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2008年1月の19件の記事

2008.01.31

6月14日開業予定 東京メトロ副都心線

東京メトロのHPによりますと、現在建設中の副都心線が6月14土曜日に開業予定と掲載されました。池袋から新宿三丁目を経由して渋谷へ明治通りの地下を進む路線になります。

開業予定日の6月14日は土曜日ですので、これはまず開業当日に早速乗車することになりそうです。

副都心線は、池袋からは現在新線として営業運転を行っている有楽町線の複々線部分とつながり、東武東上線・西武池袋線と相互乗り入れを行うことになっています。これら路線から新宿・渋谷へ乗り換えなしで行けるようになります。

今年は新線開業ラッシュとなるようですが、首都圏では最大級の開業路線となる東京メトロ副都心線、その開業の日が公開されました。この路線の開業が楽しみになりました。


参考
東京メトロオフィシャルサイト リリース

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開業日は6月14日 いよいよ渋谷に向けて走り始める 東京メトロ10000系 2006年12月23日 東武東上線森林公園検修区「クリスマスイベント」会場で筆者撮影

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2008.01.30

EF65 1118 南武線を単機で走る

昨日は、京王相模原線から多摩モノレールに乗り、再び京王線に乗車して分倍河原から南武線に乗り換えました。このあとに、先日の記事で登場している西武多摩湖線に向かうことになるのですが、ある鉄道系SNSを見てみますと、何やら南武線を臨時の単機が走行しているという情報をキャッチ、しかもまもなく上り列車でやってくることもわかりました。そこで、南武線に乗車してその列車を待ってみることにしました。そしてほどなく、その機関車はやってきました。

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単機で走行しているEF65 1118 2008年1月29日 稲城長沼で筆者撮影

南武線を単機で走行していた機関車は、「虹カマ」あるいは「ゲッパ」と呼ばれ赤い車体に「EF65」と大きなロゴが描かれたEF65 1118でした。

この機関車が単機で南武線を走行していた理由ですが、現在南武線に設定されている貨物列車で鶴見線の安善から南武線・青梅線経由で拝島まで運転される米軍横田基地へのジェット燃料輸送列車の牽引機関車が今はEF64であるのがEF65に変更になるとかで乗務員訓練が行われているようで、このためJR東日本所属のEF65 1118を借りて行われているようです。

この列車、平日のみ運転のようですので、お休みをいただいたこの日、またとないチャンスで撮影することができました。

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2008.01.29

引退 西武多摩湖線101系低運転台編成

先日の記事で紹介しました西武多摩湖線の主に国分寺~萩山で運転されていたこの路線最後の101系低運転台編成が、引退を迎えることになりました。現在、同編成はヘッドマークを付けて運転されています。今日は個人的な都合でお休みをいただきまして、その用事が済んだ午後に西武多摩湖線を訪れ、運用に就いていたこの路線最後の101系低運転台編成を撮影してきました。

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ついに引退することになった西武多摩湖線最後の101系低運転台編成 226号車(225F) 2008年1月29日 青梅街道~萩山で筆者撮影

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2008.01.27

西武30000系甲種輸送を撮る ~Smile Trainがやってきた~

弊ブログでは、鉄道の話題あるところに出向いては記事を作成してきましたが、これまで貨物列車についてはあまり取り上げていなかったかと思います。そこで今年は貨物列車にも注目してみようかと思いますので、各所に出没しました際は、皆様方よろしくお願いいたします。
その貨物列車編の第1弾ですが、このようなミーハーな列車が登場してしまうところは、弊ブログの仕様でありクオリティでもありますので、ご容赦願いたいと思います。

