今日は、外秩父七峰を縦走するハイキングイベントが開催されました。東武東上線の小川町駅を起点に外秩父の七峰を走破する参加者7000人規模の大きなイベントで、毎年この時期恒例のイベントのようです。そして、このハイキングイベントに合わせて毎年臨時列車として「七峰号」が運転されているそうで、今年も運転されました。
池袋を朝6:19に出発して小川町まで臨時の急行として運転された「七峰号」に、今回は乗車してみました。
臨時急行「七峰号」に使用された50090系 51091F 2008年4月20日 池袋で筆者撮影
今回臨時急行「七峰号」に使用された車両は、今年初めに入線し6月に実施されるダイヤ改正で登場する、夕方帰宅時間帯に運転される定員制のライナー列車「TJライナー」で運用される50090系が使用されました。先月お披露目のイベントが森林公園検修区で開催されましたが、今回の「七峰号」の運転が50090系の初営業列車となります。ヘッドマークが付けられ、車内は進行方向に向いたクロスシート状態で運転され、臨時の急行ということですので乗車券のみで乗ることができました。
「七峰号」ヘッドマーク
撮影後、50090系の「七峰号」に乗車しました。クロスシートの座り心地ですが、クロス・ロングに転換する構造の座席ですのでリクライニングはしませんが、比較的ゆったりと座ることができました。東武東上線は比較的長距離な路線ではありますが、ロングシート車ばかりでしたので、クロスシートからの車窓は新鮮なものを感じました。
ハイキングイベントに合わせて運転された臨時列車ではありましたが、「TJライナー」用50090系の初営業運転とということもあって、朝早い時間帯ではありましたが、登山者と混じって明らかにそれとわかる人も多く乗車していました。
この列車は小川町行きということでしたが、折り返しは回送になるということで、その列車を撮影してみました。
「七峰号」折り返しの回送 2枚とも2008年4月20日 つきのわで筆者撮影
つきのわ駅は2002年3月に開業した新しい駅で、周辺は新興住宅地の駅でしたが、ここでも50090系「七峰号」の回送を撮影している人が多くいました。
早朝に運転された東武東上線の臨時急行列車「七峰号」、6月のダイヤ改正で運転を始める「TJライナー」用50090系で運転されました。リリース発表から話題になった東上線のライナー列車に使用される50090系に早速乗車してきましたが、今回は「TJライナー」として運転開始する前のアピールの意味もあった列車であったかと思います。いよいよ東武東上線に変革をもたらす6月のダイヤ改正で「TJライナー」として活躍を始める50090系、その日が今から楽しみです。
この記事から、七峰号の車内でご一緒しました、いつもお世話になっておりますred star's Blogさん、melonpanのつぶやき。さんにトラックバックを送信しました。本日はありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。