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2008.03.01

本日運転 さよなら「ゆとり」磐梯号

3月に入りました。今年も別れの季節が到来しました。まずは、本日運転されたお座敷客車「ゆとり」を撮影してみました。

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ヘッドマークをつけたEF65 1118に牽引されて到着した「ゆとり」 2008年3月1日 上野で筆者撮影

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「ゆとり」客車 2008年3月1日 上野で筆者撮影

元は欧風客車「サロンエクスプレス東京」、その後お座敷客車「ゆとり」となったこの客車ですが、この3月で引退することになり、先週から団体列車としてさよなら運転が行われています。今日は上野~郡山で「さよなら『ゆとり』磐梯号」として運転され、上り上野行きで黒磯~上野の直流電化区間では、かつて存在していたジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」指定機であったEF65 1118に牽引されてきました。夕方に上野に向かいましたが、到着ホームではこの列車を撮影しようと多くの人が訪れていました。

「ゆとり」ですが、明日は上野~水上を「さよなら『ゆとり』奥利根号」として、そして来週には品川~熱海を「さよなら『ゆとり』踊り子号」として運転されて運用を終了します。

人気のジョイフルトレインが引退します。明日も来週も、この列車の走るところ多くの人が訪れるのではないかと思います。

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コメント

Kaz-T様、こんにちは。「ゆとり」の引退は、時代を感じてしまいます。「サロンエクスプレス東京」の時にはずいぶん斬新な車両ができたなと思いましたが。
「夢空間」といい、車齢の問題なのでしょうが残念です。JR東日本は業績的には悪くないと思うのですが、こうした夢のある(贅沢な)車両を無理をして維持していくということが、いまの時代にはそぐわなくなっているのかもしれませんね。

投稿: 鉄と馬 | 2008.03.02 09:44

鉄と馬さん、コメントとトラックバックをありがとうございます。

私も「サロンエクスプレス東京」は、ある意味憧れの列車でした。いつしかお座敷客車「ゆとり」に改造されてしまっても、外観はほとんどそのままでしたので、この外装で「ゆとり」という名称はいまいちそぐわない感じもしましたが、華やかさは失っていなかったと思います。

「ゆとり」の引退は残念ですが、確かに客車の老朽化とともに牽引する機関車の老朽化も進んでいるかと思いますし、どうしても客車列車であるため、今の特に首都圏地域における過密ダイヤの中でこの列車のためだけのダイヤが設定しにくくなっているという実情もあるのではないかと思われます。

時代の流れと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、やはり「ゆとり」の引退、またコメントにもあります「夢空間」も合わせましても引退は残念に思います。

投稿: Kaz-T | 2008.03.02 23:01

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