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2008年2月の34件の記事

2008.02.29

ある日の京王線

今日は、4年に一度のうるう年にしかやってこない2月29日です。と言いましても、本日はいつもどおりの仕事の日でしたので、趣味活動は何もできません。しかし、4年に1度しかやってこない日ということで、今回は以前撮影した京王線の画像をお見せしたいと思います。

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2008年2月2日 明大前で筆者撮影

今月2日に明大前で撮影した京王線6000系6786と8000系8860の並びです。
別に何の変哲もない日常の光景であるかと思いますが、まず画像左の6000系については、今後急速に数を減らして次の2月29日(すなわち2012年)には、もう京王線からは姿を消しているかも知れません。また、右の8000系についても、現在方向幕のLED化がなされており、この編成ももう実施されることでしょう。

2008年の土曜日の京王線のあるシーンではありますが、4年後にはラインナップを含めましてどうなっているのか、今日が4年に1度しかない日だけにアップしてみた次第です。

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2008.02.25

威風堂々 E655系「和(なごみ)」

今日は、新子安でも撮影していました。先の記事の「リゾート踊り子83号(河津桜号)」を撮影することも目的でしたが、その約40分後に通過する列車が最大の目的でした。この時間帯に新子安にいた方々も、考えていることは同じでした。やがてその列車が通過する時間が近づくと駅の係員も出てきて警戒し始めた中、新子安のポイントには明らかに次元が異なる列車がやってきました。

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本日運転されたE655系 ハイグレード車両「和(なごみ)」 2008年2月25日 新子安で筆者撮影

新子安にいた人たちはこの列車が来るのを待っていました。JR東日本が昨年導入したE655系ハイグレード車両「和(なごみ)」です。
この車両は、皇族方がご乗車されるお召列車用の車両として導入されましたが、お召列車としてだけでなく、このように団体専用列車としても使用されます。なお、お召列車になる場合には専用の「御料車」が連結されます。
今日は、団体専用列車として運転されました。その姿はハイグレード車両ということで、見る者を圧倒させる漆黒の輝きを放っています。自分はようやくこの車両を撮影することができました。

さて、この「和(なごみ)」を使用した団体専用列車ですが、どうやらJR東日本で運営している「大人の休日倶楽部」会員限定のツアーがあるそうで、今回もそのツアー客を乗せて、鉄道ダイヤ情報誌によりますと伊豆急下田に向かったようですので、伊豆観光ツアーが組まれていたのでしょうか?いずれにしましても、自分を含めた若輩の者は、乗車することは叶わない列車であるようです。しかし、これも「ハイグレード車両」という威厳を保つためでしょう。

「ジョイフルトレイン」と呼ぶのは軽率とも感じてしまうE655系ハイグレード車両「和(なごみ)」、いつかは乗りたい列車であるかと思います。

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伊豆・河津の桜咲く リゾート踊り子83号(河津桜号)

横浜で、ブルートレインを撮影したのですが、このとき待避線にはこんな列車が停車していました。

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ブルートレインの退避のため停車していた伊豆急「リゾート21・黒船電車」 2008年2月25日 横浜で筆者撮影

伊豆急行の看板列車「リゾート21」の特別塗装編成「黒船電車」が停車していました。
通常、「リゾート踊り子号」は、土休日に運転されますが、現在伊豆の河津では桜が早くも見ごろになり、それに合わせて「リゾート21・黒船電車」を使用した臨時特急「リゾート踊り子83号(河津桜号)」が東京→伊豆急下田で運転されました。横浜で撮影したこの列車は東京までの送りこみ回送ということになります。

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「リゾート踊り子 河津桜号」のヘッドマーク

横浜でこのように撮影しましたが、ヘッドマークは付いていても回送列車ですので、折り返してきた河津桜号を撮影してみることとし、今日は京急の110周年ラッピング車両と掛け持ちで撮影しました。

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「リゾート踊り子83号(河津桜号)」の運用に就いた「リゾート21・黒船電車」 2008年2月25日 新子安で筆者撮影

この界隈で有名な撮影ポイントとして知られる、京浜東北線の新子安で撮影してみました。有名な場所だけに平日ではありますが、多くの人が訪れこの列車を撮影していました。

「リゾート踊り子83号(河津桜号)」は、先週の月曜日である18日から今週の金曜日29日までの平日に運転されます。今回お休みをいただいた貴重な機会で撮影することができました。

伊豆地方は早くも桜が見ごろとなるなど温暖な所です。今日もまだ風が寒い日でしたが、早くも春が訪れている伊豆へお出かけになってみてはいかがでしょうか?

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健在! ブルートレイン「富士」「はやぶさ」

さて、今日は横浜にも行ってみました。ちょうどこんな列車が到着しました。

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東京~九州方面のブルートレイン「富士」「はやぶさ」東京行き 機関車はEF66 49 2008年2月25日 横浜で筆者撮影

かつて、憧れの的であった東京~九州を結ぶブルートレイン「富士」「はやぶさ」です。かつては栄華を誇った東京~九州のブルートレインも今では、東京~大分の「富士」と東京~熊本の「はやぶさ」が東京~門司間を併結して運転しているという状況で、東京では実質上1往復にまで減ってしまいました。

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機関車に付けられた「富士」「はやぶさ」のヘッドマーク

食堂車やロビーカーの連結もあった華やかな列車だったブルートレイン「富士」「はやぶさ」も、今ではそれら車両の連結はありません。牽引機関車も当時は待ち焦がれていたEF66でしたが、今見てみますと疲れが隠せないようにも見えます。

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東京行きでは「富士」のテールマーク 2008年2月25日 横浜で筆者撮影

憧れだったブルーの客車も、やはり疲れが感じられます。

ダイヤ改正のたびに削減されていったブルートレイン、この列車も今年3月のダイヤ改正では残りましたが、次回のダイヤ改正で残れるかは予断を許さない状況であると感じます。

このまま時代の波に残され消滅してしまうのか。かつては憧れであった列車だけに、寂しさを覚えます。

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京急創立110周年記念 ラッピング電車運転開始

今日は、お休みをいただきました。そこで、また例によりまして撮影に出向いたのですが、まずは京浜急行電鉄に向かいました。

関東の大手私鉄である京浜急行電鉄は、今日で創立110周年を迎えました。今日より乗務員・駅員さんなどの制服が変更になったとともに、各種キャンペーンも行われ、また記念乗車券も11,000円の硬券セットが限定1,100部発売されました。そして、今日より創立110周年を記念したラッピング車が運転を開始しました。

