東急多摩川線アートラインプロジェクト「レインボートレーン」運転中
東急東横・目黒線の多摩川からJR京浜東北線の蒲田を結ぶ東急多摩川線では現在、「多摩川アートラインプロジェクト」が実施されています。このプロジェクトは東急多摩川線全7駅を舞台に、現代アートによる街づくりの活動となります。これに合わせまして東急多摩川線でも1編成、このプロジェクトに合わせた装飾列車が運転されています。東急オフィシャルサイトには全く記載がなかったこの企画、今回撮影しにまずは蒲田に行ってみました。そして、その列車は到着しました。
多摩川アートラインプロジェクトにより装飾された7703F 2007年11月17日 蒲田で筆者撮影
多摩川線では、池上線と共通運用でかつての東急の一時代を築いた7000系の残党である7700系が活躍していますが、このうちの1編成にこのような装飾がなされました。愛称は「レインボートレーン」と名づけられ、このプロジェクトのシンボル的な列車になっています。
蒲田からこの列車に乗車してみましたが、車内は特に通常の編成と変わらないようでした。途中で下車してこの編成を撮影してみました。
2007年11月17日 鵜の木で筆者撮影
2007年11月17日 武蔵新田で筆者撮影
中間車 デハ7803 2007年11月17日 武蔵新田で筆者撮影
武蔵新田で撮影後、再び戻ってきた「レインボートレーン」に乗車して、終点の多摩川まで乗車しました。
2007年11月17日 多摩川で筆者撮影
東急多摩川線は、それまでは目黒と蒲田を結んでいた目蒲線が2000年8月に多摩川で分断され、目黒方は目黒線として東横線のバイパスルートとなって、その後開通した地下鉄三田線・南北線に乗り入れる路線に変貌を遂げ、一方で蒲田方は多摩川線として再出発しました。取り残された多摩川~蒲田ですが、沿線地域の足として運転されています。今回のプロジェクトは、鉄道と沿線地域が連携した街づくりの一環として実施されています。
東急多摩川線では、池上線と合わせまして新型車7000系が導入されることになりその第一陣が先日、長津田に搬入されたとのことです。いよいよこの線区の7700系について置き換えが始まろうとしています。これから注目されることになるであろう、東急多摩川線7700系に出現した装飾列車になります。
この「レインボートレーン」は今月いっぱいの運転のようです。深まる秋、「レインボートレーン」に乗車しながら多摩川線各駅に出現したアートと合わせて沿線を散策してみてはいかがでしょうか?
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気ままな鉄道情報ブログさん
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