本日、山口県の下松から東京都の武蔵野線新秋津へ甲種輸送が行われました。甲種輸送とは、車両メーカーなどで製造された車両や地方鉄道へ譲渡となる車両などを貨物列車扱いで輸送することで、毎月「鉄道ダイヤ情報」誌や「とれいん」誌にその輸送計画が掲載されますので、結構皆様方注目しているのではないかと思います。
さて、本日新秋津へ甲種輸送されてきた車両は、今年度から西武鉄道に導入される新型車両30000系です。一昨日より輸送されてきていますので、各地ですでにこの列車をご覧になられた方もいらっしゃることでしょう。山口県から3日かけて輸送されてきた西武鉄道の新型車両30000系、いよいよ活躍の場所に近付いてきた本日、武蔵野線の府中本町で撮影してみることにしました。

府中本町に到着し、南武線下りホームから撮影することにしたのですが、この場所にはすでに多くの人が訪れ、姿を見せる西武鉄道の新型車両を待っている状況でした。そして多くの人が見守る中、西武鉄道の新型車両はやってきました。

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「桃太郎」の愛称があるEF210-111に牽引されてやってきた西武30000系の甲種輸送 2008年1月27日 府中本町で筆者撮影

JR貨物では、国鉄時代から活躍してきた機関車置き換え用に新型機関車の導入を進めており、この列車もJR貨物の新型機関車であるEF210が牽引してきました。そして、その後ろには西武鉄道の新しい時代の到来を告げる30000系が連結されていました。後追いで撮影してみました。

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西武鉄道の新型車両 30000系 2008年1月27日 府中本町で筆者撮影

輸送中の汚損などを防ぐため前面が青いシートに覆われていましたが、この車両がいよいよ西武鉄道に登場する新型車両「Smile Train」の愛称がついた30000系です。完成予想図どおりのスタイルであり、シートの中には丸みを帯びたスタイルの全面があるのではないかと思います。その運転台には「埼玉西武ライオンズ」のキャラクターのぬいぐるみが乗っていたのが印象的でした。山口県からの長い道中を運ばれてきた西武30000系、府中本町を通過してあとトンネルを4つ越えるとこの車両が活躍する西武鉄道の線路になります。

甲種輸送の列車をこうして撮影しましたが、やってきた西武30000系は、その内装などに女性社員のアイディアを取り込みなど新しい試みが行われており、「Smile Train」という愛称がついたこれから活躍が期待される車両です。その車両がついに西武線にやってきました。
西武30000系の営業運転開始は今年春からとのことですが、これから沿線では試運転が行われ注目を集めることでしょう。そのデビューの日が楽しみです。


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2008.01.26

今年も運転「SL南房総号」

1月も下旬になり、一段と寒い日が続いていますが、房総半島ではもう春の気配が感じられます。昨年は「ちばデスティネーションキャンペーン」が実施され、大いに活気づいた房総エリア、今年も「おいでよ!房総 春!発見」とタイトルがついた観光キャンペーンが現在実施されています。この観光キャンペーン期間中、今年も房総エリアには多彩な列車が登場しますが、その第一弾として、今年も蒸気機関車D51 498が登場する臨時列車「SL南房総号」が昨日から明日までの3日間運転されます。

今年の「SL南房総号」は、勝浦→館山で午後に運転されます。ちなみに午前中は館山→勝浦をDE10が牽引して最後尾に後向きのD51を連結した「DL南房総号」として運転されました。
今年もこの列車を撮影することにしたのですが、家を出る時間が遅かったことなどから千葉からは内房線の普通安房鴨川行きに乗車して千倉で撮影することにしました。そしてこの普通列車が千倉に到着した際に、「SL南房総号」も到着しました。

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千倉に到着した「SL南房総号」 2008年1月26日 筆者撮影

SLが運転されますと、停車・通過を問わず駅・沿線には多くの人が集まります。千倉も例外ではなく多くの人が集まりました。
「SL南房総号」は千倉で停車時間がありましたので、その後撮影してみました。

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2008年1月26日 千倉で筆者撮影

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出発する「SL南房総号」 2008年1月26日 千倉で筆者撮影

今年もこのように「SL南房総号」は運転されました。今後、房総半島に春の訪れを告げるSL列車となるのか気になりますが、D51 498は力強く早春の房総半島を走行しました。今年も活躍が期待できそうです。

さて、房総エリアのSLは明日までの運転ですが、その後も各種ジョイフルトレインを使用した臨時列車が運転されます。早くも春の訪れが感じられる房総エリアにお出かけになってみてはいかがでしょうか?