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本線普通で運用される「ありがとうギャラリー号」 2008年2月25日 神奈川新町で筆者撮影

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大師線で運用される「京急110年の歴史ギャラリー号」 2008年2月25日 鈴木町で筆者撮影

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2008.02.24

Coming Soon! 東海道線E233系

さて、昨日は伊豆にも向かい、その後伊東で撮影しながらここで昼食となりました。その後この駅の留置線に、伊豆急行線方面から183系の回送が到着してその後留置となったのですが、この車両の向こうにさらに1編成、留置されていた車両がありました。熱海方先端に進んでその車両も撮影できました。

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183系と並んで留置していた東海道線仕様のE233系(右) 2008年2月23日 伊東で筆者撮影

伊東の留置線に止まっていたいた車両は、3月のダイヤ改正から運転を開始するといわれている東海道線向けのE233系近郊型でした。

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2008年2月23日 伊東で筆者撮影

E233系はすでに中央快速線系統では主力になり、現在では京浜東北線にも導入が始まっていますが、続いて東海道線にも導入されます。東海道線向けですので近郊型仕様になります。
東海道線にE233系が導入された理由ですが、横須賀・総武快速線系統で現在使用されているE217系について更新が行われることになり、その期間中不足するE217系について東海道線に転じてきたE217系を1編成横須賀・総武快速線系統に戻すことになり、それにより不足する車両の補充のためにまず1編成導入されました。すでにE231系からモデルチェンジが行われていたことからE233系となり、初の近郊型仕様の登場となります。

さて、伊東ではすでに183系によって事実上覆い隠された状況になってしまいました。しかし、反対側に公道があることがわかりましたので、改札を出て反対側から撮影してみることにしました。

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反対側から 2008年2月23日 伊東で筆者撮影

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2008年2月23日 伊東で筆者撮影

伊東に留置されていたE233系は付属編成の5両で11号車から15号車になります。おそらくは乗務員訓練などで、伊東にやってきたものと思われます。

営業運転前の東海道線のE233系をこうして見ることができました。運用開始後は1編成だけの存在であることから、なかなか見ることができない車両になると思われ、伊東線に入線することはそれこそあるのかどうかという気がします。また今回は1編成だけの導入ですが、今後は211系の置き換えで増備されることは十分に考えられます。

近郊型仕様も出現したE233系、これからさらに活躍の場を広げていきそうです。


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(こちらの記事によりますと、基本編成の10両は品川に留置だったようです。)

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風前の灯 伊豆急200系

さて、伊東で「トラン・バガテル」号などを撮影後に熱海行きの普通列車に乗車しました。この列車も伊豆急の車両でしたが、やってきたのは200系でした。到着した熱海で撮影してみました。

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乗車してきた伊豆急200系 2枚とも2008年2月23日 JR東海道・伊東線 熱海で筆者撮影

伊豆急200系は、開業当初から活躍してきた100系の置き換えのため、JR東日本から113・115系を譲り受けた車両です。伊豆急入線時に外装が変更になり、車内は吊手が撤去されました。今回はJR伊東線内での乗車でしたが、国鉄時代からの近郊型電車の乗り心地を堪能してきました。

伊豆急で活躍していくことになるであろうと思われた200系でしたが、老朽化が進んでいたためか東急から譲り受けた8000系に置き換えられ急速に姿を消していきました。今回乗車した200系は115系からの改造でしたが、もう8000系のほうが多くなったようで、見ることは限られてきたようです。今後も8000系の導入により200系は姿を消していくことになると思われます。

数年前までは熱海でも、113・115系はごく普通に見ることができました。しかし今ではJR東日本では211系とE231系になり、熱海から沼津・静岡方面に行くJR東海でも211系と313系になり、113・115系は姿を消しました。そして伊豆急に譲渡され200系になった一族も東急からやってきた8000系に置き換えられ、姿を消すのも時間の問題となったようです。

伊豆の地を訪れた時は、風前の灯になった200系にも注目されてみてはいかがかと思います。

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この地で活躍中 伊豆急8000系

昨日は早朝から大宮、そして秋葉原で各種列車を撮影しました。これら列車を撮影し終わった時点で、まだ8時40分ごろでした。そこで次にどこへ行こうかと思案しているうちに、あることに気付きました。それは伊豆急行で河津・伊豆高原で桜まつりが開催されており、それにあわせて「なつかしの硬券乗車券」を発売しているとのことでした。この乗車券は通販でも購入可能とのことでしたが、「これは、買な!」ということで、伊豆急へ向かうこととしました。そして、熱海に到着してここから伊豆急線に直通する伊東線に乗り換えます。ちょうど伊豆急の車両で到着しました。

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到着した伊豆急8000系 熱海方は2両編成 2008年2月23日 JR東海道・伊東線 熱海で筆者撮影

伊豆急の普通列車といいますと「リゾート21」があまりにも有名ですが、それ以外の列車は今となってはこの8000系が主力になりました。今年1月に東横線で、そして先日大井町線で実質上最後の1編成が運用を離脱し引退した東急8000系の第2の活躍の場になります。その外装は、伊豆急をイメージしたハワイアンブルーの外装になりました。

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伊豆急下田方先頭は4両編成、この編成は「マリントレイン」 2008年2月23日 JR東海道・伊東線 熱海で筆者撮影

伊豆急に渡った8000系は、4両編成と2両編成が存在し、4両編成では中間に1両トイレが設けられ、2両編成では熱海方先頭がシングルアームパンタが増設された前パンタの姿をしています。車内は全車伊豆急下田に向かって左側がクロスシートになっており、元は通勤型車両ではありましたが、観光地伊豆を走るのにふさわしい構造になりました。

土曜日ということで混雑していた車内、熱海を出発すると車窓は伊豆地方特有の山と海が望める風景の中を進みます。こうして伊東を過ぎ伊豆急線に入りまして下車した駅で無事「硬券乗車券」を購入することができました。

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2008年2月23日 川奈で筆者撮影

目的の物が購入できましたので、到着した列車で戻りましたが、行く途中ですれ違った8000系がありましたので、この編成を撮影するために伊東で下車して、伊豆急下田行きとして到着した8000系を撮影しました。

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「河津バガテル公園」のPR編成「トラン・バガテル」号になった8000系 2枚とも2008年2月23日 伊東で筆者撮影

8000系にも「河津バガテル公園」PR列車「トラン・バガテル」号仕様が登場しました。「トラン・バガテル」号仕様の200系が引退したため、そのあとを継ぎました。

東急線からは全車両姿を消した8000系ですが、このように伊豆急に移り活躍を始めています。自然豊かな地にやってきた東急8000系、観光地を行く路線だけに違和感を感じさせるものもありますが、これからもこの地で活躍していくことでしょう。

