄特急色の183・189系でやってきた「あやめ」91号、そのヘッドマークは「特急」と表示されているだけの簡素なものでした。幕張所属の183・189系は多客時を中心に特急に使用されることがあり、「あずさ」や「かいじ」そして「さざなみ」といったヘッドマークはあるようですが「あやめ」までは用意されていないようです。

こうして、秋葉原にやってきた183・189系を撮影してきました。いずれも国鉄特急色を堅持している編成で運転されたことから、多くの人が集まりました。もう定期の特急はありませんが、臨時の特急列車として、また団体専用列車などでも活躍している183・189系です。これら車両の余命はもう少ないと思われます。今しばらくはこのような姿を楽しみことができるのではないかと思います。


画像はいずれも2008年5月24日 秋葉原で筆者撮影


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TOMOの鉄日誌さん
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2008.05.22

勝田車両センター485系で運転された集約臨を撮る

さて、大宮で「FASTECH 360S」などを撮影後は北千住に向かいました。

この時期、各学校では修学旅行シーズンとなることから「集約臨」とよばれる団体専用列車が多く運転されます。今回は、常磐線の485系で運転された集約臨を撮影してみました。

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勝田車両センターの485系で運転される常磐線の集約臨 先頭はK40編成 クロハ481-1501 2008年5月21日 北千住で筆者撮影

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後ろにはK60編成 クハ481-1504 2008年5月21日 北千住で筆者撮影

常磐線で運転されている集約臨は、勝田車両センター所属の485系で4+6で運転されました。先頭に出ていた車両が今となっては貴重になった北海道仕様の1500番代であったり、複雑な経歴をもつクロハ481-1501となっているなど、外装とともに特徴的な編成になっています。

この集約臨は、ここ数週間は主に平日に運転されています。今回夜勤明けの機会でこのように撮影することができました。


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くましげの日記帳さん

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2008.05.21

時速360kmで東北新幹線の未来を拓く「FASTECH 360S」

さて、今日は夜勤明けで大宮の新幹線ホームに行ってきました。これは数日前とある方からのメール情報により明けに当たった本日出向いてみることにしました。

大宮に着きますと、ホームの下り方にはどうやって情報を仕入れてきたのか、どこからわいてきたのか、平日の昼間であるにも関わらず、大勢の人が集まっていました。この間で先の記事の「East-i」もやってきましたが、やがて回送列車として緑色に輝く車両がやってきました。

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大宮にやってきた新幹線高速試験車E954形「FASTECH 360S」 2008年5月21日 筆者撮影

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JR東日本の新幹線を守る「East-i」

今日は、昨日が夜勤であったもので明けとなりました。そこで大宮に行ってみました。新幹線ホームに入り撮影しているとこんな列車がやってきました。

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JR東日本の新幹線電気軌道総合試験車 E926形「East-i」 2008年5月21日 大宮で筆者撮影

平日の昼間なのに大勢の人が集まっていた今日の大宮駅新幹線ホームにやってきたこの列車は、「East-i」と呼ばれる新幹線電気軌道総合試験車です。

秋田新幹線E3系をベースに製造されたこの車両は、新幹線の電気・信号・通信・軌道の状態を検測する車両で、東海道・山陽新幹線では「ドクターイエロー」とよばれ黄色の車体が特徴ですが、東北・上越・長野新幹線ではこのように、白の車体に赤のラインの外装でなっており、E3系がベースであるため山形・秋田新幹線区間の検測も可能になっています。

東京方面に向かいましたので、戻ってきた「East-i」を撮影してみました。

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2008年5月21日 大宮で筆者撮影

新幹線の線路や電気関係の設備を実際の車両と同じ速度で検測する「East-i」、安全運行を支える裏方の車両ではありますが、それでもその外観は目立ち注目が集まります。

運行範囲はJR東日本の新幹線全線と広大で、それこそ見ることはまれであるかと思いますが、出会った際は注目してみてはいかがでしょうか?

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2008.05.18

三社祭! 東武伊勢崎線のヘッドマーク付き列車

今年も、一昨日から今日まで浅草神社では三社祭か行われていました。今年は本社神輿は出ませんでしたが各町内のお神輿が多数出たようで、この3日間浅草の町は祭り一色で活気付きました。その浅草を起点とする東武伊勢崎線では、三社祭開催にあたり一部列車にヘッドマークを付けて運転されました。

さて、今日は私はほぼ1日都合があり都内にいたのですが、このヘッドマーク付き列車撮影しようと、用事が終わってからすぐ浅草に向かいました。そして、ヘッドマークをつけた列車がやってきました。

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「三社祭」のヘッドマークをつけた10000系 11604 2008年5月18日 浅草で筆者撮影

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2008年5月18日 浅草で筆者撮影

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ヘッドマークのアップ

浅草到着が17:20頃で、事前のリリースではもうヘッドマークは外されてしまったのではないかとも思われだめもとでとりあえずは行ってみたところ、10000系のヘッドマーク付き列車に出会うことができました。このあとこの列車に乗車してみましたが、すれ違う列車にはヘッドマークはなく、事前の情報では数編成走っていたヘッドマーク付き列車ももう外された後で、おそらくはこの列車が最終のヘッドマーク付き列車であったのではないかと思われます。なんとか間に合いました。

古くからの伝統を守り歴史を重ねてきた町浅草のお祭りである三社祭、今年は終わりました。また来年の開催時に、このようなヘッドマークが登場することをぜひ期待してみようかと思います。


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melonpanのつぶやき。さん

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臨時ダイヤで運転 本日の京王線

今日は東京都調布市において、太平洋戦争中に投下されそのまま地中深くに眠っていた不発弾を撤去する作業が行われました。この影響により本日の京王線はつつじヶ丘~調布で一時運休となり、臨時ダイヤで運転されました。

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不発弾撤去による臨時ダイヤで運転された京王線 多数運転された各停つつじヶ丘行き 7712 2008年5月18日 新宿で筆者撮影

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2008.05.10

Welcome to Chuo Line! E655系「和(なごみ)」

今日はあいにくの天候の中、朝から西荻窪で撮影していました。先の記事のお座敷電車「華」による「お座敷富士芝桜」号が通過してから約20分後に、明らかに次元が異なる列車がやってきました。

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今日は中央線で運転されたE655系「和(なごみ)」 2008年5月10日 西荻窪で筆者撮影