関連記事
「SL南房総号」を撮影してきました(2007年2月11日) ※昨年の運行の記事です。

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パンタグラフを増設した房総の211系

今日は房総方面に行ってきたのですが、千葉駅で列車を待っていた時に到着した211系がこんないでたちになっていました。

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パンタグラフを増設した211系 2008年1月26日 千葉で筆者撮影

2006年より、主に高崎エリアから転じてきた房総の211系でしたが、一部の車両がごらんのようにパンタグラフが増設されていました。
房総の211系は5両編成で千葉駅停車時に下り方先頭がクモハ211となるわけですが、パンタグラフが増設された結果、前パンタスタイルになりました。後ろ寄りのパンタは菱形であるのに、増設された運転台方パンタはシングルアーム式というスタイルになっています。

おそらくは、パンタの架線からの離線対策で増設されたと思われる運転台方のパンタグラフ、まだ数編成のようですが、今後房総の211系全編成に及ぶのか気になります。

いずれにしましても妙なスタイルになった房総の211系、機会がありましたときはごらんになってみてはいかがでしょうか?

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2008.01.23

終焉近づく 西武多摩湖線101系低運転台編成

この前の土曜日ですが、この列車も見てきました。まもなく引退の日を迎えることになった西武多摩湖線で最後まで残った101系の低運転台車225Fを撮影してきました。

この日は小田急多摩線で試運転を行っていたMSEを撮影後に、南武線・武蔵野線を乗り換え、新小平駅から歩いて多摩湖線の青梅街道駅に行ってみました。昼間は2編成の列車で運転されている多摩湖線国分寺口、この路線では最後の低運転台101系となった225Fが運用に就いていました。

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運用に就いていた多摩湖線では唯一残っていた低運転台101系225F 2008年1月19日 一橋学園~青梅街道で筆者撮影

青梅街道から国分寺方に進んだ直線区間で撮影してみました。このあと戻ってきた225Fを撮影してみました。

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国分寺行きで戻ってきた225F 2008年1月19日 一橋学園~青梅街道で筆者撮影

このあとは、乗車してみようと思いまして青梅街道から萩山へ向かい、ここで入線してくるシーンから撮影しました。

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入線してくる225F 2008年1月19日 萩山で筆者撮影

萩山から225Fに乗車してみました。西武線で長きにわたり親しまれた低運転台スタイルの101系、この路線を走る101系はこの編成以外はすべて大幅なリニューアルを行った高運転台の新101系ですので、車内もオリジナルの仕様が残っています。あっという間に国分寺に到着しました。

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2008年1月19日 国分寺で筆者撮影

さて、本線からはすでに姿を消した低運転台の101系、多摩川線とともに多摩湖線国分寺~萩山のワンマン運転仕様車が1編成今日まで残されていましたが、ついにこの編成も引退することになりました。西武鉄道では、今月28日から31日までこの編成にヘッドマークを付けて運転するとともに、2月3日には、この編成を使用したミステリー列車が運転され、このイベント列車を最後に引退となります。

まだ多摩川線には数編成が残りますが、本線系統とつながっている西武線に唯一残った101系低運転台車である225F、武蔵野の地に親しまれたスタイルの車両がまもなく引退を迎えます。ヘッドマークをつけた状態での運転はいずれも平日ですので、撮影するのは若干難しい面もあるかと思います。
まもなく引退の日を迎える多摩湖線225F、無事にその日を迎え有終の美を飾ってくれることを願いたいと思います。

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2008.01.21

【お知らせ】祝 2,000,000HIT突破!