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2008.02.23

今年も運転 特急「かつうらひなまつり号」

現在房総では、観光キャンペーンが開催されていますが、外房の勝浦ではこの時期「ビッグひなまつり」というイベントが開催されます。勝浦の町のあちらこちらに2万体を超えるひな人形が飾られ、盛大なひな祭りが開催されます。今年もこのイベントに合わせて、中央線の高尾から外房線勝浦経由で安房鴨川までの臨時特急「かつうらひなまつり号」が運転されました。

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今年も運転された「かつうらひなまつり号」 2008年2月23日 秋葉原で筆者撮影

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今年は幕張車両センター所属の183・189系で運転された「かつうらひなまつり号」 2008年2月23日 秋葉原で筆者撮影

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「かつうらひなまつり号」ヘッドマーク

昨年は、主に「あいづ」号に使用される485系「あかべぇ」編成が登場して話題になった特急「かつうらひなまつり号」、今年は幕張車両センター所属の国鉄特急色の183・189系で運転されました。183・189系でもこのようにヘッドマークが用意されました。

幕張の183・189系についても、今後どうなるかは予断を許さないものがあるかと思います。ヘッドマークを付けて運転された特急「かつうらひなまつり号」明日と来週の土・日である3月1日・2日にも運転されます。
ぜひご覧になって、また乗車されてみてはいかがでしょうか?

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愛称復活! 快速「すいごう」号

さて、大宮を後にしまして次に向かったのは秋葉原です。現在、房総エリアでは「おいでよ房総春!発見」キャンペーンが開催されており、臨時列車が各種設定されていますが、3月までの期間中の土・休日に新宿から成田経由で銚子を結ぶ全席指定の臨時快速列車が運転されています。快速「すいごう」号です。

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485系多目的電車「ニューなのはな」で運転されている快速「すいごう」号 2008年2月23日 秋葉原で筆者撮影

千葉のジョイフルトレイン「ニューなのはな」で運転された快速「すいごう」号、お座敷車としても使用することができる車両ですが、この列車では座席車として運転されていますので、普通車扱いとなっています。

観光キャンペーンにあわせて設定された快速「すいごう」号ですが、この愛称自体はかつて房総方面への列車が発着した両国から成田線経由で銚子を結んでいた急行列車に付けられていました。急行「すいごう」は1985年に183系を使用した特急になり、その後は両国から東京に発着駅が変更になりましたが、2004年10月のダイヤ改正で「あやめ」に統合されこの愛称は消滅しました。以来約3年半ぶりに臨時の快速列車として復活したことになります。

快速「すいごう」号は、3月30日までの土休日に運転されます。一足早く春が訪れる房総へ、そしてこの列車の到着する銚子に存在しているローカル私鉄「銚子電鉄」を訪れてみるのも良いかと思います。

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Choo Choo Train 「シーハイル上越」号

さて、大宮からは週末にこんな列車も運転されています。上越線沿線のスキー場へ行くのに便利な全席指定の快速列車「シーハイル上越」号です。この列車も撮影してみました。

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183系で運転される快速「シーハイル上越」号 2008年2月23日 大宮で筆者撮影

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上り方の様子 2008年2月23日 大宮で筆者撮影

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「シーハイル上越」ヘッドマーク

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2008年2月23日 大宮で筆者撮影

183系で運転された快速「シーハイル上越」号、この列車は大宮から石打まで週末に運転されます。

183系のスキー関連臨時列車といいますと、かつては特急「新雪」号、そして「シュプール」号という名称の列車もありましたが、今となってはすべて過去の列車になってしまいました。しかし、その姿をどこか彷彿とさせる「シーハイル上越」号、この列車の運転は明日で今シーズンは終了のようですが、ぜひ来シーズンも運転されることを期待したいと思います。

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茶釜牽引の貨物列車に遭遇

さて、今日の早朝に大宮で撮影をしていました。次の列車を撮影しようと構えていた時、反対側に貨物列車が到着したのですが、この牽引機がいわゆる「ネタ釜」と呼ばれる機関車でした。

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茶色塗装のEF65 57を先頭に到着した貨物列車 2008年2月23日 大宮で筆者撮影

牽引していた機関車は、最近数を減らしてきているとはいえ一般的なEF65ですが、この機関車はその中の現存する最若番機とのことで、外装がこのように茶色になっています。この後ろには「チチブセメント」を表記はあるホキ車が多数連結されていましたので、この列車の目的地は熊谷・そして秩父鉄道のどこかなのでしょうか?

貨物の機関車はそれこそ広範囲で運転されていますので、このような「ネタ釜」に出会うことは困難が生じます。そんな中出会うことができたEF65の茶釜、早朝から大宮に出向いた甲斐がありました。

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今も健在 ブルートレイン「あけぼの」

さて、「わくわくドリーム号」が出発してしばらくすると今度は、こんな列車が到着しました。上野から上越・信越・羽越・奥羽線経由で青森を結ぶブルートレイン「あけぼの」号です。

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EF81に牽引されて到着した上り「あけぼの」 2008年2月23日 大宮で筆者撮影

ブルートレイン「あけぼの」は、今となっては東京・上野から東北地方を結ぶ唯一のブルートレインになってしまいました。
来月のダイヤ改正では、この列車は存置されますが、今後の動向により終焉を迎える日が来るのかもしれません。また、牽引しているEF81についても、3月のダイヤ改正で北海道に向けて走る「北斗星」が1往復削減されることから余剰廃車が出るようで、この機関車はどうなるかはわかりませんが、ここにきて風雲急を告げ始めた北に向かうブルートレインではないかと感じます。

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夢を乗せて 「わくわくドリーム号」

さて、今日は朝早くからまずは大宮に出向きました。そしてまずはこの列車を撮影してみました。青森から奥羽・羽越・信越・上越・高崎・武蔵野・京葉線経由で東京まで運転された「わくわくドリーム号」です。

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秋田所属の583系で運転された「わくわくドリーム号」 2008年2月23日 大宮で筆者撮影

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「わくわくドリーム号」ヘッドマーク

秋田所属の583系で運転された「わくわくドリーム号」、この列車も団体列車扱いで運転され、青森から夜通しで運転されてきました。なお、大宮は運転停車となります。

この列車の大宮到着は早朝であるのですが、この列車を撮影しようと朝早くから多くの人が集まっていました。今となっては貴重になった583系で運転されたことから、多く集まったようです。

