四国山地を横断! 特急「しまんと」
さて、高松駅で各種撮影を行っている間に乗車する列車が到着しました。高松から乗車した列車は、特急「しまんと」「5号高知行きです。高知県を流れる日本最後の清流といわれている四万十川から命名されたこの列車は、高松から高知方面を結ぶ特急列車になります。
特急「しまんと」5号は2000系の2両編成 2枚とも2008年4月27日 高松で筆者撮影
特急「しまんと」には、JR四国が誇る振り子式気動車である2000系で運転されます。高松と高知という都市を結ぶ特急ではありますが、ごらんのように2両編成、しかも標準色と主に高徳線「うずしお」で使用される車両のカラーの混色という編成で運転されました。
では、この特急「しまんと」に乗車して高知を目指します。高松を出発すると、まずは予讃線を走ります。讃岐平野を走り抜け多度津で土讃線に入ります。そしてこんぴらさんで知られる琴平を過ぎると、四国山地の険しい地形を行く急勾配と急カーブの路線となります。エンジンが唸り車体を傾けて走行する、JR四国が誇る振り子式気動車の面目躍如といったところです。こうして所要2時間10分で高知に到着しました。
つい最近高架化が完成した高知駅、2000系気動車で私は初めて南国土佐の地を踏むことになりました。
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