いつも、弊ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

さて、弊ブログは本日で通算2,000,000HITを突破いたしました。

弊ブログのアクセスカウンターは紆余曲折があり何度か変更してきましたが、現在使用しているカウンターはココログの機能のもので、開設当初からのアクセス数をカウントしています。

弊ブログは2004年10月に開設して、今日まで3年と3ヶ月が過ぎました。1,000,000HIT突破が昨年の2月21日で2年4ヵ月かかっていましたが、それから1年も経たずに11ヶ月でさらに1,000,000HITを重ねたことになります。この間多くの記事を作成しました。皆様方にご覧頂いたことを感謝いたします。

これからも、弊ブログをよろしくお願いいたします。


2008年1月21日 Kaz-T

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2008.01.19

Coming Soon! 小田急ロマンスカー60000形「MSE」 多摩線で試運転

今年3月から営業運転を始める小田急の新型ロマンスカー60000形、今年度導入される16両がすべて入線して現在営業運転に備えて試運転が行なわれています。そこで、今日は試運転が行なわれているであろう多摩線を訪れてみました。

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唐木田を出発した60000形「MSE」試運転列車 2008年1月19日 筆者撮影

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2008.01.17

凡車の中に特異車あり 小田急3000形

この前の月曜日14日ですが、小田急多摩線に行ってみました。行ってみたところお目当てはなかったのですが、この日この路線を走っていた3000形に着目してみました。

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この日多摩線の運用に就いていた3263F 小田原・唐木田方先頭 3463 この編成には特徴が・・・・・・ 2008年1月14日 小田急多摩センターで筆者撮影

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2008.01.13

さよなら 東急東横線8000系

東急では、いよいよ今年からこれまで長い年月をかけて進めてきた改良工事が完成し始めます。新しい時代の幕開けとなりますが、それは一つの時代の終わりでもあります。今日は、東急の屋台骨路線である東横線で約39年にも及ぶ活躍をしてきたこの路線の8000系が引退することになり、「さよなら運転」が行なわれました。

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東横線からは引退する8000系 2008年1月13日 自由が丘で筆者撮影

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東急池上・多摩川線 新7000系デビュー

今日は、大変寒い中になりましたがまずは五反田に行きまして、ようやく本格的な営業運転に就くことになった東急池上・多摩川線用の車両である7000系に乗車してきました。

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東急池上・多摩川線にデビューした新7000系 2008年1月13日 五反田で筆者撮影

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2008.01.05

潮騒めぐる銚子電鉄 2008

今日は、一昨年11月「電車の修理代を稼がなければいけないんです!」というセンセーショナルな告知とともに、困窮が伝えられ、一気に支援の輪が広がった千葉県のローカル私鉄、銚子電鉄を訪れてみました。

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銚子駅に停車中の銚子電鉄の車両 今回もデハ1002が停車中 この車両は最近外装が変更になった 2008年1月5日 筆者撮影

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2008.01.04

東急の派手車 走る!

今日は、東急線を巡りまして、池上線にも乗車してみました。この路線に昨年暮れに登場した新型車、7000系に乗車しようとしたのですが今日は運用には就いていなかったようです。
そこで、その後は大井町線に乗車しまして、二子玉川へ行こうとしたのですが、終点一つ手前の駅上野毛到着前に、とんでもない列車とすれ違いました。すぐさま上野毛で下車しまして、後続の大井町行きでその列車を追いかけます。そしてその列車は、地下駅である目黒線との乗換駅大岡山の大井町方の闇の中にある折り返し線に停車中でした。そこで待つこと十数分、その列車は再び大岡山駅大井町線下りホームに入線してきました。

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入線してきた「派手車」 2008年1月4日 大井町線大岡山で筆者撮影