この列車もちょくちょく設定されているようですので、また次回の運転に期待したいところではないかと思います。

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新宿から出発する夜行列車

昨日の夜は新宿で「ゲレンデ蔵王」号を撮影してきましたが、新宿からも夜行列車が運転されています。

まずは新潟へ向けて走る快速「ムーンライトえちご」です。

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485系で運転されている「ムーンライトえちご」 2008年2月22日 新宿で筆者撮影

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「ムーンライトえちご」ヘッドマーク

「ムーンライトえちご」は、485系で運転される全席指定の快速列車です。おそらくは、高速バスを意識して東京の始発駅を新宿としたのでしょう。今でも需要が多い列車です。

さて、新宿から出発する夜行列車、こんな列車も運転されました。中央線経由で大糸線の白馬まで走る快速「ムーンライト信州81号」です。

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旧「あさま」カラーの189系で運転された快速「ムーンライト信州81号」 2008年2月22日 新宿で筆者撮影

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「ムーンライト信州」ヘッドマーク

その昔は急行「アルプス」や長野行き普通などが存在し、主に登山客を乗せて走っていた中央線の夜行列車、今の時代に走る夜行列車です。

これら列車は、快速列車で全席指定で運転されます。特急として使用された車両を使用したこれら列車、今の時代に息づく夜行列車の姿ではないかと思います。

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Choo Choo Train 「ゲレンデ蔵王」号

さて、今はスキーシーズン真っただ中です。昨日の夜ですが、今年もこの列車が運転されました。大船から新宿を経由して山形まで夜行で運転される「ゲレンデ蔵王」号です。

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583系で運転された「ゲレンデ蔵王」号 2008年2月22日 新宿で筆者撮影

今年も仙台に所属している583系で「ゲレンデ蔵王」号は運転されました。この列車は、以前ですと全席指定の快速列車であったかと思うのですが、今年は団体専用列車扱いで運転されました。よって、時刻表には運転時刻の掲載はなく、鉄道ダイヤ情報誌で運転ダイヤを知ったという状況でした。

583系で運転されましたが、この日はこの車両に不具合が発生したようで、所定時刻より約30分遅れて運転されました。十分の手入れがなされきれいな状態にはなっていますが、かつては東京と青森を日夜を問わず駆け回っていた車両だけに経年によるものなのか、気になります。

今年もこのように運転された「ゲレンデ蔵王」号、今シーズンはこの日が最後の運転であったようです。来シーズンの運転にぜひ期待したいと思います。

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2008.02.22

ついに運用離脱! 東急大井町線8001F

東急大井町線では、来月からの急行運転開始に伴い現在の保安設備をATSからATCに切り替えが行われます。明日、2月23日からATCで運転されることになりますが、これにより、ついにこの路線に残っていた実質上最後の8000系となっていた8001Fが運用を離脱したとのことです。(ソースは「レールファン音楽館」サイトによる。)

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ついに最期の時を迎えた 東急線に残る実質上最後の8000系となった大井町線の8001F 2008年2月10日 二子玉川で筆者撮影

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2008.02.20

一斉置き換えが行われた青梅・五日市線の201系

レールファン音楽館サイトなど各ウェブサイト上で、青梅・五日市線の201系が一斉に置き換えられ、今やほとんどの列車がE233系になったとのことです。
確かに、ここ数日中野や三鷹の電車区にE233系が留置されていたのを目撃しており、昨日には朝の通勤途上で中野電車区に留置されていたE233系が姿を消し、代わりに青梅・五日市線仕様の201系が留置されているのを確認しています。

そこで、今月の11日に青梅線を訪れた際に撮影した201系の画像をアップいたします。

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一斉に置き換えが行われた青梅・五日市線の201系 2008年2月11日 西立川で筆者撮影

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2008年2月11日 中神で筆者撮影

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先の画像の奥多摩方 2008年2月11日 中神で筆者撮影

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下り青梅行き 2008年2月11日 中神で筆者撮影

この日は、貨物列車「米タン」を撮影するために青梅線を訪れ主に中神で撮影していたのですが、その間で201系が多くやってきており、中央快速線ではもう見ることが難しくなったオレンジ色の201系もこのように撮影したのですが、それから約1週間ほど過ぎて、一斉に置き換えが行われたようです。

中央快速線の置き換えはあっという間に進んでしまいましたが、青梅・五日市線はある日を境にほとんどの201系が置き換えらることになり、そのある日が来てしまいました。
まだ一部の列車で201系の運用があるようですが、中央快速線とともに青梅・五日市線でも活躍してきたオレンジ色の201系も、いよいよ終焉の日が近づいてきたことを実感させる出来事かと思います。


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2008.02.16

東急大井町線・田園都市線 3月28日 ダイヤ改正

東急からのリリースによりますと、大井町線と田園都市線で3月28日にダイヤ改正が行われます。

今回のダイヤ改正の内容は、工事が進められてきた大井町線の改良が一部完成することにより、大井町線大井町~二子玉川で急行運転が開始されるのが目玉です。これにより、現在逼迫している田園都市線の混雑緩和を図ることになります。

大井町線に設定される急行は、朝の上り大井町行きで二子玉川~大井町を約18分で結びます。停車駅は大井町・旗の台・大岡山・自由が丘・二子玉川となり、急行列車には現在の5両から1両増結した6両編成になり新型車6000系が使用されることになっています。運転本数も平日朝ラッシュ時間帯で1時間当たり急行5本・各停15本、夕方ラッシュ時間帯で急行4本・各停12本、平日日中及び土休日は1時間当たり急行4本・各停8本で、急行はほぼ15分間隔で運転されるようです。
また、大井町線ではこのダイヤ改正にあわせて現在のATSからATCに切り替えられることになり、その切り替え日は2月23日で、保安度が向上します。

次に田園都市線では、平日朝ラッシュ時間帯の準急運転時間を拡大するとともに、その前後で急行を増発するとともに、夕方・夜間にも列車の増発が行われます。大井町線の急行運転とともに増発で混雑緩和を目指します。


今回のダイヤ改正の内容は以上ですが、いよいよ大井町線で急行の運転が開始されます。まずは大井町~二子玉川で運転が開始され、新型車6000系が営業運転を開始します。また、早くも来週にATCに切り替えとなりますと、ついにと申しますか、この路線で実質上東急最後の8000系となった8001Fもあと1週間ほどで引退ということになってしまうのでしょうか?
いずれにしましても、長年かけて実施されてきた輸送力向上工事が完成に向かい、ついにその陽の目を見ることになる、新しい時代の到来を告げるダイヤ改正になるのではないかと思います。


