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2008.01.13

東急池上・多摩川線 新7000系デビュー

今日は、大変寒い中になりましたがまずは五反田に行きまして、ようやく本格的な営業運転に就くことになった東急池上・多摩川線用の車両である7000系に乗車してきました。

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東急池上・多摩川線にデビューした新7000系 2008年1月13日 五反田で筆者撮影

昨年の12月にデビューした東急7000系、しかしデビュー直後に不具合があったようで、なかなか運用に就いていなかったのですが、今年に入り2編成目が運転を開始して、ようやく出会うことができました。

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第1編成 7101F 2008年1月13日 五反田で筆者撮影

今も木造の屋根が残り、古きよき時代の私鉄の残す池上線に登場した7000系、五反田から乗車してみました。外観は、特徴的な流線型の前面にグリーン系統のストライプをあしらい、車内は現在増備中の5000系列を基本としながらも、内装に木目調のものを使用したり、中間車にはボックスシートが設けられているなど、新しさを感じさせながらも沿線地域のイメージを取り込み、随所に乗りやすさ・親しみやすさを感じさせます。こうして、終点の蒲田に着きました。

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2008年1月13日 蒲田で筆者撮影

蒲田からは、東横線の多摩川を結ぶ多摩川線が出ています。この路線にも7000系の第2編成が運用に就いていましたので撮影しました。

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多摩川線の運用に就いていた7000系 7102F 2008年1月13日 鵜の木で筆者撮影

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後追い 2008年1月13日 鵜の木で筆者撮影

こうして、2編成運用に就いていた7000系に出会うことができました。

平成の始めまで、戦前・戦後に製造された先代の3000系列が闊歩していた池上線と、2000年8月に東横線の複々線化に伴いそれまで目黒と蒲田を結んだいた目蒲線が分断され蒲田方が残された多摩川線、18m車3両編成で運転されるこれら路線系統に登場した7000系、人々が行き交う街に登場しました。
7000系の導入により、これまでこの路線系統で活躍していた先代の7000系からの改造である7700系や、7200系から改造の7600系といった、東急の一時代を代表しその姿を今に伝えていた車両は置き換えられることになります。

おそらくは東急でも地味な路線といえる池上・多摩川線に導入された7000系、沿線は古くからの住宅地を走ります。この車両はこれから、この路線の顔として沿線の人々に親しまれ活躍することでしょう。


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コメント

東急7000系カッコイイですね
私も是非乗車したいです

投稿: 如月瑞穂 | 2008.01.16 19:21

如月瑞穂さん、コメントありがとうございます。

東急池上・多摩川線に登場した7000系、以前の東急からは考えられないような流線型のスタイルをしています。これまでは日陰の存在であった池上・多摩川線で運転を始めた7000系、ぜひ乗車されてみてはと思います。

投稿: Kaz-T | 2008.01.16 23:46

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