雨が滴る中央線を通過していったこの列車は、昨年導入されたE655系ハイグレード車両「和(なごみ)」です。首都圏のJR東日本管内の路線を中心に走行しているこの車両、今日は中央線の甲府まで今回もおそらくは「大人の休日倶楽部」会員様限定のツアー列車として運転されました。「和(なごみ)」が中央線に登場したのは、試運転時を除きますと今回が初めてではないかと思います。

この列車は主に、「大人の休日倶楽部」会員様限定のツアー列車に使用されることから、その運転日は必ずしも土・休日であるとは限らないのですが、今回の中央線の運転はうまい具合に土曜日に当たりました。現在デスティネーションキャンペーンが開催されている山梨へ運転されました。

よく撮影に訪れる場所でも、この列車がやってきますとどこか違った風景に感じられるのは、E655系が放つ威厳によるものでしょう。これからも、各路線で漆黒の輝きを放ち運転されることでしょう。


関連記事
威風堂々 E655系「和(なごみ)」(2008年2月25日)

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華で運転 「お座敷富士芝桜」号

今日はあいにくの天気となりましたが、現在も実施されている山梨デスティネーションキャンペーンの一環として、こんな列車が運転されました。「お座敷富士芝桜」号です。

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485系お座敷電車「華」で運転された 快速「お座敷富士芝桜」号 2008年5月10日 西荻窪で筆者撮影

新宿から富士急行線の河口湖まで運転された「お座敷富士芝桜」号、列車名にふさわしくお座敷電車「華」で運転されました。
富士山の麓、本栖湖に近い所で現在開催中の「富士芝桜まつり」会場で、見ごろを迎えた芝桜見物に便利な列車として運転されました。
今日はあいにくの天気で、それこそ本栖湖あたりでは寒い日であったかと思います。

山梨デスティネーションキャンペーンはまだまだ開催されていますので、富士山の麓へそして甲州へおでかけになってみてはいかがでしょうか?

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2008.05.09

京王電鉄 2008年度経営計画発表

京王電鉄では、今年度のグループ経営計画が発表されました。

内容は、京王電鉄ではATC導入や車両・駅のバリアフリー化、調布付近の立体化に続いて代田橋~八幡山で立体化に向けた調査が始まるとのことです。

さらに細かく読んでみますと、今年度は老朽車両の取り換えで京王線に9000系を60両、井の頭線に1000系を25両導入し、車内液晶モニターやドアチャイムを設けた車両を今年度新造車と合わせて137両、省エネルギー車両(VVVF制御車)を今年度新造車と合わせて117両導入するとあります。この他、桜上水駅の橋上化が完成するとともに、永福町や百草園などで橋上化が行われ、エレベーターなども整備されることになっています。

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今年度は60両導入される9000系 2008年2月10日 笹塚で筆者撮影

この他にも記載していることがありますが、弊ブログの視点としましては、やはり車両の動向が気になります。特に今年度は、京王線では9000系が60両とかなりの両数が導入されます。おそらくは都営新宿線乗り入れ対応の10両編成6本かと思われます。すでに今年度導入分は1編成が営業運転を開始して、次の編成が現在入線の最中で、さらに今月下旬にも1編成甲種輸送されてくるとされています。これにより6000系は運用離脱が地下鉄乗り入れ編成で発生しており、すでに6043F+6433Fが運用を離脱したとのことで、特に6043Fは1989年の入線で平成になってからの新造車両も廃車になってしまったことを考えますと、今後は特に乗り入れ編成については検査期限順に容赦なく運用を離脱していくことになるようで、6000系の都営新宿線直通急行は今後ますます見ることが難しくなっていくのではないかと思われます。また、7000系についてもVVVF化やバリアフリー化が進められることになります。

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今後数を急激に減らしてゆくであろう6000系 地下鉄乗り入れ対応編成による前パンタ先頭の急行も今後は見る機会が減っていくことに 2008年5月5日 つつじヶ丘で筆者撮影

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今年度もVVVF化・バリアフリー化が進められる7000系 2008年4月13日 高幡不動で筆者撮影

一方、井の頭線に目をむけますと、今年度は久々に1000系の増備が行われます。今年度は25両ということで5両編成5本導入されますが、今年度の増備で4年のブランクがありましたので、どんな変化があるのか気になります。

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今年度久々に増備される井の頭線1000系 次に入線する1016Fは前面はアイボリー色の見込み 画像は1002F 2004年2月27日 高井戸で筆者撮影

さて、1000系が増備されるということは3000系の運用離脱が発生することになります。今年度の1000系の増備は5編成ということで、現在残っている3000系のうち、3016F~3019Fは確実に運用離脱すると思われます。

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3016Fとともに分散クーラーを搭載している先頭車を組み込んだ3017F、この編成も置き換えの対象の見込み 2004年2月27日 高井戸で筆者撮影

さらに、今年度の増備で井の頭線在籍車両の2/3は1000系ということになり、デイタイム時間帯では全列車1000系で運用を賄うことができるようになるため、3000系はかつての「グリーン車」(3000系以前に井の頭線に入線して活躍していた旧型車・車体が緑色であったことからこのような呼び方をなされていた)がたどったように、朝・夕のラッシュ運用限定になってしまうことは十分に考えられます。


今年度の京王電鉄経営計画は以上ですが、昨年度発表された「2010年度までATC導入・全車VVVF化・全車バリアフリー化」といった計画達成に向けて大きく動き出しました。世代交代の波が急激に押し寄せてくる年となるように思います。


参考
京王電鉄オフィシャルサイトリリース 2008年度京王グループ経営計画(PDF)


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Keio line memorandum...さん
富士見ヶ丘 跨線橋さん

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2008.05.06

GW期間中に運転された183・189系の臨時「かいじ」号

ゴールデンウィーク期間中、中央線の特急も多くの利用がありました。特に今年は山梨でデスティネーションキャンペーンが開催されているとあって、例年以上の利用があったのではないかと思います。

先日、189系の臨時「あずさ」を記事にしましたが、5月5日と6日の上り臨時の「かいじ」号でも183・189系で運転された列車があります。これら列車を撮影してみました。

まずは、幕張車両センター所属の183・189系で運転された「かいじ」188号です。

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幕張車両センター所属、国鉄特急色の183・189系で運転された 「かいじ」188号 2008年5月6日 八王子で筆者撮影

国鉄特急色を堅持している幕張車両センター所属の183・189系で運転された「かいじ」188号、幕張車両センターでは中央ライナーから撤退に伴いすでに廃車となった編成があるようですが、この編成は今回このような臨時特急に使用されました。前面飾り帯が塗りつぶされているC4編成が充当されましたが、この編成はまだ残るのでしょうか?