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ダイヤ改正で登場する大井町線で運転急行用の新型車両6000系 2008年2月10日 二子新地で筆者撮影

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ついに最期の時が来たか 東急線に残る実質上最後の8000系となった大井町線の8001F 2008年2月10日 二子玉川で筆者撮影

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東急電鉄ウェブサイト ニュースリリース


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小田急電鉄 3月15日ダイヤ改正

いささか旧聞ではありますが、小田急電鉄では3月15日にダイヤ改正を行うと発表がありました。内容は、まず地下鉄千代田線に直通する新型ロマンスカー60000形「MSE」の運転が開始されます。

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いよいよ運転を開始する小田急ロマンスカー60000形「MSE」 2008年1月19日 唐木田で筆者撮影

ダイヤはすでに公表されているとおりで、平日は朝に北千住行きの「メトロさがみ」が1本、夕方は「メトロホームウェイ」が唐木田行きが1本、本厚木行きが2本、土・休日は北千住行きの「メトロさがみ」が1本、北千住~箱根湯本を結ぶ「メトロはこね」が2往復、北千住から本厚木行き「メトロホームウェイ」が1本設定され、土・休日ダイヤの「メトロさがみ」と「メトロホームウェイ」は運転日により新木場発着となり「ベイリゾート」という列車になります。
「MSE」が現在小田急線内にとどまらず、東京メトロ千代田線内でも試運転が行われており、運転開始初日の指定券はすでに売り切れたとのことです。

さて、今回のダイヤ改正は地下鉄直通ロマンスカーのデビューが目玉ですが、一般列車に目をむけますと快速急行・急行については、小田原まで全区間一部を除いて10両編成で運転され、小田原から先箱根登山線内は小田原~箱根湯本は4両編成で折り返し運転となるとのことです。箱根登山線内では、バリアフリー化工事が行われ、すでに小田原~入生田間は小田急車両しか入線できなくなっており、一方でホームが短く非常ドアコック扱いで乗降を行っていた風祭駅の改良が完成したことによります。この改正で、小田急線の「急行 箱根湯本」行きは消滅することになります。

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今回のダイヤ改正で消滅する急行箱根湯本行き 5200形 2008年2月16日 登戸で筆者撮影

これまで、小田急の急行列車でごく当然であった「急行 箱根湯本」行きは消滅します。この改正に合わせてか最近、5200形に4連化された編成が出現しています。おそらく改正後の小田原~箱根湯本の折り返しの運用に就くのでしょう。

いよいよデビューする「MSE」、それに合わせたダイヤ改正になりますが、一般列車についても変化がありこのほかにも、編成増強や深夜帯ので増発・増結などが行われます。
青く輝くロマンスカー「MSE」が営業運転開始する3月15日が楽しみになりました。


参考 小田急電鉄ウェブサイト ニュースリリース(PDF)

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2008.02.15

京王百草園「梅まつり」開催中に異変!

先日、京王線では百草園の「梅まつり」開催により8000系と7000系に1編成ずつヘッドマークを付けた列車が登場し、現在通常ダイヤで主に新宿~京王八王子・高尾山口の特急・準特急の運用に就いていますが、このうちの1編成8000系8704F+8804Fに変化がありました。そこで、今日新宿で撮影してきました。

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京王八王子方先頭8854 方向幕がフルカラーLED化された 2008年2月15日 新宿で筆者撮影

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新宿方先頭8704 2008年2月15日 新宿で筆者撮影

現在、「梅まつり」ヘッドマークを付けて運転している8704F+8804Fについて、方向幕がフルカラーLED化されました。2月2日の時点ではまだ方向幕だったのが、いつのまにかこのように改造されました。
今回は、新宿での折り返しの間での撮影でしたので確認はできませんでしたが、他サイト様によりますとこの編成で中間になる先頭車8754と8804については「黒幕」状態になっているとのことです。

この編成、側面についてもフルカラーLED化されました。

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フルカラーLED化された側面の表示

京王では、2005年度に導入された9000系からフルカラーLED化されましたが、8000系にその改造が及びました。なお、京王オフィシャルサイトのリリースによりますと、今年度増備の9000系からは側面行き先表示の仕様が変更になり、停車中には行き先表示のほか、途中で種別が変更になる場合も表示できる機能が付いたとのことです。はたして、この8000系にもその機能があるかどうかは不明ですが、この編成の運用で土・休日ダイヤには準特急北野行き・北野から各停高尾山口行きという列車がありますので、その機能が備わっていればよりわかりやすい案内になるはずで、明日準特急北野行きの運用に入りました場合に確認できるかと思います。

新宿で観察したところ、8000系6+4編成はまだ幕仕様が多いのですが、この編成がいつのまにか交換されたように、今後は一気に進んでいくかもしれません。その場合8000系6+4編成には側面だけ従来式のLED表示車がありすので、これも合わせて交換されるのか、また8両編成にも及ぶのか、いずれにしましてもここにきて変化が現れた京王8000系であると感じます。


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2008.02.12

ダイヤ改正で置き換え 183・189系の「中央ライナー」

今日は、先日の3連休中に出勤した日があったことからお休みでした。そこで、今日は3月のダイヤ改正で置き換えられることになった「中央ライナー」の183・189系に乗車してきました。

「中央ライナー」は、中央線の朝に高尾から新宿行きが1本、夕方から夜にかけて東京から八王子・高尾へ6本設定されているライナー列車で、土・休日は運休になります。また姉妹列車として、青梅線に直通する「青梅ライナー」も2本運転されています。
中央線の夕方から夜にかけて運転される「中央ライナー」は、特急「あずさ」「かいじ」用のE257系の他に、幕張車両センター所属の183・189系も使用されます。この183・189系は「中央ライナー」が定期運用になっていますが、来月のダイヤ改正でE257系及びE351系に置き換えられることになり、「中央ライナー」からは撤退します。
そこで今日は、183・189系を使用する東京17:00発の「中央ライナー」1号に乗車しました。

「中央ライナー」「青梅ライナー」のライナー券は、ホーム上のライナー券売機で発車25分前から発売されます。「中央ライナー」「青梅ライナー」では、ライナー券は座席指定方式になっています。そこで、25分前に間に合うように東京に向かい、無事にライナー券を購入することができました。なお「中央ライナー」「青梅ライナー」にはグリーン車も連結しています。そこで今回は奮発しましてグリーン車に乗車してみることにしました。
そして発車数分前に「中央ライナー」は入線してきました。

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出発を待つ「中央ライナー」1号 2008年2月12日 東京で筆者撮影