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決戦は金曜日 終焉間近の東急東横線8000系を撮る

今日は、お休みでしたので先日来気になっていた車両を撮影してきました。東急東横線の8000系です。

東急電鉄では5000系列を始めとして新型車が続々と増備されており、旧型車は急激に数を減らしてきています。そんな中、東急の屋台骨といえる東横線でも5050系の増備が進み、これまで活躍してきた8000系は置き換えが進んでおり、おととし9月のダイヤ改正以降は平日朝のラッシュ時間帯のごく限られた運用にしか就いていません。そんな中残ってきた東横線の8000系でしたが、昨年7月に原型スタイルに復元された8039Fが引退しその後昨年暮で8019Fも運用を離脱して、現在8017Fが1編成最後の東横線8000系として残っているのみです。この正月元旦と2日に昼間の特急でヘッドマークをつけて運用に就いたという情報を入手し、昨日東横線を訪れるもこの日は運用に就いていない状況で、そのリベンジとして本日撮影してきました。

先に記しましたように、東横線の8000系は原則として平日の朝ラッシュ時間帯にしか運用には入りません。そこで朝まだ陽が登る前から東横線の渋谷駅に出向き、ここから急行に乗車しました。とりあえずは日吉以遠の撮影できる場所に行こうとしていたのですが、その途中で8000系とすれ違いました。そこで、今日も運用に就いていた8000系8017Fを撮影するために、日の出直前の多摩川で下車してここで撮影することとしました。そして、朝日を受けて8017Fがやってきました。

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東横線最後の8000系 8017Fがやってきた 今日は26運行 2008年1月4日 多摩川で筆者撮影

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2008.01.03

急げや電気の道すぐに 京急大師線2008年の正月

今日は、これも弊ブログにおきまして毎年恒例となっている話題、京急川崎から小島新田を結び川崎大師への初詣客で賑わう京浜急行電鉄の大師線を訪れました。

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京急大師線が1年で最も活気付く時期の到来 この路線の主力車両 旧1000形に今年も干支のヘッドマークが掲げられた 2008年1月3日 京急川崎で筆者撮影

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2008.01.01

2008年賀正 小田急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス」

今年も、例によりまして新宿駅に行ってきまして、終夜運転の臨時列車を撮影してきました。こちらも今年盛大に運転された小田急ロマンスカーの終夜運転で走る臨時列車「ニューイヤーエクスプレス」を撮影してきました。

小田急の臨時ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス」は、1:00から5:10までほぼ30分おきに運転されます。行き先も1本を除いて片瀬江ノ島行きで運転され、江ノ島海岸から登るご来光を拝むのに便利な列車となっています。

さて、今回は新宿には3:15頃に到着しました。まずは停車中だった3:30発の「ニューイヤーエクスプレス」11号を撮影してみました。

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新宿3:30発の「ニューイヤーエクスプレス」11号は伊勢原行きで30000形「EXE」の6両編成 2008年1月1日 新宿で筆者撮影

1:00から30分おきに運転される「ニューイヤーエクスプレス」ですが、3:30発の11号列車だけは行き先は伊勢原行きで、丹沢・大山へ参拝及びご来光を拝む方に便利な列車として毎年運転されています。この列車は今年も昨年「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した30000形「EXE」の6両編成で運転され、新宿では普段見ることがない貫通型先頭の姿を見ることができました。

続きまして、4:00に出発する「ニューイヤーエクスプレス」13号です。

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新宿4:00発の「ニューイヤーエクスプレス」13号は50000形「VSE」で運転 2008年1月1日 新宿で筆者撮影

「ニューイヤーエクスプレス」13号は、小田急の看板車両といえる50000形「VSE」が使用されました。昨年は1本だけだった「VSE」使用の「ニューイヤーエクスプレス」、今年は2本設定されました。さすがVSE使用列車なだけに13号は発車間際で満席になりました。

そして、4:30に出発する「ニューイヤーエクスプレス」15号です。

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新宿4:30発の「ニューイヤーエクスプレス」15号は10000形「HiSE」で運転 2008年1月1日 新宿で筆者撮影

