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2007.09.29

水郡線の新型気動車 キハE130系

勝田からは水戸行の普通列車E501系に乗車しました。到着した水戸からは郡山・常陸太田を結ぶ水郡線が出ています。この路線には今年、新型気動車が導入されたとのことで、ここで撮影してみることにしました。

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水郡線の主力車両になったキハE130系 キハE131+キハE132の4両編成 2007年9月29日 水戸で筆者撮影

水郡線では、JR発足後にキハ110系が導入されて活躍していましたが、この形式の車体構造上水戸付近の混雑に対応しきれなくなってきたことから、今年より新型気動車としてキハE130系が導入されました。

キハE130系はステンレス車体で3ドアという構造です。ローカル線用というよりも都市近郊型気動車といった趣があります。もちろんワンマン運転対応で車内はセミクロスシートのようです。

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青い車体は2両編成のキハE131+キハE132 2007年9月29日 水戸で筆者撮影

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赤い車体(手前の車両)は両運転台のキハE130 2007年9月29日 水戸で筆者撮影

キハE130系は2種類の外装があり、赤の外装は両運転台のキハE130、青の外装は2両編成のキハE131+キハE132になります。いずれも水郡線沿線の風景をイメージした外装とのことです。

今回は乗車こそはしませんでしたが、水郡線で主力車両になったキハE130系を撮影しました。JR発足後の導入されたキハ110系はこの路線では早くも置き換えられ、捻出されたキハ110系は東北地区へ転属してこの地のキハ58系などの旧国鉄型気動車を置き換えるとのことです。

今年でJR発足20周年を迎えましたが、水戸エリアではメイン路線の常磐線でも、ローカル線でも世代交代が行なわれていました。特にJR発足後に導入された車両だからといって油断していると、いつのまにか置き換えられていたということも今後は起こりうる話ではないかと思えます。今回の勝田車両センターの公開といい、水郡線に導入されたキハE130系といい、なおさらそう思った次第です。


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