「中央ライナー」の183・189系は国鉄特急色の車両で運転されます。ヘッドマークなども撮影してみました。

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「中央ライナー」のヘッドマーク

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「中央ライナー」高尾行きの方向幕

出発までのわずかな時間で撮影後、購入したライナー券の指定された座席に座り、終点の高尾まで乗車しました。かつては「あずさ」などに連結されていたグリーン車サロ183、183・189系列においては今となっては「中央ライナー」用の幕張所属の183系に連結されているのみになりました。3列シートのゆったりとした座席に夕闇の中央線を西へ走り、途中新宿・立川・八王子と停車して、約1時間で終点の高尾に到着しました。

高尾到着は、快速電車が到着し折り返す1番線に入線しました。その後折り返しの整備のため入れ替えられ、電留線に留置となりました。

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電留線で折り返し整備中の183・189系 2008年2月12日 高尾で筆者撮影

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6号車に連結されているサロ183 2008年2月12日 高尾で筆者撮影

高尾到着後のこの列車は、折り返して19:42発の「中央ライナー」6号新宿行きで戻り、その後東京まで回送され21:00発の「中央ライナー」7号になります。またこのほかにも183・189系を使用した「中央ライナー」があり、東京20:00発の5号と21:30発の9号も該当します。

中央線などで長きにわたり活躍してきた183・189系を使用した「中央ライナー」ですが、その姿はもう老朽化が進行しているように見えました。
183・189系の「中央ライナー」も、あと1か月ほどで置き換えられ姿を消します。夕方の帰宅時間帯にゆとりを提供する「中央ライナー」、その活躍の姿を記録することができました。列車の性格上から土・休日は運休になりますが、国鉄特急色で走る「中央ライナー」、あと1か月ほどですが、ぜひ最後の活躍の姿をご覧になられてみてはいかがでしょうか?

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まもなく終焉 寝台急行「銀河」

3連休の最後の日となった2月11日の夜は、来月15日のダイヤ改正で廃止となる、東京から大阪を結ぶ寝台急行「銀河」号を撮影しました。

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急行「銀河」は、東京を23:00に出発します。遅い時間であるとともにこの列車は急行であるため地味な列車ではありましたが、東京から大阪まで最終の新幹線が出発した後に東京を発ち、翌朝始発の新幹線が着く前に大阪に到着するというビジネスライクな列車でもありました。寝台列車にはあまり乗車した経験がない自分もこの「銀河」には何度か乗車したことがあり、この列車から新大阪で山陽新幹線に乗り換えて九州入りしたこともあり、また弊ブログでも「銀河」に乗車したという記事が過去にあります。それだけ思い出がある列車なのですが、まもなく終焉ということでまずは東京で出発を待つ「銀河」を撮影してきました。

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まもなく終焉を迎える急行「銀河」 客車は24系 2008年2月11日 東京で筆者撮影

「銀河」号はJR西日本保有の24系客車9両(電源車カニを含む)で運転されます。

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「銀河」号のテールマーク

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「銀河」大阪行きの方向幕

これらを撮影後、機関車を含めた編成全体を撮影するために東海道線に乗車して横浜に移動しました。横浜では上りホームから撮影します。

そして、「銀河」号が到着しました。

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EF65 1118に牽引されてきた急行「銀河」 2008年2月11日 横浜で筆者撮影

「銀河」は急行列車であるためか、機関車にはヘッドマークは付いていません。その機関車はJR東日本田端運転所所属のEF65が担当しているのですが、この日の大阪行き「銀河」には、通称「虹釜」または「ゲッパ」と呼ばれている赤の車体に側面に大きく「EF65」というロゴが入れられているEF65 1118が牽引していました。この機関車は、ときおり「銀河」の牽引に就くことがあるようです。人気がある機関車なだけに首都圏はともかく、関西でこの機関車が「銀河」を牽引してやってきたとなりますと、大阪駅には撮影しに大勢の人が集まるとのことです。おそらく到着した朝の大阪で、そして2月12日の夜の大阪も多くの人が集まることでしょう。

寝台急行「銀河」号はまもなく終焉を迎えます。東京から大阪を深夜帯にかけて運転されてきた、地味ながらも長きにわたり親しまれた列車でした。この列車の廃止は残念ですが、どうか最後の日まで無事に走って有終の美を飾ってほしいと思います。

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2008.02.11

183系で運転 あずさ76号

富士急線を撮影後は、そのまま戻ってきたのですが八王子に着きますと、下りホームの先端には撮影をしようとしていた人が集まっておりました。何かが来ると思いその中に入りましてその列車を待ちます。そして16:43にその列車はやってきました。

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183系で到着した特急「あずさ」76号 2008年2月11日 八王子で筆者撮影

八王子で待っていた人たちは、この列車を待っていました。臨時の特急「あずさ」76号ですが、今日はごらんのように幕張車両センター所属の183系で運転されました。この183系は通常中央線の夕方ラッシュ時に運転される「中央ライナー」に使用されるのですが、「中央ライナー」は3月のダイヤ改正でE257系及びE351系になることから、ダイヤ改正後の動向が気になり、その車両が臨時の特急で使用されたことから、多くの人が集まりました。

国鉄特急色にイラストマーク、かつての特急列車の姿で運転された「あずさ」76号、これからこの姿を見ることができるのか今後の動向が注目されます。

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富士急線の運用に就く「四季彩」

田野倉で特急「ふじやま号」を撮影後は、すぐに大月に戻ることにしたのですが、反対側ホームに到着した河口湖行きがこんな車両で到着しました。

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富士急線の運用に就く201系「四季彩」 2008年2月11日 富士急線 田野倉で筆者撮影

通常ですと、土・休日ダイヤの青梅線青梅~奥多摩の運用に就いている201系の展望型電車「四季彩」がやってきました。
現在、土・休日に立川~河口湖を臨時列車「四季彩河口湖号」が運転されており、その間合いで富士急線内の運用にも就いています。

単独の「河口湖」の方向幕を表示している「四季彩」、珍しい姿かと思います。

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代走 富士急特急「ふじやま号」

中央線の貨物列車を撮影後は、大月まで乗車して富士急線にやってきました。

現在、富士急の看板列車である「フジサン特急」2000系が定期検査中とのことで、一部特急列車が代替車両で運転されています。代替の車両で運転される場合は「ふじやま号」となる富士急の特急列車、この列車を撮影しに大月から富士急に乗車して2つめの駅田野倉で下車しました。ちょうどこの列車がやってきました。

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代替車両で運転された富士急の特急列車 2008年2月11日 田野倉で筆者撮影(後追い)