そして、このあと長野車両センター所属の189系で「かいじ」180号が運転されました。

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長野車両センター所属、旧「あさま」色の189系で運転された「かいじ」180号 2008年5月6日 八王子で筆者撮影

「かいじ」188号の時よりも多くの人が集まった八王子駅、この間で東急5080系の甲種輸送が到着したようでその流れでこの列車を撮影された方も多くいらしたようです。旧「あさま」色の「かいじ」、以前も多客時に設定されたことがあるようなのですが、今回撮影することができました。

中央線で、この時期に登場する183・189系を使用した臨時特急をこの様に撮影しました。今年のゴールデンウィークもこれで終了となります。皆様方も、きっと良い連休期間であったのではないかと思います。


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Musashino RM Blogさん

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このGW期間中に設定された「奥利根号」を撮る

さて、このゴールデンウィーク期間中の5月3日~6日には、上野~水上を臨時列車「EL&SL奥利根号」が運転されました。12系客車6両で運転される全席指定の快速列車ですが、上野~高崎が電気機関車、高崎~水上を蒸気機関車が牽引して運転されます。高崎~水上はおなじみD51 498が牽引します。今回大宮で電気機関車牽引の「奥利根号」を撮影しました。まず小雨に見舞われた5月3日はEF60 19が牽引しました。

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EF60 19に牽引された「EL&SL奥利根号」 2008年5月3日 大宮で筆者撮影

昨年標準色になった、今となっては稼働できるのがこの車両だけになったEF60が牽引しました。

今年の奥利根号、鉄道ダイヤ情報誌によりますと5月4日の上りから牽引機が高崎車両センターのEF65牽引で運転するとあります。ということで本日再び大宮に出向き「奥利根号」を撮影してきました。

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EF65に牽引されてやってきた「EL&SL奥利根号」 2008年5月6日 大宮で筆者撮影

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牽引機は「Pトップ」 EF65 501 2008年5月6日 大宮で筆者撮影

本日「EL&SL奥利根号」の上野~高崎を牽引したのは、一時期貸し出されていたJR貨物より返却され先日、出場したばかりのEF65の500番代、通称P型のトップナンバーEF65 501が牽引してきました。出場したてとあって大変美しい姿になっており、かつてはブルートレインの先頭にも立った栄光の機関車が、今回牽引していました。

ということで、期間中で上野~高崎間の牽引機関車が変わるという展開があった今回の「奥利根号」でした。この両機は今となっては貴重な機関車であり、今後もこのようなイベント列車に登場してくれることにぜひ期待したいところです。


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TOMOの鉄日誌さん
鉄道の小箱さん

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今年も運転された「足利藤まつり」号

今年のゴールデンウィークも今日で終わりとなります。このゴールデンウィーク期間中も、多くの臨時列車が運転され撮影された方も多いことでしょう。
そこで、今年もこの期間中に撮影した列車を記事としました。まずは、今年も運転された「足利藤まつり」号です。

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今年も183系で運転された快速「足利藤まつり」号 2008年5月3日 大宮で筆者撮影

今年もこの時期に開催された足利の「藤まつり」に便利な全席指定の快速列車が、上野~桐生(東北線・小山経由)で2往復運転されました。

足利藤まつり関連では、今年もこの列車が運転されました。お座敷電車「せせらぎ」を使用した「お座敷せせらぎ藤まつり」号です。

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同じく今年も運転された「お座敷せせらぎ藤まつり」号 2008年5月3日 大宮で筆者撮影

大宮~佐野を高崎線経由で運転された「お座敷せせらぎ藤まつり」号です。

今年もこのように運転された足利藤まつり関連の臨時列車、来年以降の運転も期待できそうです。


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ちろログさん

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2008.05.05

京王線で運転 「Tama Zoo Train 50周年記念号」

今日はこどもの日です。東京・日野市にある多摩動物公園はこの日が開園記念日で、入場料が無料になります。私も子供のころよく家族で行った多摩動物公園、この日に行った事を覚えています。放し飼いのライオンをバスに乗って見物する「ライオンバス」や、オーストラリアからやってきたコアラなどを展示する「コアラ館」など、いつの時代も子供たちに人気の動物を展示している所です。そして、多摩動物公園は今年で開園50周年を迎えました。

開園50周年を記念して京王線では本日、普段は高幡不動~多摩動物公園の動物園線を折り返している専用のラッピング車両「Tama Zoo Train」に事前に一般からの公募によるデザインコンテストで、最優秀賞に選ばれた2点を前後のヘッドマークにしたものを付けて、新宿から多摩動物公園まで臨時列車「Tama Zoo Train 50周年記念号」として、親子連れを対象とした事前申し込み制の臨時列車が運転されました。

現在動物園線を折り返している車両「Tama Zoo Train」は、ワンマン運転対応の6022F4両編成で、多摩動物公園の動物のラッピングがなされている車両になります。動物園線の専用車になっているため、本線では運用される機会はない車両が今回新宿まで姿を見せるということで、まずは送り込みの回送を撮影してみました。

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本日の記念列車に使用された6022F「Tama Zoo Train」 送り込みの回送 2008年5月5日 明大前で筆者撮影

すでにヘッドマークをつけて回送されてきた「Tama Zoo Train」、それにしては妙に長い編成になっていたこの列車、明大前到着時には下り線に列車が止まっていたためこの編成の反対側は撮影できませんでした。
そして、新宿から事前の申込により乗車した臨時列車「Tama Zoo Train 50周年記念号」を場所を変えて撮影しました。

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前パンタ先頭!6867を先頭にやってきた「Tama Zoo Train 50周年記念号」 2008年5月5日 つつじヶ丘で筆者撮影

本日運転された「Tama Zoo Train 50周年記念号」は方向幕は「回送」のままでした。また、京王線走行時(新宿~高幡不動)で新宿方から6022F+6412F+6417Fという4+2+2、4M4Tでパンタ6台という近年まれに見る珍編成で運転されました。この列車で、下り先頭になっていた6417Fの6867は、競馬場線のワンマン運転対応編成ではありますが、本線運転時では通常中間に入るため先頭に出ることはなく、このためスカートも付いていません。なお、この列車に乗車していた参加者は6022Fに乗車しており、6412Fと6417Fには乗車していませんでした。

