急げや電気の道すぐに 京急大師線2008年の正月
今日は、これも弊ブログにおきまして毎年恒例となっている話題、京急川崎から小島新田を結び川崎大師への初詣客で賑わう京浜急行電鉄の大師線を訪れました。
京急大師線が1年で最も活気付く時期の到来 この路線の主力車両 旧1000形に今年も干支のヘッドマークが掲げられた 2008年1月3日 京急川崎で筆者撮影
毎年大勢の初詣客で賑わう川崎大師へ向かう路線、京急大師線は今年も正月時期は本数を倍増させた臨時ダイヤで運転され、全列車今年の干支である鼠をモチーフにしたヘッドマークが掲げられました。
では、本日運転していた大師線列車を、まずは京急川崎から一つ目の駅港町で下車して、ここから京急川崎方に戻った大師線の定番ポイントといえる場所で撮影してみました。
1500形も干支のヘッドマークをつけて運用に就く 2008年1月3日 京急川崎~港町で筆者撮影
こちらは現在の大師線の主力といえる旧1000形 2008年1月3日 京急川崎~港町で筆者撮影
今日は、港町駅が最寄となる川崎競馬も開催されていたことから、大師線は川崎大師への参拝客だけでなく新年早々の運試しで一山当てようとしていた方々も乗車していました。
このあと、再び川崎大師への参拝客で混雑する小島新田行きに乗車し、今度は川崎大師の次の駅東門前で撮影してみました。
1500形 1504 2008年1月3日 東門前で筆者撮影
旧1000形 1324 ホロ付き先頭の編成も運用に就いていた 2008年1月3日 東門前で筆者撮影
旧幕「川崎-小島新田」表示が残る旧1000形 1340 2008年1月3日 東門前で筆者撮影
旧1000形 1320 2008年1月3日 東門前で筆者撮影
京急大師線では、全線で地下化が行なわれることになっており、まず川崎大師~小島新田間が先行しています。撮影した東門前も地下化工事たけなわという状況になっていました。
今回撮影してきた本日の大師線、全6運用のうち4運用が旧1000形、残り2運用が1500形でした。本線でも見る機会が減ってきた旧1000形が4本運用に就いていましたが、中にはおそらくは4+4扱いになっている編成を分割して大師線運用に入れたためかホロがついている先頭車があったり、近年方向幕が京急的な省略としないもの(大師線の幕では「京急川崎-小島新田」が主流)に交換が進んでいる中、未だに省略式の行き先幕「川崎-小島新田」表示で運用に就いているものもあるなど、全6運用見てみますと細かいところで変化がありました。
さて、今年も干支がデザインされたヘッドマークが2種類登場し、大師線全編成に付けられました。それぞれのヘッドマークも撮影しました。
今年の干支「鼠」が描かれた大師線列車に掲げられたヘッドマーク
この時期おなじみの今年の干支をデザインしたヘッドマーク、2種類登場し旧1000形では向かって右側に、1500形では貫通路に付けられました。
こうして京急大師線の2008年が始まりましたが、京浜急行電鉄は今年で会社創立から110周年を迎えます。1898年に「大師電気鉄道」として設立して、翌年に六郷橋から大師までの区間で営業運転が始まりました。この路線こそが、現在の京急大師線であり京急発祥の路線ということになります。今では品川から横浜・横須賀・三浦半島へ、そして羽田空港を結ぶ大手私鉄として成長を遂げました。
節目の年となる京急で、発祥の路線である大師線が1年で最も賑わう時期、これからの京急の発展に期待するとともに、今年1年が良い年になることを切に願うところです。
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コメント
こんにちは。大師線は私もよく川崎大師へ行くのによく乗ります。旧1000系がまだ走っている路線ですよね。旧1000系が常時走っているということでずいぶん貴重ですし、本線とは一線を画したローカル線で、のんびりとした雰囲気がありますよね。私も好きですよ。それにしてもヘッドマークがかわいいですね。
投稿: オグリキャップ | 2008.01.05 14:49
オグリキャップさん、コメントありがとうございます。
速さが自慢の京急において、大師線はのんびりと走る独特の風情が感じられます。旧1000形が主力として活躍しているこの路線沿線は古くからの住宅地と工場地帯ですので、どこか雑然とした感じもありますが、この路線の雰囲気を盛り上げています。その大師線随一のスポットが川崎大師であり、今年も多くの初詣客が訪れこの期間中は大師線も列車を増発して運転しておりました。
正月の干支デザインのヘッドマークは毎年恒例になっており、撮影に訪れる人を多く見かけました。「このヘッドマークが登場しないと京急の新年は始まらない。」そんな感じもします。
投稿: Kaz-T | 2008.01.06 13:44
こんばんは。TBありがとうございます・・・と言いたい所ですが、操作ミスで承認待ちデータを削除してしまいました(涙)
お時間のあるときで結構ですので、再TBをお願いします。申し訳ありません(謝)。
さて本題ですが、1/3は旧1000形唯一の貫通幌付の1321編成が充当されていました。
現時点では貫通幌を使う運用はないことから、取り外してあっても問題ないのですが、何故か取り付けられたままになっております。
今後も固定編成が組まれる可能性は低いのですけど・・・。
投稿: ひろっぴ | 2008.01.07 20:39
ひろっぴさん、コメントありがとうございます。
私も1月3日に京急大師線を撮影しまして、恒例の干支ヘッドマークを撮影してきました。今年はやはり前面に幌がついた1321に注目が集まっていたかと思いますが、元は4+4の運用の中間であった車両を分割したのでしょう。確かにこれから4連でしかも大師線に運用に就くとなればもう必要のないものになりますが、もしかするとということがあるのかもしれません。
トラックバックの件、了解しました。再度送信しますので、よろしくお願いいたします。
投稿: Kaz-T | 2008.01.07 21:37