代替車両として1000系で運転された特急「ふじやま号」、同じ1000系でも「ふじやま号」に使用できる編成は限られ、当該編成には座席の構造が異なるほか、車内には案内用のモニターが設けられています。

大月ではすぐに折り返してくることから、再び田野倉で河口湖行きの特急「ふじやま号」を撮影してみました。

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2枚とも2008年2月11日 田野倉で筆者撮影

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後追い 2008年2月11日 田野倉で筆者撮影

「フジサン特急」2000系が入場しているときに運転される特急「ふじやま号」、代替車両でも特急料金は必要ですがその料金は「フジサン特急」よりかは割安に設定されています。

2000系の代走で特急運用に就いていた1000系ですが、この車両は元京王5000系です。京王線で特急の運転を開始したときに登場し、時代を築いた車両です。デビュー当時は特急として活躍した京王5000系、富士急に移っても再び特急運用に就くことになりました。
今日の特急「ふじやま号」は1207Fが運用に就いていました。種車の関係で分散クーラーを6基搭載した車両で運転され識別灯を点灯したその姿は、かつて京王線で特急として活躍していた姿と重なります。そして、特急「ふじやま号」にはヘッドマークが付けられています。

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特急「ふじやま号」の方向幕とヘッドマーク

丸型のヘッドマークを付けるところにも、かつての姿をしのぶことができます。

「フジサン特急」の代走は3月19日までとなっています。通常は普通列車として運転されている1000系の優等運用、ぜひ一度ご覧になられてみてはと思います。

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米軍横田基地ジェット燃料輸送列車「米タン」を撮る

今日は貨物列車に注目していますが、続きましては青梅線に移りまして5286レを撮影してみました。

5286レは青梅線拝島発南武線経由の鶴見線安善行きの列車で、米軍横田基地向けのジェット燃料を輸送するタンク車で運転されます。この列車は安善にある米軍油槽所へ戻る空荷のタンク車となります。
通称「米タン」と呼ばれるこの列車ですが、土・日曜日が運休で平日でも運休になる日があるとのことです。
さて、今日は「建国記念日」ということで祝日のため列車は休日ダイヤで運転されていますが、アメリカの暦では今日は平日であることから、休日ダイヤであるにもかかわらずこの列車は運転されました。

「米タン」を撮影するために、青梅線に乗りまして中神で下車して、この駅奥多摩方先端で撮影してみることにしました。そして「米タン」5286レはやってきました。

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EF64 1019を先頭にやってきた「米タン」5286レ 2008年2月11日 中神で筆者撮影

原色のEF64 1019に牽引されてやってきた「米タン」、そのタンク車はすべて黒塗装で、いかにも貨物らしい重量感が感じられます。
中神で撮影していたのですが、この貨物列車は大変速度が遅く撮影中にすれ違う下り列車が到着したというかなりギリギリの状況でしたが、このように撮影することができました。かつては奥多摩方面で採取された石灰石を運ぶ貨物列車が行き来していた青梅線で、唯一残っている貨物列車になります。

「米タン」を撮影できた興奮を胸に後続の青梅線列車に乗車しまして終点の立川に着くと、ちょうどこの列車も立川に到着するところでした。そこで、再びこの列車を撮影するため南武線に乗り換え1つめの西国立で下車して、ここでもう一度撮影してみました。

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2008年2月11日 西国立で筆者撮影

こうしてみますとこの「米タン」、なかなか見ごたえがある列車であると感じました。

土曜・日曜運休で、平日も運休する場合があるというこの「米タン」列車、撮影は難しい面があるかと思います。しかし祝日ですと運転されることも多いことから、今日はこの列車を撮影している人を多く見かけました。

この「米タン」列車ですが、3月のダイヤ改正以降はEF65の牽引に替わるとのことで、すでにEF65単機により訓練運転がおこなわれています。(弊ブログこちらの記事を参照ください。)ということで、EF64が牽引する「米タン」を撮影できる祝日は今日が最後となるようで、それだけ多くの人が撮影に訪れていたのでしょう。牽引する機関車が替わっても、その役割は変わることがない「米タン」であるかと思います。

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EF64-1000番代重連貨物を撮る

3連休の最後の日となった今日ですが、今回は貨物列車をまずは撮影してみました。中央線立川で10:55ごろにやってきた貨物列車です。

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EF64 1012を先頭に重連でやってきた貨物列車5270レ 2008年2月11日 立川で筆者撮影

EF64 1000番代の重連がタンク車を連ねてやってきたこの列車は、手元に持ち合わせている資料によりますと5270レのようで、立川からは南武線に入りその後は府中本町から武蔵野線に入って新鶴見方面に向かうようです。

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出発する5270レ 2008年2月11日 立川で筆者撮影

今回見た5270レはEF64 1012とEF64 1023の重連でやってきました。重連だけに迫力がありましたが、この機関車も近年更新が行われているようで、先頭のEF64 1012はオリジナル色に対してEF64 1023は更新後の新色になっています。いずれはこの形式の原色は見られなくなるかと思います。

中央線では立川から先へ行きますと貨物列車の姿を見ることができるとともに、八王子には貨物駅や機関車の基地があります。これから、貨物列車に注目する機会が増えるかと思いますので、皆様方よろしくお願いいたします。

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2008.02.10

Coming Soon! 東急6000系

現在、東急電鉄では田園都市線の逼迫した混雑を解消するために、二子玉川~溝の口を複々線化して現在二子玉川までの大井町線を溝の口まで延長すると共に、急行の運転も開始します。複々線完成は来年度の予定ですが、今年度はまず大井町~二子玉川で急行運転が開始されます。大井町線急行用として登場する新型車両6000系を撮影してきました。

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いよいよ大井町線で運転を始める急行用の新型車両6000系 2008年2月10日 二子新地で筆者撮影

続きを読む "Coming Soon! 東急6000系"

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京王百草園「梅まつり」開催中 その2

前回の記事で紹介しました、京王線の「百草園 梅まつり」のヘッドマークですが、今年も8000系のほか7000系にも付いていました。

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7000系7722に付けられた「百草園 梅まつり」ヘッドマーク 2008年2月8日 調布で筆者撮影

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この編成の京王八王子方先頭7772 2008年2月8日 新宿で筆者撮影

7000系の10両固定編成である7722Fに前後で異なるデザインのヘッドマークが付いていましたが、このデザインも昨年と同じもののようです・

京王7000系は、現在リニューアルが行われており、合わせてVVVFに換装も行われています。10両固定編成にもその改造車が誕生していますが、内装は大幅にリニューアルされ、また外観も側面種別幕が大型対応(おそらくはLED化か)といった変更点があります。なお、この7722Fは未施工ですがいずれ更新が行われると思われます。