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「HiSE」の「ニューイヤーエクスプレス」表示

「ニューイヤーエクスプレス」15号は、10000形「HiSE」が使用されました。ここ数年、毎年小田急の「ニューイヤーエクスプレス」は撮影しているのですが、10000形「HiSE」の「ニューイヤーエクスプレス」は初めて見ました。

さて、「ニューイヤーエクスプレス」15号を撮影後は、すぐに出発する各駅停車に乗車しました。そして代々木上原に向かいました。代々木上原では、今年も運転された東京メトロ千代田線から片瀬江ノ島まで直通する急行「初日の出号」を撮影しました。

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1000形で運転された東京メトロ千代田線から直通の急行「初日の出号」片瀬江ノ島行き 2008年1月1日 代々木上原で筆者撮影

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今年の「初日の出号」ヘッドマーク

今年も運転された、東京メトロ千代田線から直通の急行「初日の出号」は、1000形が使用されました。昨年、小田急では千代田線直通用の新型車4000形が登場したことから、この車両が使われるかと思ったのですが1000形の10両固定編成が起用されました。しかしヘッドマークは運転台内に掲出するような形状になり、一見「マーク無し」かとも思ってしまった簡素なものになりました。また、ヘッドマークの取り付け位置も藤沢方先頭(藤沢で向きが変わります)では車掌台側に付けられましたが、反対側では貫通路のガラス面に付けられていました。


小田急の終夜運転のロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス」と地下鉄千代田線から直通の急行「初日の出号」は、今年もこのように運転されました。今年は小田急で地下鉄千代田線にも乗り入れるロマンスカー60000形「MSE」がデビューします。来年にはMSE使用の「ニューイヤーエクスプレス」が出現するのか、また「初日の出号」に4000形の起用があるのか、気になります。いずれにしましても、今年の小田急も話題が多くありそうで、われわれファンを楽しませてくれることでしょう。

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2008年賀正 京王線の急行「迎光号」

今年も年が明けましたが、弊ブログでは今年の正月もまた例によりまして、終夜運転の臨時列車を撮影してきました。向かった先は新宿駅で、今回はこれも毎年恒例になった京王線の高尾山口行き急行「迎光号」を撮影してきました。

京王の終夜運転は、京王線・京王新線と高尾線・相模原線・井の頭線で行なわれますが、その中で高尾山でのご来光を拝む皆様に便利な臨時急行が3本設定されます。これら急行列車には毎年ヘッドマークが付けられ、「迎光号」として走ります。

今回もまた、3:30に発車する急行「迎光号」高尾山口行きか撮影しました。

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新宿3:30発の急行「迎光号」高尾山口行きは、都営新宿線本八幡からの直通列車で、都営10-300形10-370Fで運転 2008年1月1日 新宿(京王新線・都営新宿線)で筆者撮影

1本目の3:30発の急行高尾山口行きは、今年も都営新宿線からの直通列車で都営10-300形が充当されました。

次に2本目となる3:50発の急行「迎光号」高尾山口行きを撮影してみました。

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新宿3:50発の急行「迎光号」高尾山口行きは、9000系9704Fで運転 2008年1月1日 新宿(京王線)で筆者撮影

2本目3:50発の急行「迎光号」高尾山口行きは、今年も9000系が充当されヘッドマークが付きましたが、そのデザインは昨年から変更になりました。変更になった点は、昨年までは「かがやき」という文字があったのですがそれがなくなりました。これにより昨年までですと「迎光かがやき号」として運転されていたこれら臨時列車は、今年は「迎光号」として運転されました。

そして、4:20に発車する3本目の急行「迎光号」高尾山口行きを撮影してみました。

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新宿4:20発の急行「迎光号」高尾山口行きは8000系8729Fで運転 2008年1月1日 新宿(京王線)で筆者撮影

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8000系に付けられた今年の「迎光号」ヘッドマーク

3本目4:20発の急行「迎光号」高尾山口行きは、今年も8000系が充当されヘッドマークが付きましたが、こちらもデザインが変更になりました。

と、いうことで今年も例年どおり3本が運転された京王線の急行「迎光号」、京王車を使用する列車のヘッドマークが変更になったということはありましたが、昨年と同じように運転されました。

京王線沿線には高尾山薬王院を始めとして、高幡不動尊・大国魂神社(最寄り駅は府中)・深大寺(最寄り駅はつつじヶ丘または調布からバス)などといった、毎年初詣で賑わう神社仏閣があります。この三元日でお出かけになられてみてはいかがでしょうか?