つつじヶ丘に到着した「Tama Zoo Train」を撮影してみました。

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「Tama Zoo Train」6022F 2008年5月5日 つつじヶ丘で筆者撮影

「Tama Zoo Train」になった6022Fは、6000系の最終グループで1991年に5両編成4本導入されたうちの1編成です。このグループの最大の特徴は、朝のラッシュ時間帯における停車時間短縮を狙って5ドアという仕様で登場したことです。導入時は新宿方に2両・京王八王子方3両の4ドア車をつなげた10両編成で運転され、朝ラッシュ時間帯における明大前などで停車時間短縮の効果があったそうなのですが、その後混雑が緩和されてきたことや、5ドア車自体がこのグループだけで終わったことから、デイタイム時間帯での着席サービスの低下や乗車位置目標が崩れるといった問題が生じて、のちに6023Fと6024Fは4ドアに改造され、6022Fは5ドアのまま中間車1両を6021Fに組み込むことで4連化しワンマン対応車となって、動物園線専用車になり「Tama Zoo Train」となりました。またこの編成からねん出された中間車を組み込み6連になった6021Fは、2001年のダイヤ改正以降相模原線の各停で運用されていましたが、その後のダイヤ改定により運用がなくなってしまい廃車となってしまいました。今となってはこの6022Fが唯一5ドアで残っている車両になります。

朝のラッシュ時間帯における停車時間短縮を狙って導入された5ドア仕様車、その後の情勢の変化により支線である動物園線の折り返し車両となり動物のラッピングまでなされた6022F、多摩動物公園開園50周年を記念した臨時列車として、久々に本線を走行しました。

明日以降、動物園線を折り返す「Tama Zoo Train」には、今回も付けられたヘッドマークを付けて運転されます。ゴールデンウィークから新緑の季節へ、多摩動物公園へいざなう「Tama Zoo Train」に乗って、あの日の思い出を探しに多摩動物公園へお出かけになってみてはいかがでしょうか?


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2008.05.04

上田電鉄「まるまど祭り」に行ってきました

さて、今日は長野の後はしなの鉄道に乗車して上田にやってきました。ここから別所温泉まで上田電鉄という私鉄が出ています。この鉄道の下之郷車庫において「まるまど祭り」が開催されました。このイベントに行ってきました。

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上田で出発を待つ上田電鉄7200系「まるまどどりーむ号」 2008年5月4日 筆者撮影

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奇跡の169系で運転された しなの鉄道臨時快速「軽井沢ミラクル」号

長野からは次の箇所に向かうべく、本日運転された臨時快速列車「軽井沢ミラクル」2号に乗車しました。

長野新幹線開業により、軽井沢~篠ノ井の在来線を引き継いだしなの鉄道では、JRから115系と169系を譲り受け運転されています。今回乗車した「軽井沢ミラクル」号は169系で運転されました。

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入線するしなの鉄道169系 2008年5月4日 JR信越線長野で筆者撮影

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2008年5月4日 JR信越線長野で筆者撮影

しなの鉄道にやってきた169系は、主に朝夕に設定されている定員制の快速列車で運用されているようです。今回の「軽井沢ミラクル」号にも充当されました。

定員制の列車に使用されるためか、車内は転換クロスになっておりオリジナルの座席ではありませんが、169系と含む165系一族はJR各社とも姿を消している中、しなの鉄道で奇跡的に残っている車両ではないかと思います。

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2008年5月4日 上田で筆者撮影

しなの鉄道に転換された信越本線、もうかつてのように特急などの優等列車が行き交うことはありません。しかし、かつてこの路線を走っていた急行列車を彷彿とさせる臨時快速列車、急行型電車を堪能することができました。

快速「軽井沢ミラクル」号は、このゴールデンウィーク期間中に設定されていますので、この期間中に長野を訪れることがあるようでしたら、乗車してみてはいかがでしょうか?

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旧塗装で運転中 長野電鉄2000系

今日は、長野に行ってきました。まずは、長野電鉄を訪れ特急車である2000系を撮影してみました。

すでに第1編成が登場してから50年以上が経過した長野電鉄の特急車である2000系、元小田急ロマンスカーHiSEである1000系「ゆけむり」導入後も2編成が今の残り、朝・夕のB特急を中心に間合いの普通運用にも就いています。
長野電鉄2000系ですが、最近旧塗装が再現され運転されています。今回は前日より長野入りして早朝から撮影しました。

まずは一時期の長野電鉄の塗装でもあった「りんごカラー」が再現されたD編成です。

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「りんごカラー」が再現された2000系D編成 2008年5月4日  善光寺下~本郷で筆者撮影

早朝の普通列車に充当されたD編成、この編成は1964年に導入され、スカートが付いているという点が他の2000系とは異なります。

このあと、場所を変えてデビュー時の「マルーン」が再現されたA編成を撮影しました。

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デビュー時の「マルーン」が再現された2000系A編成 2008年5月4日 桐原~信濃吉田で筆者撮影

B特急に充当されていたA編成、この編成は2000系の第1編成として1957年にデビューしました。以来50年以上にわたり長野から湯田中を結んだ特急として活躍してきました。

実に半世紀にもわたり特急として活躍してきた長野電鉄2000系、今では朝・夕のB特急で活躍しています。その運用も朝時間帯から午前中までと夕方以降と限られてきており、撮影するには若干の困難が伴っています。
しかし、今残っている2編成にかつての塗装を再現して運転されている2000系、いつまで走るのかはわかりませんが、活躍している今の姿をご覧になられてみてはいかがでしょうか?