この時期恒例となった百草園の梅まつり、京王ではこの時期もう1つ恒例の行事として「高尾山冬そばキャンペーン」が行われます。昨日は今年も都営新宿線から高尾山口へ9000系を使用した臨時急行がヘッドマークを付けて運転されました。昨日は都合で撮影できなかったもので、例年ですとこのあとキャンペーン期間中はそのヘッドマークを付けて通常運用につくものと思っていたのですが、今年は臨時列車のみに取り付けられ、前後の回送ではもう外されていたとのことです。と、いうことで今年は「高尾山冬そばキャンペーン号」の撮影はできずじまいでした。

今年の2月はすでに雪も降るなど寒い日々が続いていますが、春の足音が聞こえてくる、そんな感じがする京王のヘッドマークではないかと思います。


関連記事 京王百草園「梅まつり」開催中(2008年2月2日)

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2008.02.08

引退へ お座敷客車「ゆとり」

すでに各種ウェブサイトなどで報じられていますが、JR東日本尾久車両センターに所属しているお座敷客車「ゆとり」が、今年3月で引退することになりました。

「ゆとり」は、国鉄時代に欧風客車「サロンエクスプレス東京」として14系客車から改造されましたが、やがて欧風客車の需要がなくなり一方でお座敷車の需要があったことから、外観はそのままでお座敷車「ゆとり」に改造されました。
今日まで活躍してきたお座敷客車「ゆとり」でしたが、客車の老朽化とともに牽引する機関車も老朽化してきたことや、機関車牽引であるため特に首都圏地域における過密ダイヤには載せにくくなってきたことで、引退となりました。

さて、今日はお休みだったもので鉄道ダイヤ情報誌によりますと回送として運転されるとのことでしたので、撮影してみました。

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EF65 1106に牽引されてきたお座敷客車「ゆとり」 2008年12月8日 赤羽で筆者撮影

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まもなく引退するお座敷客車「ゆとり」 2008年12月8日 赤羽で筆者撮影

時間の関係で赤羽で撮影することになりましたが、まもなく引退となる「ゆとり」を撮影できました。

国鉄時代、各地で客車などを改造して団体専用列車として「ジョイフルトレイン」が誕生しましたが、その嚆矢となった「サロンエクスプレス東京」、この客車をさらにお座敷客車に改造した「ゆとり」の引退はある意味一つの時代の終わりを告げているのかもしれません。これでJR東日本では、客車のジョイフルトレインはすべて引退することになります。

「ゆとり」の運転ももう僅かになってきているかと思います。これから最後の日まで注目を集めることになるかと思いますが、無事最後の日まで走りぬけてほしいと思うのは私だけではないでしょう。

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2008.02.05

2009年秋 New N'EX 登場!

JR東日本のウェブサイトのリリースによりますと、来年2009年秋より現在新宿・横浜などから成田空港を結ぶ特急「成田エクスプレス」に、新型車両を導入すると発表がありました。

新型車両は、新形式E259系となりこれまで「成田エクスプレス」として活躍してきた253系を置き換えます。

リリースに掲載された完成イメージによりますと、スタイリングは253系の外装イメージを継承したものになりますが、前面はE655系のような感じのスタイルになります。また、車内は普通車のシートピッチが1020mmとゆったりとした作りになり、リクライニング機能がついた回転クロスシートになります。また乗り心地を向上させるために、新幹線「はやて」に搭載されている「アクティブサスペンション」や「車端ダンパ」も搭載されます。このほかにも各種装置などが搭載され、首都圏から世界に開かれた空港を結ぶ特急列車にふさわしい車両になるようです。

「成田エクスプレス」運転開始は1991年で、この当時から活躍していた253系が置き換えられます。JR発足後に登場した車両ではありますが、早くも置き換えられることになりました。新型車は全編成6両編成で導入されるとのことですので、おそらくは「成田エクスプレス」の運転系統なども変わるかもしれません。

現在建設中の成田新高速鉄道の開業は2010年といわれています。先手を打った「成田エクスプレス」の新型車両、登場は来年ですが、そのデビューの日が楽しみです。


参考 JR東日本ウェブサイト ニュースリリース(PDF)

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早くも置き換えられることになった「成田エクスプレス」253系 2007年4月28日 市川で筆者撮影


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2008.02.02

京王百草園「梅まつり」開催中

まだ寒い日が続いておりますが、早くも梅が咲く季節となりました。東京都日野市にある京王百草園でも梅が咲き始め、今年も「梅まつり」が今月から開催されています。

さて京王百草園で「梅まつり」となりますと、京王線では例年ヘッドマークが登場します。今年もまずは本線特急・準特急運用の8000系1編成にヘッドマークがついておりました。

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今年も登場した「百草園梅まつり」ヘッドマーク 京王八王子・高尾山口方先頭 8854 2008年2月2日 新宿で筆者撮影

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8854に付けられたヘッドマーク

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こちらは新宿方先頭 8704 2008年2月2日 新宿で筆者撮影

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8704に付けられたヘッドマーク

今年も、昨年までと同じデザインのヘッドマークが8000系8704F+8804Fに付けられましたが、8000系の優等系用編成については最近連結順序が変更になり、新宿方が6両・京王八王子方が4両となりましたので、新宿方が8700番台・京王八王子方が8850番台が先頭に出ています。

今回はこの編成のみ確認しましたが、例年百草園梅まつりヘッドマークはもう1編成7000系または9000系にも別デザインが付いていますので、今回も登場していると思われます。

まだ寒い時期が続きますが、梅祭りという声を聞きますと、春が近づいていることを感じさせるヘッドマークではないかと思います。


関連記事
各種登場 京王線のヘッドマーク(2006年2月18日)
今年も季節到来 京王百草園梅祭りヘッドマーク(2007年2月6日)


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みなとみらい線開業4周年

2月に入りましたが、今年もこんな話題が登場しています。

今月1日で、横浜高速鉄道みなとみらい線が開業4周年を迎えました。横浜駅から未来都市みなとみらいを経由して横浜の中心地を抜け、横浜の観光名所といえる中華街と元町商店街の最寄りとなる元町・中華街を結ぶ路線で東急東横線と直通運転を行っているみなとみらい線のY500系に、今回もヘッドマークをつけた列車が運転されています。今回も撮影してきました。

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開業4周年を迎えたみなとみらい線 ヘッドマークをつけたY500系Y516F 2008年2月2日 横浜で筆者撮影

続きを読む "みなとみらい線開業4周年"

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