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2007.08.09

北の大地を駆けるスーパー特急

さて北海道を鉄道でめぐる際は、特急列車を利用することが多くなるかと思われます。JR北海道が誇る「スーパー特急」、先に函館から札幌を結ぶ「スーパー北斗」について記事にしましたが、他にも特急列車は走っています。

まずは、札幌から釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」です。

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札幌から釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

かつては、北海道の代表的な特急列車であった「おおぞら」号は、今では札幌から千歳線・石勝線経由で根室本線の釧路を結ぶ特急です。JR北海道が誇る振り子気動車283系で運転されていますので「スーパーおおぞら」という愛称になっています。283系のLEDには釧路湿原に舞い下りる丹頂鶴が描かれています。
さて、石勝線経由で運転される特急にはこんな列車もあります。札幌から帯広を結ぶ「スーパーとかち」です。

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283系で運転される札幌から帯広を結ぶ「スーパーとかち」 2007年8月5日 苗穂で筆者撮影

「おおぞら」のうち、帯広止まりになった列車に付けられた愛称「とかち」ですが、この列車にも283系が使用される列車には「スーパーとかち」という愛称になっています。なお、従来の183系を使用した「とかち」号もまだ運転されています。
JR北海道では10月にダイヤ改正が行なわれ「スーパーとかち」が増発されるそうで、これにあわせて261系が増備されるとのことです。

さて、その261系を使用した特急列車として、最北の地稚内へ走る「スーパー宗谷」があります。

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稚内を目指す261系の特急「スーパー宗谷」 2007年8月5日 苗穂運転所から出庫を筆者撮影

最北端の地宗谷岬から付けられた「スーパー宗谷」は、札幌から稚内を結ぶ特急列車です。261系は振り子機構こそはありませんが、281系・283系から引き継がれてきたスーパー特急です。

北の大地を駆け巡るこれらスーパー特急、乗車してみますと、北海道の雄大さが良くわかるのではないかと思います。また、乗り比べてみるのもまた楽しいかと思います。

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