関連記事
活躍を称える 長野電鉄2000系(2006年12月9日)

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2008.05.03

GW期間に運転 臨時特急「あずさ」81号

さて、ゴールデンウィークも後半に入りました。今日は中央線で臨時特急「あずさ」81号が運転されました。この列車を撮影してみました。

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旧「あさま」カラーの189系で運転された「あずさ」81号 2008年5月3日 西荻窪で筆者撮影

多客時に、183・189系を使用する臨時の「あずさ」号についてはこれまで何度か記事にしましたが、この「あずさ」81号はかつて上野から長野を新幹線開業前に結んでいた特急「あさま」色の車両で運転されました。この塗装の「あずさ」号は、これまで多客期の1日に設定されていましたがなかなか都合がつかず、今回撮影することができました。

ゴールデンウィーク後半も、各種列車が登場しますので楽しみも多いのではないかと思います。

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四国旅行記 目次リンク

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8000系特急「いしづち」(左)と5000系快速「マリンライナー」(右) 2008年4月27日 高松で筆者撮影

4月26日夜から29日までで行ってきた四国旅行、「サンライスエクスプレス」で高松入りしてから高知・徳島とめぐり、再び高松から松山への行程でしたが、たいへん多くの話題をお送りしました。ここで、帰宅当日の4月29日から本日まで5日間にわたりアップされた四国旅行記のインデックスを作成しましたので、どうぞご活用ください。

なお、目次の順番はアップした順になります。

朝に向けて「サンライズエクスプレス」
海を渡る 快速「マリンライナー」
四国電化の幕を上げた 121系
高松エリアの珍車 6000系
四国山地を横断! 特急「しまんと」

南国土佐に路面電車あり 土佐電氣鐵道
高架の車窓からは大海原 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線

海を渡り四国山地を走る特急「南風」
景勝地を行く 「大歩危トロッコ」号
気動車王国 四国のローカル列車
徳島エリアでは今も特急で活躍 キハ185系
高徳線を行く特急「うずしお」

讃岐平野を走る 高松琴平電鉄
讃岐平野を名車が走る!(1) 琴電1070形
讃岐平野を名車が走る!(2) 琴電1100形
琴電 仏生山車庫を訪れる
きしめんの街からうどんの国へ 琴電で活躍する元名古屋市営地下鉄の車両

四国にやってきた113系
キハ185系で運転!特急「いしづち」
瀬戸内の疾風 8000系
予讃線のローカル列車で活躍する 7000系
四国鉄道文化館に行ってきました

城下町松山に路面電車あり! 伊予鉄道市内電車
道後温泉へタイムトリップ!「坊ちゃん列車」
葛の如き縦横に蔓さし延ばす 伊予鉄道郊外電車
伊予鉄のステンレスカー 610系

松山のキハ185系
この車両からJR四国の高速化が始まった!2000系試作車「TSE」
JR四国ではまもなく終焉を迎えるキハ58系

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JR四国ではまもなく終焉を迎えるキハ58系

長々と掲載してきました、ゴールデンウィーク前半の四国旅行記も、この記事で最後となりました。最後はJR四国ではまもなく終焉を迎える車両です。

四国エリアでは、特急列車の設定が比較的遅かったことから、急行列車が花形列車として運転されていました。その車両こそ全国的に見ることができたキハ58系と呼ばれる車両です。その後急行列車廃止に伴いローカル列車に使用されるようになりました。しかし寄る年波には勝てず徐々に姿を消して行き、JR四国ではついに今年中に全車引退ということになりました。

今年3月ダイヤ改正では、引退を見越してかその運用はごく限られたものになり、松山エリアと高知エリアで細々と運転している状況になってしまいました。今回、松山でキハ58系充当列車を撮影することができました。

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到着するキハ58系 普通列車 2008年4月29日 松山で筆者撮影

もうJR四国では残りわずかになったキハ58系になります。松山エリアでは松山~八幡浜に1往復が残っているのみで、下り八幡浜行きは早朝になることから上りの松山行きを撮影することとしましたが、この列車は宇和島始発で、八幡浜でキハ58系を増結する列車になります。よって、到着したこの列車は3両編成で最後尾はキハ54でした。

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2008年4月29日 松山で筆者撮影

松山エリアのキハ58系は、キハ58+キハ65の2両編成が基本のようです。キハ65はキハ58系を改良した車両で本来であればこの系列に含めるべきではないのかもしれませんが、実質上キハ58系と混合で使用されてきたことからキハ58系に含めることとしました。

松山では、ホームから見える位置に別のキハ58系が留置していましたので、こちらも撮影しました。

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留置中のキハ58系 2008年4月29日 松山で筆者撮影

JR四国発足後にコーポレートカラーをイメージした塗装に変更されたキハ58系、この一族には旧国鉄色が再現された車両もあるようで、松山駅構内でも撮影こそはできませんでしたが、止まっているのが見えました。

四国地方でも長きにわたり活躍してきたキハ58系、活躍の期間は残りわずかになりました。消えゆく国鉄型車両、これまでの活躍を讃えようと思います。

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この車両からJR四国の高速化が始まった!2000系試作車「TSE」

松山駅で撮影していましたが、ここで松山から宇和島を結ぶ特急「宇和海」を撮影してみることにしました。予讃線は松山から先の伊予市からは非電化になるため、この列車も振り子式気動車2000系が充当されます。そしてその列車が到着しましたが、その風貌は前面にヘッドマークが付いていないという、明らかに他の2000系とは異なる車両がやってきました。

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特急「宇和海」に充当されている2000系試作車 2008年4月29日 松山で筆者撮影

この車両は、現在JR四国が誇る振り子式気動車2000系の試作車になります。1989年に製造された世界初の振り子式気動車になります。
高速道路網が整備され始めた1990年代、特に土讃線は四国山地を横断することからカーブが多く、この区間を高速で走行できる車両を目指して開発がなされました。外観上の特徴は前面のヘッドマーク表示がなく、その一方で窓上部に「TSE」というロゴが入っています。

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高松方は切妻型形状(貫通型にはなっていないそうです) 2008年4月29日 松山で筆者撮影

この編成も、グリーン車になっている宇和島方先頭は流線型になっています。

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宇和島方先頭は流線型 上部に「TSE」のロゴ 2008年4月29日 松山で筆者撮影

JR四国の高速化にむけて開発された2000系試作車「TSE」、この車両の成功により四国内の高速化が図られ、また他のJR各社においても振り子式車両を多く導入するようになったという点で、大きな功績を残した車両といえるでしょう。

この日の2000系試作車「TSE」は、量産車の中間車を1両組み込んだ4両編成で松山~宇和島を結ぶ特急「宇和海」で運転されていました。運用的にはほぼ「宇和海」限定のようで、高松や本州エリアで見ることは難しいと思われます。

2000系試作車「TSE」がもたらした功績は、大いに称えられるでしょう。


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松山のキハ185系

4月29日は、松山を巡っていましたがこの間でJR松山駅でも撮影していました。

まずは、松山エリアにも存在しているキハ185系です。

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松山エリアにも存在しているキハ185系 2008年4月29日 松山で筆者撮影