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2008年賀正 今年開業する新路線・今年登場する新型車両

皆様、新年あけまして おめでとうございます。本年も弊ブログをよろしくお願いいたします。

さて弊ブログは例年元旦といいますと、終夜運転の臨時列車を撮影しいち早くアップしていたという記事を作成してきましたが、毎年同じようなことの繰り返しであることやその他事情によりまして今年は、新年の初めにふさわしく今年開業する新路線及び今年デビューする新型車について、まずは列記していきたいと思います。

今年はあちらこちらで新路線が開業します。首都圏では、まず3月に日暮里から見沼代親水公園を結ぶ新交通システム「日暮里・舎人ライナー」が開業します。現在試運転が行なわれています。また、時期を同じくしてこの路線も開業します。

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今年3月に開業予定の横浜市営地下鉄「グリーンライン」

3月には東急東横線の日吉からJR横浜線の中山を結ぶ横浜市営地下鉄4号線「グリーンライン」が開業します。リニア方式を採用した地下鉄で、港北ニュータウン地域の新しい足になります。これに合わせるような形で6月には東急目黒線が武蔵小杉から日吉まで延伸することになっていますので、この沿線地域の新しい交通ネットワークの誕生に期待がかかります。

そして6月になりますとこの路線も開業します。

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今年6月に開業予定の東京メトロの新路線「副都心線」用新型車両10000系

池袋から新宿三丁目を経由して渋谷まで、明治通りの地下を走る東京メトロ副都心線が開業します。開業と同時に東武東上線・西武池袋線との相互直通運転が行なわれることになっており、すでに開業済みの東京メトロ有楽町線と合わせまして、これら路線における運転ダイヤが注目されるとともに、新たなネットワークが誕生します。

首都圏ではこのように新路線が開業しますが、関西でも1月に京都市営地下鉄東西線が二条から太秦天神川まで延伸され、3月に大和路線の久宝寺から学研都市線の放出を結ぶJRおおさか東線が開業するほか、秋になりますと京阪電鉄において中之島線が開業します。東西で新路線開業が目白押しとなる年になるようです。


次に、今年も新型車両が多くデビューします。まずは、リリースが発表され今まさに注目を集めているこの車両です。

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3月にデビューする小田急の新型ロマンスカー60000形「MSE」

東京メトロ千代田線に直通する小田急ロマンスカーの新型車60000形「MSE」が、3月にデビューします。平日は通勤通学の着席需要に応える「メトロさがみ」「メトロホームウェイ」に、そして土・休日には東京メトロ千代田線北千住から箱根湯本へ「メトロはこね」として運転されるなど、今からデビューが楽しみなロマンスカーであると思います。おそらく運転開始日の指定席券はあっと言う間に売切れてしまうことかと思います。

このほか、東急で今年3月から急行の運転が始まる大井町線用の新型車6000系や、西武鉄道のこれからの主力車両となる30000系、そして東武東上線に夕方ラッシュ時の着席需要に応えるライナー列車用に50090系が登場します。いずれも新しい時代を切り開く新型車両としてデビューの日が楽しみであります。

このほか、3月にはJR武蔵野線に「越谷レイクタウン」という新駅が開業するとともに、各地で新駅の開業があるかと思います。


2008年は幕を明けました。これだけ多くの新路線開業・新型車が登場する今年は、大変多くの話題がありそうな年になるような気がします。皆様方にとりまして、今年1年が素晴らしい年であることを祈念いたします。

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