松山エリアの185系は3000番代を名乗っており、外観も赤のラインが付加されたものになっています。

撮影したこの列車は、普通宇和島行きになります。徳島エリアでは「剣山」や「むろと」、そして高松エリアにおいて今回の旅行で乗車した「いしづち」といった特急でまだ活躍しているものもいる中、松山エリアでは普通列車に使用されています。前出の特急列車は何だったのだろうという気にさせてしまいます。

キハ185系、松山駅の車両基地にも止まっていましたので撮影しました。

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2008年4月29日 松山で筆者撮影

おそらくは、2000系などの振り子式特急型気動車の導入により活躍の場が狭まったところで、老朽化したローカル用気動車の置き換えということで普通列車用になってしまった松山のキハ185系、この系列の末路を早くも見てしまったようにも思えます。

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伊予鉄のステンレスカー 610系

伊予鉄郊外電車を高浜線の梅津寺で撮影していました。この駅は海沿いの駅であると共に、かつて高視聴率を誇った人気ドラマのロケ地として知られその看板がこの駅ホームにありました。ここで撮影している間に、こんな車両がやってきました。

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伊予鉄のオリジナル車 610系 611 2008年4月29日 梅津寺で筆者撮影

この車両は610系という車両で、1995年に導入された伊予鉄オリジナル車両で2両編成2本4両導入されましたが、その後は増備はなされていません。

車体はステンレス製ですが、足回りなどは従来車と同一のものを装備しています。

もう1編成も撮影できました。

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662 2008年4月29日 梅津寺で筆者撮影

伊予鉄のオリジナル車であるため、前面は大きな1枚窓が印象的ですが、側面はどこか某関東大手私鉄の地下鉄乗り入れ車両と同じような窓配置になっています。

伊予鉄郊外電車のイメージアップになった610系ですが、ステンレス車体ということで2編成ともラッピング広告車になっていました。
2編成だけの少数ですが、これからも活躍していくことでしょう。

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葛の如き縦横に蔓さし延ばす 伊予鉄道郊外電車

伊予鉄道は、松山市内を走る市内電車のほか、松山市を起点に郊外電車も運営しています。松山市から海沿いの港、高浜へ向かう高浜線、内陸に進む横河原線、そしてこちらも海に向かう郡中線があり、高浜線と横河原線は直通運転を行っています。郊外電車についても撮影しました。

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伊予鉄郊外電車の主力 700系 2008年4月29日 古町で筆者撮影

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道後温泉へタイムトリップ!「坊ちゃん列車」

さて、松山駅前周辺で市内電車を撮影後は、この街最大の名所である道後温泉に行ってみることにしました。
道後温泉は我が国最古の温泉として知られ、その本館は重要文化財にも指定された松山のシンボルの一つです。ここへ向かうため、松山駅前からこんな列車に乗車してみることしました。

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到着する「坊ちゃん列車」 2008年4月29日 松山駅前で筆者撮影

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城下町松山に路面電車あり! 伊予鉄道市内電車

4月28日は、松山市内を巡るべくJR松山駅からすぐの大手町のホテルの宿泊しました。そして翌日の朝はここからまずは、この地にも存在している伊予鉄道市内線を撮影してみました。

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松山の街を続行で走る市内電車 2008年4月29日 松山駅前~大手町で筆者撮影

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四国鉄道文化館に行ってきました

4月28日は夕方から松山に向かったのですが、その途中駅である伊予西条で下車しました。

伊予西条は四国最高峰の石鎚山の玄関口として、また鉄道開業当初は終着駅であった時代があり、また機関区なども置かれたこの地域の拠点として鉄道の町としても栄えました。
この街に昨年「鉄道歴史パーク in SAIJO」として各種資料館がオープンしました。その中の1つでこの施設の目玉といえる「四国鉄道文化館」を訪れました。

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「四国鉄道文化館」で展示されている車両 新幹線0系とDF50 1 2008年4月28日 筆者撮影

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予讃線のローカル列車で活躍する 7000系

JR四国の予讃線は、高松~伊予市間は電化がされています。高松周辺から始まった電化区間、1993年にこの区間の電化が完成しました。予讃線の電化区間におけるローカル列車に活躍している車両が7000系です。

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予讃線の電化区間で活躍する7000系 2008年4月28日 伊予西条で筆者撮影

7000系は、1990年に電化が完成した松山周辺に登場しました。ワンマン対応単行運転可能な両運転台構造のVVVF車で、車内は1000系気動車と同じ点対称のセミクロスシート車です。現在では高松から松山エリアそして伊予市までの区間で活躍しています。

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電動車7000 2008年4月28日 伊予西条で筆者撮影

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片運転台の制御車7100 2008年4月27日 高松で筆者撮影

7000系は両運転台構造の7000と片運転台の制御車7100で構成されており、単行はもとより2両以上の連結運転も行われています。

このエリアではごく一般的なローカル電車7000系、単行運転もできるということでユニークな車両であるかと感じます。

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瀬戸内の疾風 8000系

ゴールデンウィークの珍事で、キハ185系多度津止まりとなった特急「いしづち」から宇多津で乗り換えた特急は、予讃線を駆け抜ける振り子式の特急型電車8000系を使用した「しおかぜ」です。

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2008年4月28日 宇多津で筆者撮影

8000系は、予讃線高松~伊予市の全線電化が完成した1993年から運転を開始した振り子機構をもつ特急型電車で、岡山から松山を結ぶ予讃線の特急として親しまれている「しおかぜ」と高松から松山を結ぶ特急「いしづち」に使用されています。中間で分割できる編成にはなっていますが、この日は全車両が岡山発着の「しおかぜ」として運転されました。

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8000系岡山・高松方先頭 2008年4月27日 高松で筆者撮影

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こちらは松山方先頭 2008年4月29日 松山で筆者撮影

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分割先頭車 2008年4月27日 高松で筆者撮影

今やJR四国の看板車両と言える8000系、近年リニューアルが行われ登場時とは外観が変わっています。しかし、これからも瀬戸大橋から瀬戸内海沿い進み、岡山・高松~松山を結ぶ特急「しおかぜ」「いしづち」として、これからも活躍することでしょう。

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キハ185系で運転!特急「いしづち」

さて、高松からは今度は松山に向かいます。高松から松山方面予讃線方面へ走る特急列車は、四国最高峰の山から名付けられた「いしづち」です。

通常「いしづち」は一部を除いて、8000系電車の3両編成で高松を出発して、宇多津で岡山からやってきた特急「しおかぜ」に連結して松山に向かうのですが、今回乗車する「いしづち」23号はゴールデンウィーク期間中は全車両が岡山発着の「しおかぜ」として運転されたことから、高松~多度津までの運転で宇多津で岡山からやってきた「しおかぜ」に乗り換えということになりました。

そして、乗車する「いしづち」23号が入線してきました。

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キハ185系で運転された特急「いしづち」 2008年4月28日 高松で筆者撮影

多度津折り返しとなった「いしづち」23号には、もう徳島エリアでないと特急としては運転していなかったはずのキハ185系の2両編成で運転されました。

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2008年4月28日 高松で筆者撮影

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「いしづち」23号多度津行きの表示

「いしづち」23号に使用されたキハ185系、ただの車両なのかと思いきや、この車両はJR四国に存在するジョイフルトレイン「アイランドエクスプレス」用の車両のようです。中間車が高松の車両基地に留置されていましたので、この時期はこのような運用に借り出されるようです。
ゴールデンウィークなどの多客時の珍事ともいうべき、多度津折り返しの「いしづち」に使用されるキハ185系、まだまだこの車両は意外な活躍をしてくれそうです。

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四国にやってきた113系

さて、琴電を後にして再びJRに乗車します。

高松で待っていますと、こんな車両がやってきました。

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JR四国にも存在している113系 2008年4月27日 高松で筆者撮影

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JR四国の113系は編成ごとに外装が異なる 2008年4月27日 高松で筆者撮影

この車両はJR各社でおなじみの113系です。JR四国ではJR東日本より譲り受けて現在3編成が活躍しています。
JR四国に入線の際に大々的なリニューアルが実施され、外装も編成ごとにピンク系・ブルー系・イエロー系と存在しています。
121系や6000系などとともに高松エリアで活躍しています。この地にやってきた113系、注目してみてはと思います。

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きしめんの街からうどんの国へ 琴電で活躍する元名古屋市営地下鉄の車両

琴電シリーズ、琴平線のあとは瓦町から志度線に乗車してみることにしました。

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琴電志度線で活躍している600形 2008年4月28日 瓦町~今橋で筆者撮影

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2008.05.02

琴電 仏生山車庫を訪れる

瓦町から1100形に乗車して仏生山にやってきました。この駅には琴平線・長尾線の車庫及び工場があります。仏生山にやってきた理由は、かつては「動く電車博物館」と呼ばれた琴電で、新型車両導入後も動態保存されているという旧型車を見に訪れました。

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仏生山の琴平方で、留置中の1100形の脇を1080形の高松築港行きが通過する 2008年4月28日 筆者撮影

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讃岐平野を名車が走る!(2) 琴電1100形

瓦町周辺で撮影した琴電、琴平線では元京急車が主力になっていますが、そんな中で異彩を放つ車両があります。1100形と呼ばれる車両です。

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琴平線で運転される1100形 2008年4月28日 片原町~瓦町で筆者撮影

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讃岐平野を名車が走る!(1) 琴電1070形

さて、この日は朝から瓦町付近で琴電を撮影していました。やがて、高松築港行きの琴平線の列車がこんな車両が先頭にやってきました。

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高松築港行き列車の先頭に立つ1070形 1076 2008年4月28日 片原町~瓦町で筆者撮影

この車両は、1070形と呼ばれる車両で元京急の車両です。京急時代は600形と呼ばれていた車両でした。
現在の京急には再び600形という車両が存在していますが、この車両は京急初の高性能車として1957年に登場した2ドアクロスシートの車体を持ち、前面は2枚窓の湘南スタイルをしていた一時代の京急の看板車両として快速特急で活躍していました。

戻ってきたこの車両を撮影してみました。

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仏生山行きとして戻ってきた1070形(後追い) 2008年4月28日 片原町~瓦町で筆者撮影

琴電にやってきた京急の先代の600形、1984年に琴電初の冷房車として入線しましたが、その際に前面が貫通式になりそのスタイルは変わりました。また車内もロングシートになりました。かつて、快速特急という花形列車で活躍していた車両の姿は変わってしまいましたが、側面が2ドアで大きな窓が並んでいる姿に、かつて京浜間をそして三浦半島の海を目指して快走していた当時を偲ぶことができるかと思います。

さて1070形の運用ですが、その後1080形などといった車両がやってきたことから活躍の場が狭まり、今では平日の朝に仏生山~高松築港まで1往復の運用にしか就いていないようで、この日もその運用を狙ってこのように撮影できましたが、琴平方には1200形が連結されていたという状況で、快速特急用の花形車両だった600形と普通列車のスペシャリストだった700形が併結して走っているという、京急時代ではまずあり得なかった編成で運転されていました。

京急で時代を飾った先代の600形の譲受車である1070形、その運用は平日朝のごく限られた運用にしか就いていません。あの日海を目指して快走していた京急先代の600形をご覧に、高松を訪れてみてはいかがでしょうか?

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讃岐平野を走る 高松琴平電鉄

4月27日の夜は高松駅からは離れたところに宿泊しました。そして2日目は平日ではありましたがこの日はお休みをいただいていましたので、そのまま旅は続行となります。2日目の朝は、宿泊した場所に程近い所を走っていた高松琴平電鉄を撮影してみました。

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讃岐平野を行く琴電1080形 2008年4月28日 片原町~瓦町で筆者撮影

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2008.05.01

高徳線を行く特急「うずしお」

さて、徳島到着後は高松に戻るために高徳線に乗車します。特急「うずしお」号に乗車しました。

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乗車した特急「うずしお」号 2008年4月27日 徳島で筆者撮影

特急「うずしお」号は、高松~徳島を結ぶ高徳線の特急列車で、一部列車は高松からさらに瀬戸大橋を渡り岡山まで運転されます。高松と徳島という四国の県都を結ぶ特急列車なだけに振り子式気動車2000系で運転されますが、「うずしお」ではワインレッドとブルーのN2000系が充当されているかと思っていたのですが、停まっていた車両は通常の2000系でした。これはもう日常的なことなのか、それともゴールデンウィーク期間中の珍事なのか気になります。編成は2両編成です。

徳島を出発した特急「うずしお」は、高松までほぼ1時間で走破します。とは言いましても結構途中駅には停車しました。2両編成という列車でしかもこれだけ停車駅を稼がなければ利用需要が獲得できないというところに、現在の高徳線の状況が伺えます。しかし快適な列車で夕暮れの高松に到着しました。

この日はサンライズエクスプレスで高松入りしたあと高知に向かいその後徳島経由で高松に戻ってきたという行程になりました。土讃線や徳島線そして高徳線といった路線は初めて乗車しました。また高知や徳島にも初めて足を踏み入れた日でした。

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ちなみに、通常の「うずしお」に使用されるN2000系はこのようなスタイルです。 2008年4月27日 高松で筆者撮影

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徳島エリアでは今も特急で活躍 キハ185系

さて、徳島線で徳島に向かっている途中で特急列車との行き違いのため停車した駅がありました。徳島線を走る特急はこの沿線にある四国第2位の標高を誇る山から名付けられた「剣山」号です。この列車を撮影しました。

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徳島線の特急「剣山」で活躍しているキハ185系 2008年4月27日 江口で筆者撮影

特急「剣山」に使用されている車両はキハ185系で、JR四国発足当時は看板車両でした。その後2000系などの登場により影が薄くなってしまいましたが、ことに徳島エリアではまだ185系を使用した特急列車が運転されており、徳島線の特急「剣山」はある意味現在のキハ185系の花形列車と言えるのかもしれません。

徳島に到着した際に、この駅構内の車両基地に停車中だったキハ185系を撮影してみました。

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キハ40と並んで停車中のキハ185系 2008年4月27日 徳島で筆者撮影

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2008年4月27日 徳島で筆者撮影

予讃線や土讃線の特急からは撤退しても、徳島エリアにおいては徳島線の「剣山」や牟岐線の「むろと」といった特急ではまだキハ185系が使用されています。JR発足当時は看板車両だったキハ185系が、今もなお特急として活躍している徳島エリアを訪れてみてはいかがでしょうか?

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気動車王国 四国のローカル列車

JR四国の路線は国鉄時代の電化の遅れから気動車が多く走っています。今でこそ電化された路線もありますが、ことに徳島・高知エリアは非電化であることから、この地域独特の気動車が走っています。そんな車両を紹介していきます。

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JR四国 高知・徳島エリアローカルの主力車両 1000系 2008年4月27日 高知で筆者撮影

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景勝地を行く 「大歩危トロッコ」号

さて、先の特急「南風」号で途中の大歩危でユニークな列車が停車していました。そこで、下車した阿波池田でその列車の到着を待って、撮影してみました。

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阿波池田に到着する「大歩危トロッコ」号 2008年4月27日 筆者撮影

この列車は、「大歩危トロッコ」号という列車で、四国山地を横断する土讃線の景勝地と言える大歩危・小歩危峡をゆっくりと走行しながら風景を堪能できるトロッコ列車です。

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2007年4月27日 阿波池田で筆者撮影

阿波池田でこの列車の到着を待っていたくらいでしたら、大歩危からこの列車に乗車できればと思ったのですが、気か着いた時は特急「南風」は大歩危駅を出発して車内放送でも紹介される大歩危峡の車窓を眺めていたという、何たる大ボケをかましてしまいましたが、撮影だけはこのように到着した阿波池田で行った次第です。

その後この列車は入換が行われ留置となりました。

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大歩危トロッコ号の上り方はキハ185 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

トロッコ列車の牽引用車両になっていた車両はキハ185で、国鉄末期の1986年のダイヤ改正で四国に導入された特急型気動車で、その後JR四国発足当時の看板車両でありました。しかし、2000系などの車両が登場することになり徐々に活躍の場が狭まってきまして、このようにトロッコ列車にも使用されています。JR発足後は外装は幾度か変更されたキハ185、この外装は登場時のスタイルになっていますので、ある意味リバイバルカラーといったところでしょうか?

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トロッコ型車両はキクハ32 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

この車両がトロッコ車両になります。キクハという記号が物語っているように、この車両には動力がないため、別途気動車が必要となります。

自然豊かな景勝地を行くトロッコ型車両、今回は残念ながら乗車はできませんでしたが、今度機会があればぜひ乗車してみたいと思っています。

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海を渡り四国山地を走る特急「南風」

さて、後免からは岡山行きの特急「南風」に乗車しました。

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2000系で運転される特急「南風」 2008年4月27日 後免で筆者撮影

特急「南風」は、1972年に四国に予讃線の「しおかぜ」とともに誕生した土讃線の特急列車です。瀬戸大橋線が開通すると、始発駅は高松から岡山に変更になり新幹線から四国への連絡特急として四国山地の山岳地帯を走行します。現在ではJR四国が誇る振り子式気動車2000系で運転されています。

さて、特急「南風」は途中の阿波池田で下車しました。後続の「南風」を撮影してみました。

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2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

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「南風」の高知・宿毛方先頭は流線型の半室グリーン車 2008年4月27日 阿波池田で筆者撮影

2000系の先頭車は貫通型の全面が多いのですが、「南風」などでは、下り方先頭車はこのような流線型の車両になっています。ある意味2000系のイメージリーダーカーと言える半室グリーン車の車内です。

土讃線の看板列車として本州の岡山から運転される特急「南風」、どこか貫禄さえ感じさせるJR四国の特急列車であるかと思います。

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高架の車窓からは大海原 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線

さて、土佐電で後免町についてからは、早くも高知を去ることになりました。そこで、後免町から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗車しました。

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2008年4月27日 後免町で筆者撮影

ごめん・なはり線は、JR土讃線の後免から奈半利を結ぶ路線で2002年に開業した路線です。高架線で建設された列車の車窓からは太平洋が見渡せる路線です。今回は、後免町から後免までのわずか1駅ですが、乗車してみました。
この区間では海を見ることはできませんが、高架線を進んで後免に到着しました。

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ごめん・なはり線の車両 9640形 9640-7 2008年4月27日 後免で筆者撮影

ごめん・なはり線の列車は、半数以上が後免からJR土讃線に乗り入れ高知まで運転されています。

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こんなデザインの車両もある 9640-2S 2008年4月27日 後免で筆者撮影

この車両は海側側面がオープンデッキ構造になっているとのことです。

今回は1駅区間だけの乗車でしたが、海沿いの高架線を進むごめん・なはり線、結構乗車がありました。
この路線のこれからの発展を期待したいところです。

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